【エレキギター・ベース編】初心者にオススメな弦の選び方解説!【メンテナンス】

イオンモール福岡店

イオンモール福岡店店舗記事一覧

2020年10月14日

*エレキギター・エレキベースの弦の選び方をご紹介! ギター・ベースなどの弦楽器を弾くうえで大事なメンテナンスのひとつが[!!弦交換!!]です。]]その弦交換をする時に必要なのが[!!弦!!]ですよね。]]でもいざ弦コーナーに行ってみると種類が豊富すぎて分からない…という方も多いかと思います。]]今回 […]

エレキギター・エレキベースの弦の選び方をご紹介!

ギター・ベースなどの弦楽器を弾くうえで大事なメンテナンスのひとつが弦交換です。
その弦交換をする時に必要なのがですよね。
でもいざ弦コーナーに行ってみると種類が豊富すぎて分からない…という方も多いかと思います。
今回はそんな方たちへ向けた弦の選び方をご紹介していきます!

MENU

まずは弦を選ぶ時のポイントをチェック!

こちらもオススメ!
弦交換は島村楽器にお任せください!
【アコギ・クラギ編】弦のオススメな選び方をわかりやすく解説!【初心者必見】

弦を選ぶ時のポイント

どのギターやベースもまず弦を選ぶ時に見るべきポイントがあります!

  1. 弦の太さ(ゲージ)
  2. 弦の素材
  3. 弦の長さ(スケール)※ベースのみ

これだけです!
まずはこのポイントを踏まえた上で、ご紹介していきます。

エレキギターの弦の選び方

こちらはエレキギターの弦の中でも使用されることの多い弦、ダダリオの弦を参考にパッケージの読み取り方を説明いたします。

MENUへ戻る

ゲージの種類

弦の太さの事を、ゲージといいます。
ゲージが変わるとテンション・つまり弦の張力が変わるので、押弦の際に必要な力や感触、音質も大きく違います。





■Extra Light(エクストラライト)
■Super Light(スーパーライト)
■Light(ライト)
■Midium(ミディアム)
■Heavy(ヘビー)
■Custom(カスタム)

上から太くなっていく感じですね。
音質的には弦が細いほど、線の細い繊細なサウンドになります!
ちなみに、一般的なエレキギターの弦の太さ(ゲージ)による基準は【ライト】になります!

※表記は同じでも弦メーカーによっては若干ですが太さが異なる場合があります。

MENUへ戻る

ゲージによる音の違い

Extra Light(エクストラライト)
【0.008-0.038】
Super Light(スーパーライト)【0.009-0.042】
特徴
テンションが低く押さえやすいのが特徴。
初心者の方や、指の力に自信のない方は、弾きやすいのでおすすめ。
テンションが低い分、弦が暴れてビビり(*1)やすくなるので、使用する際には注意が必要。このゲージでは音が繊細すぎると感じる方はここから太くしてみると良い。ストラトキャスターなどに張られていることが多い。
Light (ライト)【0.008-0.038】
特徴
演奏しやすいのが特徴。音色のバランスも取れていて、どのタイプのギターに使用しても扱いやすい。
よくレスポールタイプなどに貼られていることが多い。
迷ったときはとりあえずこれ!
Midium(ミディアム)【0.011-0.049】
Heavy(ヘビー)【0.012-0.052】
特徴
低音が強く重厚感があり、伸びが良いのが特徴。
メタルやハードロックを演奏する方にオススメ。
テンション(*2)が高いため、弦を押さえる際に力が必要です。
初心者の方や、指の力に自信がない方は演奏が大変になるかもしれません。
カスタムゲージ
特徴
1~3弦には細めのスーパーライトゲージを4~6弦にはライトゲージを採用した、良いとこどりのタイプ。
弦のテンション感や弾き心地などにこだわって、独自のバランスで組み合わせたゲージをカスタムゲージ等の呼び方で呼んでいるのがこれらのゲージ。
こだわる人は一弦づつ自分の好きな太さの弦を選んで購入される方も。
細いゲージと太いゲージの大まかな特長
細いゲージの特徴 太いゲージの特徴
コードを弾くときに… 楽であまり力が要らない ある程度の力が必要
弦の切れやすさ 切れやすい 切れにくい
弾いた感触 柔らかめ 硬め
サウンドの張り 弱い 強い

ゲージはサウンドにも、弾き心地にも、ギターのメンテナンスにも関わってくる部分なのでとても大事ですね。


(*1)ビビり:弾いた弦が振動したままフレットにあたり「ビィィーン」という音が出てしまうこと。
(*2)テンション:弦の張力のこと。

MENUへ戻る

弦の素材と特徴

弦の素材には主に三種類あります。

  1. ニッケル
  2. スチール
  3. コーテッド(コーティング)

では、1つずつ特徴を説明していきましょう!

