はじめに

こんにちは。ららぽーと磐田店弦楽器アドバイザー 松下です。]]「駒」気にしたことありますか?そういえば、よくみたこともなかった!そんな方が多いのでは?今回は、駒についてお伝えします。
バイオリンの駒

素材は楓(カエデ)です。ちなみに、バイオリンの裏板・側板・ネックも同じ楓(カエデ)を使用しています。よく見るとおしゃれな形ですよね。駒は、弦の振動を表板へと伝える大切な役割を果たしています。素材の質や作りによって、ランクも価格も様々。
駒の正しい位置

スクロール(頭)を左手・エンドピン(お尻)を右手にもって、ボディを横から見てみます。

F字孔と呼ばれる左右の穴の中央をよく見ると・・・切り込みがあります。この内側の切り込みに合わせて駒は立っています。]]さらに、横から駒を見たときに、テールピース側が直角になっていることも大事なポイントです。]]もしも駒が曲がっていたら、駒が折れたり倒れたりしてしまう危険性があります。そうなれば、表板も勢いよく傷付き、ひどい場合には割れてしまうことも考えられます。足が浮いていないかも確認しましょう。
反ると危険

さて、こちらのバイオリン、おかしな点があるのはお気付きでしょうか?
正常なバイオリンと比較してみましょう


そうなんです、大きく湾曲してしまっています。真正面からみても、うねっているのがわかるでしょうか?横からでは一目瞭然!足はしっかりと表板に付いているのに、上にいくほどぐにゃんと曲がっています。悲しいかな、ここまで曲がってしまうともう元には戻りません。]]駒が反る原因として考えられるのは、湿度・温度の変化です。急激な変化を苦手とするバイオリン、一定の湿度・温度に保ってあげることが重要です。]]ざっくりお話すると、バイオリンにとって心地良い湿度温度とは、私たち人間が過ごしやすい湿度温度と同じです。]]クローゼットや押し入れに入れっぱなしだったり、日当たりの良い窓辺が定位置だったりしませんか?バイオリンが心地よく過ごせる居場所を見つけてあげましょう。
お役立ちアイテム・モイスレガート

長期間湿度を一定に保ってくれるシートです。!楽器ケース内の乾燥による楽器のひび割れ、反りを防ぎます。弦楽器のペグや弓の毛の調整・保持にも役立ちます。使い始めてから約1年半~2年がお取替え時期。
| メーカー | モイスレガート |
|---|---|
| 製品名 | 楽器用湿度調節剤/バイオリン型 |
| サイズ | 約110×190mm |
| 価格(税込) | [!¥2,750!] |
修理は?

皆様の大切な楽器は、島村楽器の弦楽器リペア専門店にて修理をさせていただきます。(修理受付の流れはこちらの通りです。)
リペアマンの診断により、歪みや高さを調整する「駒調整」・駒ごと交換をする「駒交換」等の修理があります。楽器にとってベストな内容をご提案させていただきますので、安心してお任せください。
最後に

「弦が切れた(劣化した)から交換しないと!」「弓毛がボロボロになってきたから交換しないと!」等、バイオリンのメンテナンスは弦や弓ばかりになりがちですが、実は縁の下の力持ちとして重要な駒も、たまには確認してあげてくださいね。
この記事を書いたのは
島村楽器ららぽーと磐田店 弦楽器アドバイザーの松下です。]]500年近く前から存在しているバイオリン。その頃からかたちも変わることなく現在まで受け継がれてきたなんて、ロマンがありますよね。]]そんな歴史深いバイオリンを、より手軽にたくさんの皆様に楽しんで頂けるようご案内させていただきます。ぜひ、ご来店の際にはお声かけください。
バイオリン関連の記事
■バイオリン総合案内
■バイオリン弓「ARCOS Meisterシリーズ」のご紹介
■簡単にバイオリンが弾ける!?弦楽器指板シール売れてます!
■葉加瀬太郎シグネイチャーバイオリン「Antonio Tarontino」好評発売中
■バイオリンの音を小さくしたい!ミュートのご紹介
■初心者バイオリンセット以外に必要なものは?
■ウィットナー社 ファインチューン・ペグ
■顎当ての交換方法
■バイオリンの顎当て交換のススメ
■KUN 肩当て徹底比較
■バイオリンの肩当てはなぜ必要なのか?
■G線上のアリアの「G線」って?
■バイオリン 弦交換をしてみよう
始めたい!バイオリン
憧れの曲がいつの日か弾けるようになるために、私たち島村楽器もサポートいたします!