演奏準備
ケースからの取り出し方
楽器ケースから取り出す際は必ず両手で持ち、ぶつけないように気を付けましょう。
ケースを置く場所も、机などの平らな所に置くようにしましょう。
・片方はネック差込口のキイが無い部分
・片方はU字管部分に手を添える

※注意点:間違った方法で取り出すとキイが歪んでしまったり、片手でベルなどを持ち上げると管体が曲がってしまう原因となります。

本体の置き方
平置き
平らな場所にキイの少ない面(左手サイドキイ、パームキイ)を上面に置きます。
マットや大きめのクロスなどを敷いていただくとキズ防止に繋がります。

※注意点:反対に置いてしまうとキイに負担がかかってしまいます。

スタンド
スタンドを使用する時は人の少ない場所で平らな場所に設置しましょう。
楽器スタンドの種類によってはベルを支えるパーツが稼働式になっているので、
他のキイに当たらないように調整してください。
※注意点:一部メーカーではキイガードが広く作られています。無理にスタンドを使用せずに平置きをおすすめします。
ネックの持ち方
オクターブキイは曲がりやすいので握らないようにし、管の部分を持つようにしてください。

※注意点:オクターブキイを強く握るとタンポに負担がかかってしまいます。
ネックとマウスピースの付け方
・ネックコルクにコルクグリスを全体にいきわたるように指で伸ばしながら塗ります。

・マウスピースをネックに差し込みます。
差し込み時に緩かったり、きつい場合は、工房にコルクの巻きなおしをご依頼ください。

※注意点:オクターブキイを握らないように持ち、差し込んでください。
マウスピース・リガチャー・リードの取り付け方
・マウスピースにはリガチャーの目印となる溝がありますので、溝に合わせるようにリガチャーを取り付けます。
リガチャーのネジは基本的に右側にネジが来るようになっています。(例外あり)

・リガチャー取り付け後、リードをマウスピースとリガチャーの間に挟んで取り付けます。

※注意点:リガチャーのネジは締めすぎると破損の原因となりますので締めすぎないように少し硬くなった程度で止めてください。
ネックと本体の取り付け
クロスを使用して本体、ネック接続部分の細かな汚れを取り除きます。


ネックは真っすぐに差し込みます。

ネジは締めすぎると差し込みが固くなったり、ネジが折れる可能性がありますので、少し硬くなった程度で止めてください。

※注意点:ネックにはグリスやオイルなどを塗らないでください。埃などが付着して取り付けが固くなる可能性があります。
演奏後のお手入れ
演奏後は管体内部に水分が付着します。お掃除をしないままにしておくと、錆やカビが発生しタンポの劣化を早める原因になったり、汚れが蓄積し固着を起こすことで演奏に不具合を起こすことがあります。
マウスピース
スワブなどでマウスピースの水分を除去します。その後マウスピースクリーナーをマウスピースに直接スプレーして汚れを拭き取ります。

リード
スワブなどで付着している水分を拭きとります。

リードケースに入れて保管します。

ネック
ネック用スワブを使用し本体接続部分側から水分が拭きとれるまで数回スワブを通します。

※注意点:詰まりの原因になりますので、スワブは拡げてゆっくり通しましょう。
本体 スワブの通し方
サックス用スワブを使用してベル側から水分が拭きとれるまで数回スワブを通します。

※注意点:詰まりの原因になりますので、スワブは拡げてゆっくり通しましょう。
本体② クリーニングペーパーの使い方
クリーニングペーパーでタンポに付着している水分を取り除きます。タンポとトーンホールの間にペーパーを挟み数回開閉をします。水分が取り切れるまで繰り返します。
特に通常塞がっているキイはより入念にクリーニングします。

※注意点:タンポが閉まっている時にクリーニングペーパーを引き抜くとタンポの劣化を早めますので必ず開閉するようにします。
指紋、汚れの除去
楽器の表面をきれいなクロスで拭きましょう。毎日拭くことで指紋や汚れが蓄積しにくいようにします。

故障かもと感じたら
下記の様な症状が出ている場合はリペアマンに見てもらいましょう。
- キイが動かない、戻ってこない、動くけど動作が遅い
- ネックが固定されない、抜けなくなることがある。
- 音が出にくい。かすれてしまう。
- スワブが詰まってしまった。