お子様の電子ピアノ選び、こんなお悩みはありませんか?

お子様がピアノを始めると、ご家庭での練習用に電子ピアノを検討される方も多いのではないでしょうか。私がお客様とお話しする中でも、「いつまで続くか分からないので、最初から良いものを選ぶべきか迷う」というお声をよく伺います。
続けられるか不安な中で、鍵盤の弾き心地や音、練習機能、予算、設置場所まで考えると、どの機種がよいか迷いますよね。大切なのは、価格や機能だけで決めるのではなく、お子様のレッスンやご家庭の環境に合った一台を選ぶことです。
この記事では、電子ピアノ選びのポイントと、お子様の練習をサポートする5機種をご紹介します。ご家庭に合った一台を見つける参考になれば幸いです。
スタッフ紹介
ご案内するのは、店長・ピアノ/防音アドバイザーの村上です

3歳からピアノを始め、これまで20年にわたり、グランドピアノやアップライトピアノ、電子ピアノなど1,000台以上の販売に携わってきました。名古屋勤務時代にはクラシック旗艦店や防音ショールーム店の店長も経験。ピアノ選びから、ご家庭での練習環境まで、お気軽にご相談ください。
私が大切にしている、お子様の電子ピアノ選びのポイント
私が大切にしているのは、練習しやすさが、お子様の「できた!」につながる、ということです。自分に合った鍵盤で無理なく練習を続けるうちに、弾ける曲やできることが増え、その喜びが「もっと弾きたい」という気持ちにつながります。
「練習しやすい」から「上達を実感できる」、そして「楽しいから続けたい」へ。そんな好循環を支えられる一台を選ぶことが大切だと考えています。
鍵盤の弾き心地は、練習のしやすさに関わる

鍵盤の弾き心地は、お子様が無理なく練習できるかを考えるうえで大切なポイントです。
電子ピアノは、機種によって鍵盤を押したときの重さや、指を離したときの戻り方が異なります。鍵盤の手応えは、指の力加減で音の強弱をつける練習にも関わってきます。
ただし、重い鍵盤ほどよいというわけではありません。お子様が弱い音も無理なく出せるか、繰り返し弾いても指に負担を感じないかなど、実際の弾きやすさを確かめて選びましょう。
音の表情も、ピアノを楽しむポイント
電子ピアノを選ぶときは、鍵盤の弾き心地だけでなく「音」にも注目してみましょう。鍵盤を押す強さで音の強弱を表現できるほか、曲や表現したい雰囲気に合わせて音色を選ぶことで、演奏に抑揚をつける楽しさも味わえます。
「思ったような音が出せた」「曲の雰囲気を表現できた」という体験は、練習への意欲につながることもあります。音の印象には好みもあるため、可能であれば実際に弾いて聴き比べ、お子様が心地よいと感じる音を探してみましょう。
練習を続けやすくする機能をチェック

電子ピアノには、メトロノームや内蔵曲、レッスン機能、演奏を録音できる機能など、練習をサポートする機能を備えたモデルがあります。リズムを確認しながら弾いたり、自分の演奏を聴き返したりすることで、練習のきっかけや振り返りに役立ちます。
搭載されている機能は機種によって異なります。機能の数だけで選ぶのではなく、お子様やご家族が実際に使いそうか、操作しやすいかも確認してみましょう。
音量やヘッドホンなど、ご家庭での練習環境も大切
電子ピアノを選ぶときは、鍵盤や練習機能だけでなく、ご家庭で無理なく練習できるかも確認しましょう。音量を調節できるか、ヘッドホンを使えるかは、家族の生活時間や住まいの環境に合わせて練習するうえで役立ちます。
また、椅子に座ったときにお子様が無理のない姿勢で弾けるかも大切です。購入前に、設置場所や練習する時間帯をイメージしておくと安心です。
設置スペースと予算に合うか確認する
電子ピアノは機種によって幅や奥行きが異なるため、設置場所を事前に測っておきましょう。本体の寸法だけでなく、椅子を置いてお子様が座るスペースや、周囲の通りやすさも確認しておくと安心です。
予算を考える際は、本体価格だけでなく、椅子やヘッドホンなど必要なものも含めて検討しましょう。付属品や配送・設置にかかる費用は商品や購入条件によって異なるため、候補ごとに総額を確認するのがおすすめです。
木材を取り入れた鍵盤とは?初心者が知っておきたい触感の違い

今回ご紹介する5機種は、鍵盤のすべて、または一部に木材を使用しています。木材を取り入れた鍵盤は、鍵盤の構造や動きと合わせて、アコースティックピアノに近い手応えを目指して設計されています。
ただし、木材を使っているからといって、すべての鍵盤が同じ重さや弾き心地になるわけではありません。鍵盤の構造や表面の仕上げによって触感は異なるため、実際に弾いて、お子様が無理なく感じられる鍵盤か確かめてみましょう。
店頭では、お子様自身に次のような弾き方を試して頂くと比較しやすいです。
・弱い音・強い音を弾き分けられるか
・鍵盤を連続して押したときに弾きにくさがないか
・指が疲れたり、力みすぎたりしないか
・鍵盤の表面や戻り方が弾きやすいと感じるか
お子様の練習をサポートする電子ピアノ5選
SCA901|鍵盤・音・練習機能をチェック

