Sakata guitars島村楽器限定モデル製作の様子④

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2020年10月26日

こんにちは! ギター担当の今村です!! 今回はSakata guitars島村楽器限定モデルの様子を少し間が空いてしまいましたがご紹介させていただきます!! 島村楽器限定モデルの坂田ギターについては[https://www.shimamura.co.jp/shop/kofu/ag-ukulele/2 […]

こんにちは!

ギター担当の今村です!!

今回はSakata guitars島村楽器限定モデルの様子を少し間が空いてしまいましたがご紹介させていただきます!!


島村楽器限定モデルの坂田ギターについてはこちら


トップブレースの接着

トップの一番大きなXブレースを圧着しました!!

接着といっても簡単ではなく、定位置に正確に接着できるよう事前の準備を多くしました。マスキングで正確な位置が分かるようにしたり、位置がずれないように滑り止めを施したり......

皆さんはこうやってブレースが圧着されることを知ってましたか!?

この接着法は多くのギター製作家が取り入れており、Go-Bar Systemと言われたりもします。竹などのしなりに強い棒を曲げることでテンションを与え、下にあるブレースをきっちりと貼り付けています。

トップはフラットに見えて実は坂田さんのギターはRがついています。詳細は長くなってしまうので割愛させて頂きますが、鳴りをよりよくしていくためにトップを少し膨らんだようにしています。



バックセンターの割れ止めの接着

今度はバック材です。

センターの割れ止めのスプルースを接着しました。

この接着も横や縦にずれたりしないよう、あて木を使います。

バックブレースのR付け

バックのラダーブレースなのですが、バックのRにあわせ接地面が曲面になってます。

こちらも専用の治具で手作業でRをつけていきました。


まとめ

なかなか見ることのない光景ですよね。ゴーバーシステムで圧着されているこの光景が今村は好きだったりします。(笑)

接着だけでもはみ出た接着剤を乾く前に拭き上げなければいけなかったり、適正な位置へ接着しなければいけなかったりと、結構神経を使う作業でした。

また作業が進行しましたらHPも更新していきますので、ぜひご覧ください!

ありがとうございました!

担当 今村(いまむら)

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