皆さまこんにちは!
今回は、リードとリガチャーに関するお話です♪
リードを替えずに!吹奏感を変える方法をお伝えします。まずはリードの説明から。
硬いリードと柔らかいリードとは
振動の速度に違いがある
・柔らかいリードはしなります、硬いリードは張りがあるので速い振動が起こります。
・「高い音が薄っぺらいなぁ~」と思ったことはありませんか? これは、高音域に必要な速い振動が足りていない、つまり、出したい音に対してリードが柔ら過ぎるため、硬めのリードに替えてみましょう。
・逆に低音域は、小さな音量で吹くと出やすいので反応の良い柔らかいリードの方が簡単です。
・つまり、高音域と低音域双方が「ちょうど良い」と感じたリードが。あなたにとって「良いリード」ということになりますね♪
どれを選べば良いか
・高音域をしっかり出すために、硬めのリードを使うとします。恐らくですが、開始後15分~30分で「もう無理・・・口が限界・・・」となってしまいがちです。。
・硬いから良い、柔らかいからダメということではありません。目的に応じてリードを変えることが必要なだけです。
例えば、以下のようにします。あくまで極端な例です(笑)
「この曲は高い音が多いから、ちょっと硬いけど高音が出やすいリードにしよう!」
「このパートは低音のロングトーンが出てくるから、楽に出せる柔らかめのリードにしてみよう!」このように考えてみてはいかがでしょうか。
※アンブシュアによって変わることでもあるので、あくまで一例です。
リガチャーとリードの関係性
位置を考える
リガチャーは、リードをMPに固定する器具ですが、口元に近い部分なので音色や吹奏感に直結する大事なパーツです。リガチャーそのものの素材も関連しますが、今回は位置関係についての解説です。
通常は、マウスピースとリードの先端を合わせます。
リードの寿命
使い方次第で変わります
・同じリードを使い続ける→一見、「愛着があるんやなぁ。。」と思いますが、吹きやすいからといって同じリードを使い続けると寿命は短くなります。そのリードを「大事に使う」方がいざという時に役に立ちますね。
・リードの色が黒ずんでいる、先端が欠けている状態のリードは、すぐに替えましょう。
・常に新鮮なリードであることが理想ですが、リード代も中々・・・。1箱10枚入りでデフォルトで吹きやすいリードは1枚あるかないかですから、上記の方法を試して少しでも改善すれば幸いです。(ただし、応急処置のようなものですので、同じリードを使い続けることはなるべく避けましょう。)
インストラクターが丁寧にレッスンいたします♪
・生徒様の8割が「全くの初心者、未経験者」です。(この記事を見た方は経験者か、ある程度知識のある方がメインかもしれませんが・・・)
・生徒様のペースに寄り添うレッスンを目指していますので、いつでもお気軽にお問合せください♪
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それでは、また他の記事でお会いしましょう!
この記事を書いた人
担当コース:サックス デジタル管楽器インストラクター:山下航平
広島文化学園大学 学芸学部 音楽学科 サクソフォン専攻 同大学卒業演奏会に出演
中学校、高等学校教諭第一種免許取得
在学中はクラシックを専攻しながら市内ライブハウスでの演奏を始め、アーティストサポート等幅広い分野で活動中。
社内デジタル管楽器コース認定取得。音楽教室アドバイザー。
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