【管楽器】フルートの選び方

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2023年11月29日

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管楽器担当者紹介

管楽器アドバイザー・ピアノアドバイザー池田(いけだ)

管楽器アドバイザー・ピアノアドバイザー池田(いけだ)

フルート歴は15年です♪
中学1年生から吹奏楽部に所属し、マーチングコンテストでは全国大会金賞を受賞しました。高校では吹奏楽コンクール関西大会にて金賞、アンサンブルコンテスト兵庫県大会金賞を受賞しています。国立の教育大学へ進み、フルートを専攻。カルメン幻想曲を卒業研究・演奏し卒業いたしました。愛用楽器はpearlの総銀製カンタービレです♪ 小さなお子様から人生の先輩方まで、一緒にぴったりの管楽器選びをサポートさせていただきます☆彡

木管楽器編・フルートの選び方

こちらではフルートの選び方についてまとめました。
吹奏楽部に入部した方、フルートを始めたいとお考えの方、皆様のお力になれたらと思います✨

フルートとは

木管楽器のフルート。唄口に息を当てることで空気を振動させ発音するエアリード奏法の木管楽器です。

フルートの各パーツの名称

フルートは3つのパーツにわかれており、名称があります。

頭部管・主管・足部管の素材の違いによって吹きやすさや音色も変わります。

カバードキイ・リングキイ、オフセット・インライン

カバードキイ

一般的なフルートのキイ。

キイカップがフタ状になっておりより、自然で押さえやすいです。
指の小さい方などリングキイの穴が塞ぎきれない方などに適しています。

リングキイ

キイカップがリング状のため孔(穴)を確実に押さえるのに技術が必要です。指先に空気の振動を直接感じることができ、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能になります。リングキィのほうが若干音抜けが良く、明るめになると言われています。

オフセット

左手薬指で押さえるキイが少し出っ張っている押さえやすいキイの配列です。よく使われるのはオフセットです。

インライン

キイが1直線で並んでいる配列です。カバードキィに比べ音の立ち上がりが少し良くなります。

Eメカニズム

『Eメカニズム』は、フルートの構造上出しづらい第3オクターブの「ミ」(E音)を出しやすくするためのキイシステム。
スタンダードモデルに使用されていることが多いです。

トーンホール(音孔)

ドローン(音孔引き上げ)タイプ

機械でトーンホール(音孔)を引き上げて、先端をカールさせて製作する方法です。明るく、良く響いてくれるのが特徴です。各ブランド共エントリーモデルからセミハンドメイドモデルまではほぼドローン方式で生産されています。

ソルダード(音孔ハンダ付)タイプ

トーンホール(音孔)の穴に音孔用のリング形状のパーツをハンダ付けして製作する方法です。ドローンよりもしっかりとした重厚な響きが特徴です。国内主要ブランドではセミハンドメイドモデルから採用していることが多いです。

足部管

C足部管

最低音が「ド」までのモデル。一般的にはC足部管を使用しているモデルが多い。C管フルートは明るく輝きのある音色です。

H足部管

最低音がさらに下の「シ」の音までが演奏できる。H足部管は管体が長くなり、ダークで艶のある音色が特長。
音域の拡大のほかに、中音域での音色や音程の安定というメリットがあります。

フルートに使われている材質の違い

フルートのモデルの違いは材質です。どのパーツに何を使用しているかで音色や吹きやすさ、価格も変わってきます。

素材によって息を入れたときの抵抗感が増します。

管楽器の吹奏時の抵抗感は表現力に繋がる大切な部分です。「抵抗感」があることで弱く綺麗な音を出したいときに音が安定したり、強弱や音色のコントロールもしやすくなります。

白銅

銅とニッケルの合金で、錆びにくく耐久性があり音を鳴らしやすいのが特徴です。低価格なことからエントリーモデルによく使用されます。

洋銀

銅とニッケルに亜鉛を加えた合金で、白銅同様錆びにくく耐久性があることが特徴です。各音域のバランスが良く明るい音色で白銅同様音を出しやすい素材です。こちらもエントリーモデルに多く使用されています。

銀←担当者池田も総銀製のフルートです★

他の金属よりも柔らかい音色で音色変化が出しやすいと言われます。現在のフルートの形を開発した19世紀の楽器製作者、ベームが採用した金属も銀で、最も人気の高いフルートの素材です。
同じ金属でも使用されている部分や銀の純度で吹奏感、音色にも違いが出てきます。

★銀製のフルートは他の楽器と音馴染みもよく、吹奏楽にはぴったりです♪

ゴールド

金独特の外観が最大の特徴です。音は金にしか出せない圧倒的な遠達性と独特の響きが魅力です。使用される金の純度(10K、18K、24Kなど)によっても音色に違いが出てきます。

★金製のフルートはソロ演奏で特にその音の輝きで本領発揮☆彡音大を検討される方、音大受験を控える学生さんにぴったりです♪

プラチナ

金よりも重量が重いのが特徴です。その質感の通り、ダークで重厚な音色が特徴です。その重さから音を出すには他の金属以上に息を入れる必要があります。

木(グラナディラ)

クラリネットやオーボエにも使用されている「グラナディラ」という木を使用しており、非常に硬く水に沈んでしまうくらい比重が重い木材です。木製らしいあたたかみのある音色になります。

おすすめは頭部管銀製モデルから!

吹き口の頭部管は息を吹き込む大事なところです。フルートらしい音色、表現力のためには頭部管は銀製モデルからがおすすめです。

お勧めメーカー

フルートには様々なメーカーがあります。
どのメーカーの特徴も異なるので、ぜひご試奏していただき、吹きやすい、好きな音色などお選びいただけたらと思います。

画像をクリックすると各メーカーのフルートページに飛べます。

YAMAHA (ヤマハ)

中高の学校備品としてよく導入されているYAMAHAのフルートは、とにかく吹きやすいので初心者の方にはオススメです。

音色はクセのない明るい音色で、音程は抜群に良いです。

Pearl (パール)

Pearlのフルートの音色は柔らかく、初心者の方にも吹きやすいです。

ラインナップも豊富で、初心者の方からプロの方まで幅広い層に支持されています。

Altus (アルタス)

フルート専門メーカーとしては比較的歴史の新しいアルタスですが、スムーズな息の流れのある吹奏感やバランスの良い鳴り・柔らかな音色が特徴。

ぴったりのフルート探しサポートします♪

フルート教室開講しております

お問い合わせ

店舗島村楽器
イオンモール伊丹昆陽店
電話番号072-787-8840
担当者池田

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。