![楽器を弾いている多くの方が、「近所迷惑になるから」と音量を必要以上に抑えて練習しています。しかし音楽は、本来“響かせてこそ”成長するもの。弱い音だけで練習を続けることは、実は上達を大きく遠ざけてしまいます。ここでは、大きな音で練習するメリットと、弱音練習のデメリットを楽器別に分かりやすく解説し、最後 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/hiroshima/wp-content/uploads/sites/64/2025/09/20250927-5f24006a18f1f334e11c43b72c6428ec.jpg)
【防音室】【防音室の必要性】ー 本来の音量で練習できる環境が、あなたの演奏を変える ー
楽器を弾いている多くの方が、「近所迷惑になるから」と音量を必要以上に抑えて練習しています。
しかし音楽は、本来“響かせてこそ”成長するもの。
弱い音だけで練習を続けることは、実は上達を大きく遠ざけてしまいます。
ここでは、大きな音で練習するメリットと、弱音練習のデメリットを楽器別に分かりやすく解説し、
最後に防音室がもたらす価値をご紹介します。
弊社発行のHappy Jamでも過去に取り上げられており、
楽器演奏が脳に良いことが証明されていますね♪
CONTENTS
弱い音で練習するデメリット(全楽器共通)
弱音での練習は、身体の使い方から音色・フォームまで多くの影響を及ぼします。
●音色が育たない: 小さな音に合わせて身体が縮こまり、楽器本来の響きが得られなくなります。
●フォームが崩れる: 弱く弾こうとすると腕や指の動きが制限され、本番で大きな音を出す際に無理が生じます。
●表現が単調になる: 豊かなフォルテやダイナミクスは強弱の練習が必要で、弱音だけでは限界があります。
●音が前に飛ばない: ホールで響かない、アンサンブルで埋もれるなど、本番で音量不足が起きやすくなります。
このように弱音練習は「静かに練習できる」という利点の裏で、多くの成長要素を犠牲にしています。

楽器別:大きな音で練習するメリット
ピアノ:腕の重さと響きを体で覚えられる
ピアノの音は“鍵盤を押す力”ではなく“腕の自然な重さ”と“打弦の響き”で決まります。
大きな音で練習することで得られる効果は大きく、
- 鍵盤に腕の重さを自然に預けられる
- 低音の深い響きを体感できる
- フォルテのコントロールが上達し、弱音との対比が豊かに
逆に弱い音だけで練習すると、指先だけで弾く癖がつき、音が薄くなる傾向があります。

ギター(アコギ/エレキ):“鳴らし方の核心”が身につく
ギターは、弦をしっかり鳴らした瞬間に倍音が生まれ、音色が立体的になります。
大きめの音で練習すると、
- 腕全体を使った安定したピッキング
- 太い倍音による豊かなサウンド
- ロックやジャズのニュアンスを正確に再現
逆に遠慮した弱々しいピッキングが続くと、音がぼやけ、ライブで音抜けが悪くなります。

サックス:息の量と支えが整い“通る音”に
サックスは息の量が音色・音程・響きすべてを決めます。
大きな音での練習は、
- 息の流れが安定し音程が良くなる
- 太く伸びる響きが身につく
- 高音が抜ける“ホールで通る音”が作れる
弱い息で練習しているとアンブシュアが不安定になり、音がかすれたり割れたりする原因に。

ヴァイオリン:弓圧とスピードの“正解”を体で覚える
ヴァイオリンは弓の圧力・スピード・角度のバランスが命です。
大きな音で弾くことで、
- 弦に弓を乗せる感覚が掴める
- 力みのないしなやかなダイナミクスが身につく
- ビブラートが豊かで厚みある音色に
弱音での練習ばかりだと、弓が逃げる癖がつき、音が薄くなってしまいます。

DTM・電子楽器:モニターバランスの判断が正しくなる
DTMの場合は“音量そのもの”よりも“正確なモニタリング環境”が重要です。
大きな音・適正な音圧でミックスすると、
- 低音の量感や定位判断が正確になる
- コンプレッサーやEQの効き方が分かる
- プロ環境に近い音作りができる
小音量でのミックスは、バランスを誤認しやすく、仕上がりに大きく影響します。

大きな音を出すために必要なのは「技術」ではなく「環境」
多くの演奏者は“大きな音を出したいのに出せない”状況にあります。
これは言い換えると、
「上達スピードを自分で制限している」
ということでもあります。
だからこそ注目されているのが、防音室です。
"防音だけでない"防音室がもたらす3つの価値
① 技術面
- 思い切り音を出して本来の響きを体で覚えられる
- フォルテ/弱音の幅を大きく伸ばせる
- 音色作り・フォーム・呼吸法が自然に上達
② 精神面
- 近隣を気にせず集中できる
- 音量ストレスがなく練習が楽しくなる
- 自信をもって本番に臨める
③ 生活面
- 家族にも迷惑をかけず練習できる
- 夜でも安心して演奏できる(状況による)
- 自宅が“第二のスタジオ”になる
防音室は「技術の投資」であり「精神の安心」であり、「生活の質の向上」にも繋がります。
まとめ:防音室は“上達の最短ルート”
楽器は本来の音量でこそ表現力が育ちます。
弱音だけの練習は、フォーム・響き・音色の成長を妨げてしまいます。
だからこそ、
思い切り音を出せる環境=防音室
は、演奏者にとって最も価値のある設備のひとつです。
あなたの音楽をもっと自由に、もっと豊かに。
自宅の練習環境をアップデートしてみませんか?

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