HISTORYから希少ローズウッド材を使用したプレミアムモデル含む2シリーズを3月31日(土)発売

2018年03月26日

 島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬利明)は、2019年に25周年を迎える国産ギターブランド『HISTORY(ヒストリー)』から新たに2つのシリーズを発表します。1つは「Premium(プレミアム)」の頭文字を冠した『PHシリーズローズネック』。希少なインディアンローズウッドをネックに使用し、最新トレンドも反映した”ハイエンドコンポーネント系”です。天然木材をはじめとする妥協なき材料を用い、日本のモノづくりの粋を凝らして製作された、まさに一生ものの楽器を手に入れたい方向けのモデルです。もう1つは「無骨な、荒削りな、男らしさ」などを意味する「Rugged(ラギット)」の頭文字を冠したRHシリーズの第2弾、『RHシリーズセットネック』。懐古をイメージした”使用感あるヴィンテージスタイル”です。価格が20万円前後と比較的手が届きやすいため、ビギナーや若いバンド層にもおすすめのモデルです。
テイスト・価格帯の全く異なる2つのシリーズを追加し、様々なギタープレーヤー層の要望に応えてまいります。発売日は2018年3月31日(土)です。

PHシリーズローズネックは、HISTORYにおけるハイエンド・プレミアムモデルとして企画したラインアップです。ローズウッドは伝統的なエレキギター・ベース製作には欠かせない材料ですが、資源の枯渇にともない2017年1月2日、ワシントン条約による全種の国際間取引制限が発効。天然素材ゆえに、将来にわたって良質な材料が供給され続ける見込みは薄く、更なる価格の高騰や品質の低下は避けられません。既にストックしている材料から、高品質な楽器を生産できるのは今しかないと考え、同シリーズは誕生しました。
ローズウッド材のネックは非常に薄い塗装を施し、独特の手触りや質感の良さ、レスポンスに優れるサウンド、豊かなサスティン・・・これらを十分に堪能頂ける仕上りにしています。飾り物でなく実際に演奏するための楽器としてありたいと考え、ボディ材やパーツ、カラーリングはシンプルかつ実用的になるようプレイヤー目線でチョイスしました。性能にはこだわってハイエンドパーツを搭載しながらも、その外観は豪華さや派手さより、高品質で飽きずに永く使えることに重きを置いています。
価格はエレキギター『PH-RS1/SSH』が¥330,000(税抜)、『PH-RT1』が¥300,000(税抜)、エレキベース『PH-RB4A』が¥350,000(税抜)、『PH-RB5A』が¥370,000(税抜)です。

RHシリーズは、よりシンプルでスタンダードな仕様をベースとしながら、HISTORYならではの品質へのこだわりを込めています。GOTOH社製のレトロテイスト溢れるパーツや、アンティーク処理を施した特注パーツを搭載。また塗装は、下地にしっかりと強度のあるポリ系塗料を採用することで四季のある日本の過酷な環境変化にも安定した品質を保ち、一方で表層部には伝統的なニトロセルロース系のラッカー塗料を採用することで、しっとりとした質感をもたせています。その塗装表面は細かい傷を付けて風合いを付加していますが、塗膜の剥離やヒビを入れるなどの木部へダメージを与える極端な加工は施さずに、程よい使用感を持たせた落ち着きあるモデルです。あくまでも楽器としての品質を優先させたHISTORYならではのこだわりです。
このRHシリーズは2018年1月に第一弾として4モデルを発売し好評を博しています。今回はその第二弾として、セットネックタイプの3モデルをラインナップいたしました。いずれもその製作には高い技術が必要とされるモデルですが、HISTORYならではの品質でセットアップがなされています。やや出力を抑えたHISTORYオリジナルのハムバッカーは枯れたトーンが魅力、RHシリーズならではの塗膜の薄さと相まって、自然で心地良いボディ鳴りがストレートに出力されます。いずれのモデルもラッカー塗装ならではの落ち着いた半艶仕上げに、更に1本ずつ手作業で経時変化の演出を加えておりますので、同じものが二つとない味わい深い佇まいとなっています。
価格はエレキギター『RH-SA』が¥188,000(税抜)、『RH-LS/FM』が¥163,000(税抜)、『RH-SG』が¥147,000(税抜)。

新境地を開拓し続けるHISTORYブランド。是非お近くの島村楽器でお試しください。

 

◆HISTORYトップページ

https://www.shimamura.co.jp/originalbrand/history/index.html

 

■製品仕様

PHシリーズローズネック(ギター・ベース)

RHシリーズセットネック(ギター)