ニッケル

最もポピュラーで、錆びにもほどほどに強く人気の高い素材です。
柔らかい金属で、加工もしやすいため、高品質な弦には圧倒的にニッケルが使用されています。
ニッケルは強い磁性体の金属なので、ギターのピックアップの磁石と良く反応し、エレキギターに最も合う素材と言われています。
比較的安価であり、一番人気なのでまずはこれを選ぶのもアリです!

スチール

鉄にクロームを加えた合金のことで、手汗による錆びにも強くとても丈夫であり日常生活でもおなじみの金属です。
硬い素材で切れにくく耐久性があり、シャープでパリッとしたサウンドを生み出します。
クセはありますが、音のキレを気にする方などにお勧めです。

コーテッド(コーティング)

ニッケル弦を薄い皮膜で覆うコーテッドタイプ。
その分価格もやや高くなりますが、耐久性が格段にアップします。
デメリットは、通常弦の弾き心地が失われてしまうことです。
コーティングの方法は各社メーカー違い、コーティング弦の耐久性と通常弦の弾き心地の両方を求めて研究されているそうです。
特に、Elixir(エリクサー)は三種類のコーティング弦を販売しており、コーティングの違いにより、音質・弾き心地が違うため、自分にあった弦が見つけやすいかもしれません。

MENUへ戻る

コーティング弦について

最近は弦の寿命が長いという事で、コーティング弦が主流になりつつあります。

■コーティング弦で代表的なElixirは、三種類コーティング弦があります。

POLYWEB(ポリウェブ)

・エリクサーの初代モデル。
・コーティング弦ならではの「指滑りの良さ=スクラッチ・ノイズの少なさ」とバランスのとれたトーン

NANOWEB(ナノウェブ)

・POLYWEBの後に発表され、
 スタジオ・ミュージシャンを始めとする多くのエレキ・ギタリストに絶賛され、
 受け入れられるようになった弦。
・巻弦にはコーティング、プレーン弦には「アンチラスト」という腐食防止加工が施され、
 多くのメーカーの出荷弦にも採用されるなど、弦市場においてはもはや大きな存在となっている。

OPTIWEB(オプティウェブ)

・最新のコーティング弦。
・革新的な軽量コーティングを採用
・ナノコーティングよりもさらに薄いコーティングが施され、
 コーティング弦でありながら、ノン・コーティング弦と変わらない自然な音色を得ることができる。
・指触りも自然で、グリップ感を維持しながらエリクサーならではの長寿命を実現している。

MENUへ戻る

エレキギター弦選びのポイントまとめ

  1. 迷ったときはとりあえず演奏しやすいニッケルのライトゲージ。
  2. ゲージが細くなるにつれ、柔らかく繊細な音に。
  3. ゲージが太くなるにつれ、パワフルで伸びが良くなる。
  4. はっきりとしたシャープな音が出したいならスチール弦がオススメ。
  5. 価格は多少上がるが、最近は耐久性も高く寿命も長いコーティング弦も主流になってきている。

上記をふまえた点で、次回は弦を選んでみてください!
弦の素材や太さを変えた後の音の違いを確かめてみて、自分に合った弦をチョイスしましょう!

MENUへ戻る

ベース弦の選び方

毎度おなじみの弦、ダダリオの弦を参考にパッケージの読み取り方を説明いたします。

スケールの種類

ベースの弦の長さをスケールといいます。
エレキベースはタイプによってベースのスケールが違うので、まずはご自身のベースのスケールが何かをチェックしてみてください。
ちなみに、スケールの種類は以下の4種類になります!(※機種によって稀に異なる場合がございます)




■SHORT(ショート)
■Midium(ミディアム)
■Long(ロング)
■Super Long(スーパーロング)

上から長くなっていく感じですね。
もし長さが違う弦を張ってしまうと、チューニングが狂いやすくなったり、ビビりやすくなったり…最悪の場合、弦の長さが足りなくて張れないこともありますので、購入する前にしっかりチェックしてくださいね!

