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こんにちは、デジタル担当の橋本です!
PC/Macでの音楽制作がトレンドとなりつつある昨今、コロナ禍による在宅時間の増加により、これから曲作りチャレンジしてみたい!という方も多いのではないかと思います。
そういった際にまず必要になるものとして音楽制作ソフトやもちろん重要ですが、同じく重要となるのが『オーディオインターフェイス』です!
ですが、DAW/DTM初心者の方からすると
「そもそもオーディオインターフェイスってなんなの?」
「たくさんラインナップがあってどうやって選べば良いのか分からない…」
という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなオーディオインターフェイスの選ぶポイントと、当店おススメの機種をご紹介したいと思います!!
オーディオインターフェイスとは?
オーディオインターフェイスとは、簡単に言えばコンピュータにおける「音の出入り口」のことを指します。
上の図の通り
・マイクやギターの音を取り込む“音の入口”の役目、そして
・取り込んだ音やパソコン内部の打ち込みの音をスピーカーやヘッドフォンに送る“音の出口”の役目
を果たします。
例えばマイクの音をオーディオ・インターフェースなしでパソコンに取り込む場合、マイク入力端子自体が付いていないか、端子はあっても
のようなミニジャックと呼ばれる形状のものがほとんどです。
ちなみに一般的な録音やライブで使われるマイクの形状は
のようなXLR/キャノン端子となります。
仮に変換アダプター等を使用してマイクとパソコンに無理やりに直接接続出来たとしても、ザーとかサーといった雑音やノイズが乗ってきてしまったり、適切な音量を得られなかったりするのです。
パソコンに搭載されているマイク端子やヘッドホン出力端子と言うのは「会話レベルの録音ができて、簡易再生ができればOK」という最低限の機能を果たしているのが大部分。
つまりSKYPE等のテレビ電話等を使用する場合のように「会話ができる程度の音質」となりますが、録音・打ち込み良い作品・高クオリティな楽曲を作るためにはこれでは不十分です。
また、音を再生する際もこのオーディオインターフェイスは重要です。
パソコンから直接出力する場合、ノイズに悩ませられたり、音質の劣化といった問題が生じます。
これは「デジタル信号を音としてアナログ信号に変換する」機能(AD/DAコンバータ)の品質精度・性能がパソコンとオーディオ・インターフェースで大きく異なるためです。
そういった音の観点から、作品を仕上げる上ではオーディオインターフェイスは必需品と言えます。
オーディオインターフェイスを選ぶ際のポイント
それでは、続いてオーディオインターフェイスを選ぶポイントを項目別にご紹介!
入出力を考える
オーディオインターフェイスを選ぶ際にまず重要となるのがこの入出力。
つまり、どれだけのマイクや楽器を同時にレコーディングできるかの“入力”の数と
どれだけの音声を同時に出せるかという“出力”の数。
ボーカル、ギターなど、何を録音したいか?
また何chのトラックを出力したいかによって選び方が変わってきます。
一般的な自宅での録音作業なら「2in2out(2つの入力と2つの出力)
バンド全体・ドラムレコーディングなどは、それ以上のin/outが必要になります。
出力数に至っては使用者さんによっては“同期演奏”と呼ばれる手法においても非常に重要となってきます。
また、単純な数以外にも、オーディオインターフェイスによっては入力端子がギターやベースなどの楽器に特化した入力を持つものや、高品位なパーツやプリアンプを採用しマイクの音質がすごく向上するものなど、様々な違いがあります。
こちらも注視しつつ、目的・用途に応じてしっかり検討して選んでいきましょう♪
価格/音質を考える
「1万円~3万円くらいの価格の間ならぶっちゃけ音質に違いがないんでしょ?」というお声をお客様からも良く頂きますが、決してそんなことは御座いません!
