1周年を迎えるギターブランド『RYOGA(リョウガ)』 8月3日(金)に3機種5カラーを追加

2018年08月01日

 島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬利明)は、昨年8月3日に始動したエレキギター・エレキベースのブランド『RYOGA(リョウガ)』に、新たに3機種・5カラーのエレキギターを追加します。『CICADA(シカーダ)-T2』は1色展開で12本生産、『SKATER(スケーター)-MH3/ANV』、『SKATER-MH3』は各2色展開で6本ずつの少量生産。価格は¥170,000~¥246,000(税抜)です。ブランド立ち上げから1周年となる2018年8月3日(金)に、下記に記載の”RYOGA展開店舗”にて発売いたします。

RYOGAシリーズでは、同じモデルに対して同じカラーを作り続けることはせず、生産ロットごとに新しいカラーを投入していきます。また巷にある既存のカラーはなるべく使わずに、開発した新カラーを採用することもテーマとしています。今回追加する機種は各モデルの現行機がもつ特長を踏襲しながらも、サウンド面やルックス面にひときわ光る特色を持たせました。1周年の節目を飾るにふさわしい逸品となっております。

『CICADA-T2』は、CICADAモデルのコンセプトである「軽量&コンパクトで弾きやすい、セミアコを彷彿とさせるサウンド」はそのままに、新しくトレモロアームを搭載したマルチユースなモデル。ライブでの表現の幅がより広がりました。また現行機の「CICADA-G2」よりもボディが5mm薄く、ネックもスリムになったため一層プレイアビリティが向上しました。

ギタリストがセミアコを使用するバンドも多い昨今ですが、セミアコは大音量で歪ませた際にハウリングが起こりやすいという弱点を抱えています。しかしCICADAでは、ボディバックのマホガニー材を大きくくり抜いたホロウ構造を採用し、Fホールを開けない閉じた作りによってこの弱点を大幅に改善しました。またクリーントーンでは、独特なエアー感あふれるマイルドなトーンに。一方、歪ませた際は豊かな倍音成分により、中音域に厚みのあるサウンドを得られます。さらに今回の『CICADA-T2』ではトーンノブを引くことでハムバッカーがコイルタップされるため、サウンドバリエーションが増加。638mmスケールならではのハリのあるサウンドも魅力です。

『CICADA-T2』のカラーは、CHA(チャコール)の1色展開。アッシュ材をバーナーで焦がすことで木目が際立っており、天然杢の質感をよりリアルに表現しました。製品1本ごとに異なる表情を持っているため、”あなただけの特別なギター”になることでしょう。

▲CICADA-T2 CHA(チャコール)

 

SKATERモデルは、極めて軽量かつバランスに優れた設計です。開発のコンセプトでもあるライブパフォーマンスへの貢献はもちろん、スタジオや自宅練習の場など、あらゆる場面で快適な演奏環境を提供します。これは初心者からプロミュージシャンに至るすべてのギタリストに対して、おすすめできる重要なポイントだといえます。

特筆すべき点は、24フレット仕様かつ大胆なヒールカットが施されたハイポジションの演奏性。リードプレイのみならず、高音域を多用する現代的な演奏スタイルにその実力を遺憾なく発揮します。今回の『SKATER-MH3/ANV』、『『SKATER-MH3』は、同モデル初のミディアムスケール。ネックグリップもスリムにしてあり、手の小さい方にも弾きやすい仕様にしました。

2機種に共通して、弦を裏通しにしたノントレモロブリッジと厚さ38mmとエレキギターとしてはスリムなアルダーボディにより、スピード感あるサウンドを放ちます。またレスポンスの良いハイミッドのトーンが、心地良さを与えてくれます。シンプルなコントロールながらサウンドの幅広さも魅力で、フロントピックアップを活かしたキレのあるコードカッティング、リアのハムバッカーを活かした歪みサウンドなど、これ1本で様々なシーンに対応できます。

カラーリングも特色に満ち溢れました。『SKATER-MH3/ANV』は2色展開で、それぞれワニ柄とダチョウ柄のシートを貼り付けたCRO(クロコダイル)とOST(オーストリッチ)。CROはワニ柄をベースにファッショナブルなブラウンメタリックで塗装しました。OSTはドット模様のダチョウ柄とクールなブラックメタリックのコンビネーションにより精悍な印象を与えます。

▲SKATER-MH3/ANV 左からCRO(クロコダイル)、OST(オーストリッチ)

 

 

一方、『SKATER-MH3』のカラー名には花の名前を冠しました。桃色がかった紫色が目を引くSMR(スミレ)と、クールな紫色AYA(アヤメ)の2色展開。塗装後にパール仕上げを施しているため、見る角度を変えると色の見え方も変化します。ライブでは光の反射とパフォーマンスの動作が合わさることにより、表情の変化を変幻自在に見せられるのではないでしょうか。こちらもCICADA-T2と同様、ボディに天然杢を使用しているため、製品ごとに異なる木目の柄をお楽しみいただけます。

▲SKATER-MH3 左からSMR(スミレ)、AYA(アヤメ)

※SMR(スミレ)、AYA(アヤメ)の色は視線の角度や光の加減によって見え方が変わるため、本プレスリリースに掲載した写真とは色が異なって見える場合があります。実際の色は、店頭の実機でご確認下さい。

 

 

<RYOGAブランドについて

◆ギタリスト視点による独自設計のボディとネック

ボディにはその厚みや使用する木材など多角的に検討し、軽量化や取り回しの良さを実現しました。また普遍的なギターがもつデザイン美を尊重しながら、ウエストのくびれの位置、ヘッド重量バランスなど機能性との両立を図っています。ネックは大胆なヒールカットによりハイポジションでの演奏性を高めました。また積層ネックを採用し剛性の高いネックにしています。

◆スピード感溢れるロックサウンド

全てのモデルに共通するのは「キレとスピード感」そして「力強さと繊細さ」です。プロギタリストの意見を取り入れ開発したオリジナル・ピックアップは、エフェクターに頼らずアンプにプラグインするだけでもモダンなロックサウンドを出力します。特にフロントにダイレクトマウントされたシングルコイルは、極めてレスポンスに優れており、スピード感溢れるカッティングも思いのままです。

またシンプルながら扱いやすいコントロールは、一流の電装系パーツを採用。手元コントロールだけで透明感のあるクリーンサウンドから、芯のあるクランチサウンド、力強いドライブサウンドまで、幅広い表現を可能にします。

◆小ロット生産

個性を大切にするギタリストの要望に応えるため、一部モデルを除き生産数は同一カラー6本までとしています。さらに、レスポンスの良さを活かした鮮度の高い新製品開発を行うとともに、アーティストリレーションを通じプレイアビリティやサウンドなどの進化を常に続けていきます。

 

RYOGAホームページ

https://www.ryogaguitars.com/

 

<RYOGA展開店舗> 

札幌ステラプレイス店、新宿PePe店、ミーナ町田店、八王子店、コクーンシティさいたま新都心店、横浜ビブレ店、水戸マイム店、けやきウォーク前橋店、金沢フォーラス店、松本パルコ店、静岡パルコ店、名古屋ギターショールーム、イオンモール岡崎店、梅田ロフト店、広島パルコ店、イオンモール倉敷店、熊本パルコ店

 

◆製品仕様