楽器店スタッフが伝えたい、電子ピアノ購入前に知っておきたい事。失敗しない電子ピアノの選び方。

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2022年10月05日

電子ピアノの購入にあたり知っておきたいことを電子ピアノ担当がじっくり解説いたします。

電子ピアノの購入にあたり知っておきたいことを電子ピアノ担当がじっくり解説いたします。

島村楽器アリオ柏店ピアノ・電子ピアノ担当

島村楽器アリオ柏店の電子ピアノ担当の田上です!電子ピアノ選びに悩んだら即ご相談ください。誠心誠意アドバイスいたします!

電子ピアノって何?

まず、電子ピアノとは、どういった物なのでしょうか?そしてそのメリットとは?

簡単にいうと、楽器の王様とも称されるアコーステイックピアノの音を、電子で再現したものが電子ピアノということになります。そのメリットとしては、

  • 音を小さくできる。・・・本物のピアノは音量を下げる事ができないので、住宅環境や弾く時間帯を選ぶこととなります。電子で音を出すことによってボリュームの調整が可能に。
  • 調律がいらない。・・・本物のピアノのように中にピアノ線があって、それが発音するわけではないので、調律する手間が要りません。
  • 手ごろな価格とコンパクトなサイズ。・・・連外的なものもありますが、響板や弦などが仕込まれていないので、大仰なフレームが要りません。なので、価格面でも設置面でもメリットがあります。

これは良いことばかりですね。では逆にデメリットはなんでしょうか?

  • 表現力の限界・・・本物のピアノは、弦をハンマーで物理的にたたくことで音を発音します。電子ピアノはあくまで音のシミュレーション。いうなればヴァーチャルリアリティの世界です。
  • 鍵盤の感触の限界・・・こちらも理由は同様です。しかし近年はかなりリアルにタッチ感を追求したモデルもありますが、完全に本物同様とはいきません。

という具合になります。以上の点のメリットとデメリットを見比べて、我が家には本物のピアノがあっているのか、電子ピアノがあっているのかを判断していただければ良いかと思います。
電子ピアノが良いとなりましたら、下の記事へとお進みください。

ピアノレッスンで大事な事とは?

目安ですが、「習い始め、初心者」に多い4~7歳くらいの子供であれば、早い子で2か月、遅い子でも半年ほどで、「両手演奏」「強弱記号」「スタッカート」「スラー」といった演奏技法を学びます。「綺麗な音が出る」というだけの基準で選んでしまうと、「正しく弾けていなくても出来たつもりになってしまう」→「レッスン先のグランドピアノでは弾けないまま」という落とし穴が!指先の微妙な力加減の変化を、正しく音で返してくれるピアノで練習する事が上達のポイントです。

電子ピアノの鍵盤タッチの違いとは?

ここでは電子ピアノの鍵盤の仕組みと種類を解説いたします。

「家のピアノとレッスン先のピアノで鍵盤が違いすぎて、練習にならない!」という話をよく聞きます。確かに軽すぎる鍵盤で練習すると指の力が養われず、悪い癖がついてアコースティックピアノが弾けなくなってしまいます。電子ピアノの場合、鍵盤を弾いた強弱を感じとるセンサーの数(精度)・鍵盤の素材(構造)!これらが鍵盤タッチの良し悪しを左右しています。

※樹脂鍵盤

 およそ15万円までのピアノに多いプラスチック製の鍵盤。軽いタッチのものが多く、爪が当たる時のカチカチ音が目立ちやすい傾向があります。

※木製鍵盤/木製パーツ使用鍵盤

 通常のピアノ同様に、木材を鍵盤に採用しピアノらしい弾き心地になってます。上位機種になればなるほど、鍵盤の奥の長さや1鍵1鍵の重さ(本物のピアノは低音と高音で重さが違うんです!)がグランドピアノに近い構造になっています。
ローランドの木製鍵盤は少し違います。
こちらはローランドのハイブリッド鍵盤。下に記載してあるハイブリッド鍵盤と間違えやすいですが、こちらは「樹脂と木をハイブリッドにした鍵盤」という意味です。

※ハイブリッド鍵盤

 木製鍵盤というだけでなく、グランドピアノやアップライトピアノの鍵盤アクションの構造をそのまま搭載した電子ピアノです。鍵盤にはとことんこだわりたいという方にはとてもおすすめです。

電子ピアノの音はどんな風に鳴っている?

さて、鍵盤の次は音です。タッチばかりに気を取られがちですが、実はこの音が最も重要な表現力を司ります。本物のピアノの音にいかに近づけるか。各メーカーが最も心血を注いでいる部分といえます。

音源について

各メーカー色々な呼び方をしていますが、大きくはサンプリング音源とモデリング音源に大別されます。

※サンプリング音源

最高級といわれるグランドピアノの88鍵全てを一つ一つ録音する「サンプリング」という技術を使っています。鍵盤を押すことで発音します。ヤマハやカワイなど、大半の電子ピアノではこの方式を採用しています。

※モデリング音源

録音された音を再生するのではなく電子機器の中で演算して音を作ります。ピアノの音がどうやって響くかという過程を最新技術でデジタル化したもので、ローランドはこの形式を採用したメーカーです。


同じサンプリングでも、メーカーによって録音したピアノや再生技術は違いますから、当然音色も多少違います。各メーカーのおおまかな音源と音色の特徴を見てみましょう。店頭で比べる時は同じ価格帯同士で比べてみてくださいね。

メーカー音源特徴
YAMAHAヤマハ最高級コンサートグランドCFX全体的に明るく爽やかな音
ROLAND世界中の有名なコンサートグランドの音を分析広がりのある伸びやかな音
KAWAIシゲルカワイフルコンサートグランドピアノEX重厚感のある低音とキラキラした高音
CASIO世界3大ピアノメーカーのグランドピアノシャープではっきりした音
KORG表記無し明るく力強い音

※スピーカーについて

 電子ピアノの場合、表現力(音の強弱や音色の変化)を大きく左右するのが、スピーカーです。良い電子ピアノほど大きなスピーカーを4つや6つもしくはそれ以上搭載しており、グランドピアノのように、高音は上から降り注ぐように低音は足元から響くように鳴るのが理想的。

どのくらいの予算で見ればいいの?

やっぱり気になるのは値段。価格帯によってピアノの特徴も変わってきます。価格帯別のおすすめモデルをご紹介します。下のバナーをクリックしてください。

価格帯別おすすめモデルのリンク集


ピアノ・電子ピアノお役立ちリンク集

お役立ち情報

その他、何か解らないことがございましたら、担当の田上までお気軽にお尋ねください!

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。