値段が違えば確かに再生&録音の音質も違ってくるものです。
限られた予算の中でもよいレコーディングをするためにも、しっかりと考えていく必要があります。
時間があれば、当店にて試聴出来る機種も多数ございますので一度試してみてください。
5,000円くらいの違いでも劇的に音質が良くなったりするんです☆
同じメーカーのシリーズであってもワングレード上がるだけでグッと録音される音がクリアになったり、“マイクプリアンプ”というオーディオインターフェイスの入力段にある部分に格別の拘りを以って商品化されているモデルなどもあり、ここが価格に影響してきたりします。
入力、録音されるマイクや楽器の音が違ってくることはもちろん、録音したり打ち込んだりして曲を編集、ミックス、マスタリングする段階においても、どれだけ高音質に音を再生できるか、という点においてもオーディオインターフェイスの品質が如実に影響してきます。
最高の曲を作るためにも、オーディオインターフェイスの品質には是非拘ってください!
接続端子
パソコンと接続する際の端子も要チェック!
現行モデルは基本的にUSBで接続するモデルが大半かと思いますが、USBにもType-A,BとかType-Cとか、2.0とか3.0…などなど様々な規格が枝分かれしています。その他、USB以外にもMacユーザーの方にはなじみ深いThunderbolt端子、プロフェッショナルモデルで使われるイーサネット端子など、接続方法は実は結構色々あります。
また、皆様はレイテンシーという言葉をご存知でしょうか?
これはコンピュータでの音楽制作の際の、アナログとデジタルのデータ変換処理に伴う発音の遅延のことを指す業界用語です。
声や楽器などをオーディオインターフェイスに入力し音楽ソフトに取り込み、それがヘッドホンやスピーカーを介して我々の耳に届くまでに、必ずいくらかのタイムラグが発生するのです。このラグをレイテンシーと言い、技術的にゼロにすることは不可能!
とはいえ、ラグが多いと満足なレコーディングや政策が出来ません。
もちろんレイテンシーは少ない方が良いのです。
そしてこの「レイテンシー」も接続端子(USB、Firewire、thunderbolt等)や本体の製品精度によって変わってきます!
特にボーカルやギターなどでストレスの無い録音を行うためにも、この点は結構需要なポイントです。
iOSとの接続
近年はパソコンだけでなくiPhoneやiPadなどの音楽制作アプリも充実してきています。
Apple社が無料提供しているGarageBandやSteinberg社のCubasisなどをはじめ、強力なアプリが本当にたくさんあり、オーディオインターフェイスにおいても“iOSで使用出来る”という点が強く求められています。
昨今のモデルはiOSで使用出来る事が多いのですが、高度なアルゴリズムで動作する高級モデルなどはiOSで動作させることができなかったりします。
値段が高いから絶対使える、というワケでもないんです。
また、iOSとの接続の手順も機種によって異なります。
シンプルに付属のUSB-LigtningケーブルでiOSとオーディオインターフェイスをサクっと接続して使えるモデルもあれば
USBケーブルの先端をカメラアダプターという変換プラグで切り替え、更に別途オーディオインターフェイスへ電源を供給して使うものもあれば
上記のように電源の取れるUSBハブを使用しなければうまく接続できないものまで様々です。
パソコンでしか使わないよっというかたはそもそも無視してしまって構わないポイントですが、iOSでも作曲やってみたいな~という方はここは見定める必要があります。
付属ソフトや付加価値
オーディオインターフェイスは、機種によってDAWソフトや音源、編集用のプラグインなどが無料で付帯する事が多々あります。
例えば、DAWソフトCubaseシリーズなどを展開するSteinberg社のオーディオインターフェイスであればCubase AIという無料版のCubaseが付属し使用出来たり、Native Instruments社のモデルであればKOMPLETE STARTという同社の16のプロ品質のシンセとサンプル・インストゥルメント、そしてエフェクト、ループ、サンプルなどが網羅されたソフトが付帯したり。
これらは即戦力的に楽曲制作に取り入れる事が出来る大きな付加価値と言えます。
また付属ソフトウェア以外に、例えば今人気のオーディオインターフェイスSolid State Logic社のSSL2シリーズは同社の40年以上にわたり最高級オーディオミキシングコンソールを作り続けられてきた知識と経験を詰め込んだ「Legacy 4K」という特有の機能を本体に搭載しており、この機能をONにするだけで、まるで同社の数百万円もするような機器を通したようなエッジの効いたパンチのあるマイク録音サウンドを生み出してくれる等、ハードウェア由来の付加価値があるものも!