| メーカー | KAWAI |
|---|---|
| 型名 | SCA901 |
| 税込販売価格 | ¥440,000 |
| 鍵盤の特徴 |
|---|
| 88鍵すべて木製鍵盤を搭載しています。グランドピアノのようなシーソー構造に加え、長い支点距離やカウンターウェイトを備え、鍵盤の手前から奥まで安定した手応えを目指した設計です。 |
| 触感のポイント |
|---|
| 弱い音から強い音まで、指の力加減を表現しやすく感じます。鍵盤の手前・奥での弾き心地の差を抑える工夫もあります。 |
| 音 |
|---|
| 6つのスピーカーと響板スピーカーによって、奥行きのある、まるでグランドピアノを弾いているような感覚で演奏できます。 |
| 練習機能 |
|---|
| メトロノームだけではない、様々なレッスン機能が搭載されており、お子様から大人の方まで楽しく練習ができます。 |
LX6GP|鍵盤・音・練習機能をチェック

| メーカー | Roland |
|---|---|
| 型名 | LX6GP |
| 税込販売価格 | ¥333,300 |
| 鍵盤の特徴 |
|---|
| 木材+樹脂のハイブリッド鍵盤で、鍵盤の手前・奥どちらでも自然な弾き心地が得られます。白鍵と黒鍵で支点位置を変えることで、弾き心地の差も抑えています。 |
| 触感のポイント |
|---|
| 鍵盤の動きを細かく読み取り、強弱や繊細なタッチを音に反映しやすくしています。 |
| 音 |
|---|
| 弾く強さに応じた音色変化や、豊かで自然な響きを表現するモデリング音源を搭載しているので、大変弾きやすいです。 |
| 練習機能 |
|---|
| メトロノームなどの標準的な機能に加え、J-POPやお子様に人気のヒット曲、クラシックの名曲など10種類の内蔵曲を追加搭載してるので、ご家族皆で楽しんで頂けると思います。 |
SCLP-8450|鍵盤・音・練習機能をチェック

| メーカー | YAMAHA |
|---|---|
| 型名 | SCLP-8450 |
| 税込販売価格 | ¥291,500 |
| 鍵盤の特徴 |
|---|
| グランドタッチ-S鍵盤を採用しています。白鍵は木製で、弾き心地とコントロール性が高められており、指先の力を伝えやすいのが特徴です。 |
| 触感のポイント |
|---|
| ソフトなタッチのコントロールや、同じ音の連打・速いパッセージにも対応しやすいと感じます。 |
| 音 |
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| 低域・中高域を分けて2種類のスピーカーユニットで鳴らす仕組みにより、音のバランスや輪郭を保ちやすくなっています。また低音の厚みと高音の明瞭さを両立しやすくなります。強弱の変化もしっかりとつき、練習しやすいと感じます。 |
| 練習機能 |
|---|
| メトロノームなどの標準的な機能に加え、バイエルなどの「レッスン曲」の内蔵も充実しており、ご自宅の連取をサポートします。 |
SCA401|鍵盤・音・練習機能をチェック

| メーカー | KAWAI |
|---|---|
| 型名 | SCA401 |
| 税込販売価格 | ¥209,000 |
| 鍵盤の特徴 |
|---|
| このクラスの電子ピアノとしては唯一の「フル木製鍵盤」(白鍵・黒鍵ともに木製の88鍵盤)で、グランドピアノのハンマー機構を応用したシーソー式構造です。 |
| 触感のポイント |
|---|
| 弾いていると指に吸い付くような手応えがあり、様々なフレーズも弾きやすいです。またコツンコツンという小さな打鍵音も軽減され、夜間での練習にもおすすめです。 |
| 音 |
|---|
| クラス最高の4スピーカーで、繊細な高音と深い中低音の響きを再現していると感じます。 |
| 練習機能 |
|---|
| メトロノーム機能などの他、コード辞典・リラックスソング集など楽しい機能も多いです。 |
AP-S5000GP|鍵盤・音・練習機能をチェック

| メーカー | CASIO |
|---|---|
| 型名 | AP-S5000GP |
| 税込販売価格 | ¥181,500 |
| 鍵盤の特徴 |
|---|
| 白鍵にはグランドピアノでも使用されている高品質スプルース材と樹脂のハイブリッド構造を採用しています。 |
| 触感のポイント |
|---|
| 鍵盤を押したときの手応えがしっかりあります。 |
| 音 |
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| スリムボディでありながらも4スピーカーで、広がりのあるサウンドを楽しめます。 |
| 練習機能 |
|---|
| 専用アプリにより、ピアノの楽しみ方が広がる様々な機能を利用可能です。 |
ピアノを続けるために大切な、ご家族の見守り方
ピアノを続けられるかどうかは、楽器選びだけでなく、ご家族や周りの方の関わり方にも影響されます。ご家族が練習を教える必要はありません。「今日はどんな曲を弾いたの?」「聴かせてくれる?」と関心を持ち、練習する姿をあたたかく見守ることが、お子様の励みになります。教えることよりも、興味を持って応援することが、ピアノを楽しく続けるきっかけになると考えています。
ご家庭に合う電子ピアノを選ぶには?
電子ピアノは、鍵盤の弾き心地や音、練習機能、設置場所、予算などを合わせて考え、ご家庭に合うものを選ぶことが大切です。機能や価格だけで決めず、お子様のレッスン内容や「弾きやすい」「この音が好き」という感覚も参考にしてみましょう。
まとめ|実際に弾き比べて、お子様に合う1台を見つけよう
電子ピアノ選びに、すべてのご家庭に共通する正解はありません。
気になる機種があれば、ぜひ店頭で弾き比べてみてください。お子様に合う一台を見つけるお手伝いをいたします。皆様のご来店を心よりお待ちしております。