MENUへ戻る

代表的な適合スケール
SHORT SCALE(ショートスケール)
ムスタングベースなど小さめのベースに多い。
Midium SCALE(ミディアムスケール)
SGシェイプなどのGibson系ベースに多い。
Long SCALE(ロングスケール)
ジャズベースやプレシジョンベースなどの一般的ベースに合います。基本的にはロングスケール弦が多い。
Super Long SCALE(スーパーロングスケール)
多弦ベースや裏通しという張り方が出来るタイプのベースに合うことが多いです。
しかし、多弦でもロングスケールという場合もあるので要注意。

かなりざっくりではありますが、以上のようになります。
まれに普通のジャズベースタイプなのにスーパーロングスケールじゃなきゃ合わない!ということもあるので、不安な方はスタッフにどの弦が合うかお気軽に尋ねてみてくださいね!

MENUへ戻る

ゲージの種類と音の違い

パッケージに書かれているゲージ(太さ)によって、それぞれ音色や張り感も異なります。
基本的には、1弦=0.45・4弦=.105、もしくは1弦=0.45・4弦=.100のものがオススメです!
初心者の方でしたら、まず弾きやすい【045-100】が良いかと思います。

張り感 音質
弦の太さ(細い) 張りが弱いと押さえやすい 線の細い繊細なサウンド
弦の太さ(太い) 張りが強く、押弦に力が必要 音量・低音のあるパワフルな音

弦が太くなればなるほど音は中低音域が増え、どっしりとしたサウンドになります。
また弦の張りが強くなり、弾くときに力が必要になります。
逆に弦が細ければ細くなるほど、ベースサウンドの中の中低音域が減り、高音域が目立つギラギラしたサウンドになります。
弾き心地は弦の張りが弱くなり、弾くときに力が必要なく楽です。

MENUへ戻る

弦の素材と特徴

一般的に使われているベースの弦には、3種類あります。

  1. ニッケル
  2. ステンレス(スチール)
  3. コーティング弦

では、1つずつ特徴を説明していきましょう!

ニッケル

ニッケルはベース弦の素材としては最もポピュラーです。
多くのベースメーカーが出荷時の標準弦としています。
弾き心地がなめらかで中音域が出やすいのが特徴です。
迷ったらニッケルの弦を買えば問題ないです!

ステンレス(スチール)

ステンレス弦はニッケルに比べると少ないですが、ポピュラーな素材の一つです。
硬い素材でサビにも強くなります。また弾き心地が少し硬くザラザラする感じです。
サウンドは高音域がギラギラする印象でスラップ時のバキっと感が特徴的です。

コーティング弦

コーティング弦とは文字通りベース弦の表面にコーティングが施された弦です。
通常のベース弦は金属で出来ているため、弾いているとだんだんサビていきます。
コーティング弦はサビを防ぐために弦の表面に特殊なコーティングをして弦の寿命を伸ばしているのです。
通常の弦に比べて約2~3倍ほど長持ちすると言われています。
しかしコーティングをしている分、値段が高くなってしまうというデメリットもあります。

MENUへ戻る

弦の巻き方の違い

ベース弦には、ROUND WOUND(ラウンドワウンド)弦と、FLAT WOUND(フラットワウンド)弦があります。
これはベース弦の巻き方の違いです。
ベース弦は芯線という中心にある線に、巻線という細い線がぐるぐる巻きついている構造になっています。

ROUND WOUND(ラウンドワウンド)弦

断面が丸い巻線が巻いてある弦です。
表面がデコボコしているので触った感触がザラザラしています。
明るい音色で立ち上がりが早く、サスティンが長いのが特長です。
最も一般的なエレキベース弦です。

FLAT WOUND(フラットワウンド)弦

断面が四角い巻き線が巻いてある弦です。
表面が滑らかで触った感触がツルツルしています。
丸く落ち着いた音色でサスティンが短いのが特長です。
アコースティックベースやジャズ系のベースに張られることが多いです。

MENUへ戻る

ベース弦選びのポイントまとめ

  1. まずは自分のベースに合ったスケールを選ぶ。(わからない場合は気軽に聞いてくださいね!)
  2. 弦のゲージ選びに迷ったら一般的な太さの0.045-0.105くらいを選ぶ!太さを変えると音色と弾き心地も変わります!
  3. 弦の素材はニッケルが一般的!ギラギラ感が欲しいならステンレスを試してみるのもありです。
  4. 巻き方はROUND WOUND(ラウンドワウンド)弦が一般的!ジャズをするならフラットワウンドもありです。
  5. コーティング弦は価格が少し上がるが長持ちするので張替えの頻度を減らしたい方などはオススメ。

上記のポイントを押さえた上で次回は弦を選んでみてください!
今まで気にしてなかった部分を気にかけてみることで、新たな発見に出会えるかもしれません!
自分の音楽スタイルに合った弦を探してみてはいかがでしょう!

MENUへ戻る

お問い合わせ

店舗 イオンモール福岡店
TEL 電話をかける

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。