![電子に限らず、「ピアノとしての演奏性の高さ」を左右する重要なポイントの一つが「表現力」。強弱とそれに伴う音質の変化が、自分の思うようについてくれるかどうかが大切です。 ピアノレッスンって必ず宿題が出ますよね。まだ小さい子供、幼稚園くらいのうちから、「この曲は明るい雰囲気だから、元気に力強く弾いてみよ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/iwata/wp-content/uploads/sites/136/2023/10/20231004-20170818-f9761cd04a4af2da0fab16b99627efcb.jpg)

電子に限らず、「ピアノとしての演奏性の高さ」を左右する重要なポイントの一つが「表現力」。強弱とそれに伴う音質の変化が、自分の思うようについてくれるかどうかが大切です。
ピアノレッスンって必ず宿題が出ますよね。まだ小さい子供、幼稚園くらいのうちから、「この曲は明るい雰囲気だから、元気に力強く弾いてみよう」「でもここは優しく柔らかいかんじで弾いてみよう」などなど、ただ楽譜にある音符をなぞるだけではない、まさに「表現力」の練習が求められます。
教室や発表会にあるグランドピアノは、子供の成長具合やその日の気分、「あっ最近練習サボってるなー?」という事まで分かるほど、弾き手によって音色の変化を感じることができる表現力があります。やっぱり「出来た!」「褒めてもらった!」という経験が子どもにとっては最大のやる気に繋がりますよね。「練習はいっぱいしたのに、褒めてもらえなかった…」というのは、もしかしたらピアノのせいかも??
だからこそ、グランドピアノほどでは無くても、ピアニシモの優しく繊細な音色から力強く鋭いフォルテシモまでがしっかり表現できるかどうかというのは、レッスン用のピアノを選ぶ際には必ず気を付けたいポイントです。特にレッスン用でお探しの場合は、誰がどう弾いても同じように綺麗な音が鳴るピアノでは勿体無いですよね。
電子ピアノは「総合力」で選ぼう!

この「表現力」を左右するのが「スピーカー」「鍵盤」「音源」です。よく「鍵盤が本物のピアノに近いものが良い」と言われる事が多いですが、「音」の部分が満足点に達していないのに鍵盤だけやたら重い・・・というピアノは逆に弾きにくくて仕方ありません(汗)。
どれか一つに特化して(お金をかけて)作られたものより、「総合点の高さ」で選ぶのがポイントです。ここをしっかり理解した上で、ご予算やメーカーなどを絞っていくと良いですよ。ひとつずつチェックしてみましょう。
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