こういった点も、ご自身の音楽制作に必要なものと照らし合わせじっくりと選んでいきましょう!
おすすめオーディオインターフェイスをご紹介!
れでは、当店で人気のインターフェイスを少しご紹介!
初心者さんや学生さんにも買いやすい1~3万円台から、1ランク上の高品質なインターフェースまで揃えました!
Steinberg UR12
メーカー | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Steinberg | UR12 | ¥11,000 |
配信で使えるループバック機能付きかつ、1万円で買える高音質のオーディオインターフェイスです!
必要な機能を最低限に絞っている為、MIDIキーボードを繋げたり、複数のアウトプットが出来ないなど拡張性は望めませんが、お試し機としては十分ご使用いただけます!
Steinberg UR24C
メーカー | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Steinberg | UR24C | ¥24,200 |
・入門者の方にも嬉しい高過ぎない価格
・価格に見合わなぬ高音質なサウンド
・最新のUSB-TYPE C規格を採用
・本体内にミキサー機能やリバーブなどのエフェクト機能を搭載
・PC/Macはもちろん、iOS(iPad,iPhoneなど)でも使用可能
といった理由で、事実上、2020~2021年における国内の1万円台のオーディオインターフェイス市場において覇権をとっている機種、UR22Cの上位版!
これから作曲を始めてみたい!という方には非常におススメできる逸品です!
※UR22Cは2021年4月現在、様々な事情で長期欠品となっております。
UR24CはUR22Cの機能そのままに、アウトプットが増えたことで、レコーディングだけでなく、同期演奏などライブなんかでも活躍します!
Focusrite Scarlett 2i2 (第三世代モデル)
(2i2は画像左です。)
メーカー | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Forcusrite | Scarlett 2i2 | ¥19,140 |
プロオーディオ界のレジェンドRupert Neveによって創設された英国のメーカー、FocusriteのScarlettシリーズもおすすめです!
高品質なプリアンプを製造している事でも知られており、ことマイクプリアンプ部分のノイズの少なさに関しては1万円台という価格帯では堂々のNo.1!!
また、本体に“AIR”というボタンが追加されており、これを押すことにより同社のプロ用ISAマイクプリアンプをモデリングしたワイドレンジでクリアなサウンドでレコーディング出来てしまうという優れもの!
特にマイク録音にこだわりたい方におすすめ!
Solid State Logic SSL2/SSL2+
メーカー | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Solid State Logic | SSL2 | ¥26,000 |
Solid State Logic | SSL2+ | ¥35,475 |
担当的に一番オススメと言っても過言ではないのがこのSSL2シリーズ!
Focusriteと同じく、Solid State Logicというイギリス発(現在はアメリカ拠点)の名門コンソールメーカー!
マイクプリのノイズレスさ具合は前述Focusriteをさらに上回り、一部のプロ用機材よりも上となる超クリア仕様!嫌なノイズを一切気にすることなく録音に没頭することが出来ます!
そして本機種の何と言っても特徴的な機能が、このメーカーの歴史的アナログ・ミキシングコンソールSL4000の音を再現する“Legacy 4K”ではないでしょうか。
レコーディング時に本体の4KスイッチをONにすることで音楽的に前に来る高周波帯域のEQをブーストした、エッジの効いたパンチのあるサウンドへ魔法のように変えてしまう事が可能です!
ボーカル、楽器などを問わず、パンチがありつつ楽曲へスッと馴染んでくれるので作品の制作が捗る事間違いなし!
また、同社の別売り199$するSSL Native™ Vocalstrip 2を始め、様々なプラグインが無償提供されるのもおいしいポイントです!
機能を削ぎ、その分を音質に全振りしたような一点突破モデル!
そしてSSL2+になると新たに独立したレベルコントロールが可能な大出力ヘッドフォンアウトプットを 1 系統追加!
共同制作者と同時にヘッドフォンで聞く事が可能になります。
またMIDIインターフェースも備えているので、キーボードやDAWコントローラーなどを繋げて、もっと快適に音楽製作が可能になります!!
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