防音室はどうして必要なのか? 防音室選びのポイントは?

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2023年07月08日

こんにちは。島村楽器八王子店の防音担当:堀(ほり)です。 八王子店はお店にヤマハとカワイの防音室を展示をし、いつでも気軽に体験いただけます。 ご来店の際は防音室の中に入ってどんな感じなのかをぜひご体験ください。 実際に楽器をお持ち込みいただき、お試しいただけます。 0.8畳の小スペースの防音室から2 […]

こんにちは。島村楽器八王子店の防音担当:堀(ほり)です。

八王子店はお店にヤマハとカワイの防音室を展示をし、いつでも気軽に体験いただけます。

ご来店の際は防音室の中に入ってどんな感じなのかをぜひご体験ください。

実際に楽器をお持ち込みいただき、お試しいただけます。

0.8畳の小スペースの防音室から2.0畳のアップライトピアノが入る防音室まで4機種を展示中です。中古防音室のお取り扱いもしております。

もしこの記事を読まれている方が、楽器の演奏や音楽制作をしていたり、映画や音楽鑑賞が好きだったり、何か集中が必要な作業をされているなら、防音室があるといまよりももっと毎日を楽しめるようになるかもしれません。

防音室はお家で起きる音の問題を予防・解消します

 例えば、音楽制作や楽器の練習、映画や音楽鑑賞をお部屋で大きな音を出しながらやる時間は限られていたりして、自分のやりたいときにできないという問題や、周囲への騒音になってしまう問題を、防音室は予防・解消します。

 また、防音室内ではお家や近隣の音を遮音するため、静かな集中できる空間を獲得し、プライバシーを保護した学習や仕事、簡易的な録音スペースとしてご利用いただくこともできます。

防音室があるとできるようになること何ができるようになるのか
楽器の練習お家で楽器の練習をする時間が増やせます。
音楽制作時間を気にせずスピーカーを使った音楽制作ができます。
音楽鑑賞時間を気にせず大きな音で音楽を楽しめます。
映画鑑賞時間を気にせず大きな音で映画を楽しめます。
読書・学習・仕事静かな集中できる環境を作ります。また機密を保護します。
音声の収録静かな環境で録りたい音だけを収録できます。

買って後悔しないための防音室の選び方

 防音室を買ってよかったと満足な結果のためには、お客様の目的に沿った防音室を選ぶ必要があります。

 もし間違った選び方をしてしまうとお客様の目的を果たせず、買って後悔をしてしまう可能性があるので防音室選びには注意が必要です。

 防音室選びに重要となるポイントは、「予算」「お客様の目的」「防音室の仕様」の3つです。

予算

 まず1つ目のポイントとして「予算」があります。

 ヤマハのセフィーネNSやカワイのナサールといった、お部屋の中に防音室を設置する場合には選ばれる「防音室の仕様」によってある程度のお値段が決まってきます。

 防音室の購入には防音室本体だけでなく、配送費・組立費の他、エアコンの設置費用やエアコン本体の代金などが必要になります。

 また、引越しの際にかかる費用や、もし手放すとなった時の買取金額など、購入の前には様々なことを入れた総額を考慮し、予算を決めると良いでしょう。

予算項目説明
本体価格防音室本体の価格です。
配送費防音室の配送費です。
組立設置費防音室をお部屋に組立・設置するための費用です。
エアコン代防音室の中にエアコンを取り付ける場合のエアコンの価格です。
エアコン設置費用防音室の設置と合わせて、防音室内にエアコンを取り付ける費用です。
基本的には防音室の設置と同時に専門の方に取り付けいたします。

お客様の目的

 2つ目のポイントは「お客様の目的」です。

 選んだ防音室がお客様の目的を果たすことができなければ、そのお部屋にある防音室は無駄になってしまいます。

 何が目的なのかをハッキリさせておくことで、必要な「防音室の仕様」もより具体的に決まっていきます。

 防音室を購入される「お客様の目的」は、大きく3つに分類できます。

1.大きな音を外に漏らさないようにするため

 楽器の練習や音楽制作や音楽・映画鑑賞を防音室内で音の出せるようにします。

 楽器の種類やどのようなジャンルの音楽を鑑賞されるかによって、必要な防音性能が変わります。

 また、音楽制作や映画鑑賞をする際にどのくらいの画面の大きさでやりたいのかによって、必要な防音室の広さが変わります。

2.防音室外の音を中に入れないようにするため

 読書・学習・収録・その他作業などのためにお家や周辺の音を防ぎ、集中のできるスペースを作ります。

 どのくらい静かな環境が必要なのか、何ができればいいのかによって必要な防音室の仕様が変わります。

3.個人や会社の機密を守るため

 WEBミーティングやWEB配信を行なう際に、家族や不特定多数に聞かれたくない話題を保護します。

 あまり大声を出すことがない場合は遮音性能はDr-30のものでも問題はありませんが、大声を出すことがある場合にはDr-35かDr-40のものが良いでしょう。

防音室の仕様

 もし遮音性能が足りなければ、騒音問題の予防・解消ができません。

 もし防音室のサイズが小さければ、快適に防音室内で活動ができなくなります。

 他にも、天井の高さ・防振対策・Fix窓・エアコン設置など、様々なことを目的に応じて適切に選ぶ必要があります。

仕様の詳細どんな影響があるのか
遮音性能音をどのくらい漏らさないのか。
防音室の外の音をどのくらい防ぐのかが変わります。
広さ防音室内で使用する楽器、設置する楽器や机などの大きさ、中に入ることのできる人数などが変わります。
防振対策の有無階下や隣の部屋に低音の振動を伝えにくくするかどうか。
ピアノやチェロなど接地する楽器には特に有効です。
Fix窓の数防音室の外の景色が確認できるので開放感が得られます。
お部屋の窓側に取り付けることで自然の光を入れることもでます。
エアコンの有無防音室を長時間利用する場合に室温を快適に保ちます。

 防音室を無駄にしないためにもお客様の目的に沿った適切な防音室の仕様を選びましょう。

 防音室選びの際には、ぜひ気軽に店頭もしくはWEBからお問い合わせください。

 お客様の目的をお伺いし、最適な防音室を選ぶお手伝いいたします。

お問い合わせ

防音室についてのお問い合わせは、以下の防音室お問い合わせフォームからお問い合わせください。

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