自宅録音用のコンデンサーマイクを探していると、いつかは気になるのがNEUMANN(ノイマン)です。
なかでもU 87 Aiは、プロのレコーディング現場で長く使われてきた定番マイク。買えるものなら欲しいのですが、個人で導入するには勇気のいる価格ですよね。
そこで候補に挙がるのが、TLM 102とTLM 103です。
どちらもNEUMANNらしい音を、比較的導入しやすい価格で体験できるモデルです。ただし、違うのは価格や大きさだけではありません。
実際に比べてみると、TLM 102は小型で扱いやすく、大音量にも強いモデル。TLM 103は低ノイズかつ高感度で、録った音をさらに作り込みたい人に向いています。
ボーカルやアコースティックギターを作品の中心に据えるなら、予算が許すかぎりTLM 103をおすすめしたいところ。一方、録音環境や使い方によっては、TLM 102の方が適している場合もあります。
この記事ではU 87 Aiを基準に、TLM 102とTLM 103の音、スペック、用途、セット内容の違いを比較します。
結論|TLM 102とTLM 103、迷ったらこう選ぶ
先に結論からお伝えします。
| こんな人におすすめ | 選びたいモデル |
|---|---|
| 予算を抑えつつ録音品質を上げたい | TLM 102 |
| 小型・軽量なマイクが欲しい | TLM 102 |
| 大きな声やアンプ、ドラムも録りたい | TLM 102 |
| ボーカルやアコギを本格的に録りたい | TLM 103 |
| 小さな声や繊細な演奏をきれいに残したい | TLM 103 |
| 録音後にEQやコンプで作り込みたい | TLM 103 |
| 長く使えるメインマイクが欲しい | TLM 103 |
TLM 102がおすすめなのはこんな人
TLM 102は、価格と性能のバランスに優れたモデルです。小型・軽量で、デスクアームにも設置しやすいのが特徴。最大144 dB SPLまで対応するため、大きな声や楽器も録音できます。
「初めてNEUMANNを買いたい」
「まずは宅録の音質を一段上げたい」
そんな人にとって、有力な選択肢になるでしょう。

TLM 103がおすすめなのはこんな人
TLM 103は、ボーカルやアコースティックギターを、作品の核として録りたい人におすすめです。高感度かつ低ノイズなので、小さな息遣いや演奏の余韻まで残しやすい設計。録音後のEQやコンプにも取り組みたい人ほど、TLM 103の魅力を感じやすいと思います。
TLM 102より価格は上がります。
ただし、どこまで音を作り込みたいかで考えるなら、私ならTLM 103を強くおすすめします。単純な上位・下位ではありませんが、ボーカルやアコギを録った後の音作りまで考えると、TLM 103には一段上の余裕を感じます。

ひとことでまとめると
- 手軽さ、価格、設置性ならTLM 102
- 音作りの深さ、低ノイズ性能ならTLM 103
U 87 Aiを基準にTLM 102とTLM 103のスペックを比較
まずは、3機種のスペックを比べてみましょう。
今回の主役はTLM 102とTLM 103です。U 87 Aiは、NEUMANNの定番機を知るための参考として掲載しています。
| 項目 | TLM 102 | TLM 103 | U 87 Ai〈参考〉 |
|---|---|---|---|
| 指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 無指向性/単一指向性/双指向性 |
| 周波数帯域 | 20 Hz~20 kHz | 20 Hz~20 kHz | 20 Hz~20 kHz |
| 感度 | 11 mV/Pa | 23 mV/Pa | 28 mV/Pa※単一指向性 |
| 自己雑音 | 12 dB-A | 7 dB-A | 12 dB-A※単一指向性 |
| S/N比 | 82 dB | 87 dB | 82 dB※単一指向性 |
| 最大音圧レベル | 144 dB SPL | 138 dB SPL | 117 dB SPL |
| PAD使用時 | 非搭載 | 非搭載 | 127 dB SPL |
| 最大出力 | +13 dBu | +13 dBu | −6 dBu |
| 本体重量 | 約210g | 約450g | 500g |
| 本体サイズ | φ52×116mm | φ60×132mm | φ56×200mm |
| ローカット | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 |
| ポップスクリーン | 内蔵 | ― | ― |
スペックは各製品のメーカー公式情報をもとにしています。
感度|TLM 103は少ないゲインで録音しやすい
感度とは、同じ大きさの音を入れたときに、マイクがどれだけ大きな信号を出せるかを示す数値です。
- TLM 102:11 mV/Pa
- TLM 103:23 mV/Pa
- U 87 Ai:28 mV/Pa
TLM 103は、TLM 102より約6.4 dB高い感度を持っています。
同じ録音レベルにそろえる場合、TLM 102ではプリアンプのゲインを約6.4 dB多く上げる計算です。これは、同じ大きさの音を入れたときに、TLM 103から出る信号がTLM 102の約2倍になることを意味します。とはいえ、TLM 102が極端に低感度というわけではありません。一般的なコンデンサーマイクとして、十分に実用的な感度です。
通常のボーカル録音なら、大きな問題になることは少ないでしょう。差が表れやすいのは、小さな声や弱い演奏を録るときです。ゲインを上げるとノイズが増えやすい機器では、高感度なTLM 103の方が扱いやすくなります。
自己雑音|静かな音ではTLM 103が有利
自己雑音とは、音源が鳴っていないときに、マイク自体が発生するノイズを表したものです。
数値は低いほど優秀です。
- TLM 102:12 dB-A
- TLM 103:7 dB-A
- U 87 Ai:12 dB-A※単一指向性
TLM 103は、TLM 102より5 dB低い数値です。この差は、ささやくような歌声やナレーション、アコギのフィンガーピッキングなどで生きてきます。
マイクを音源から離して録る場合も、TLM 103が有利です。
一方、一般的な部屋には、空調やPCなどの音があります。屋外の音や部屋の反射も無視できません。そのような環境では、マイクの自己雑音よりも、部屋の暗騒音が先に聞こえる場合があります。
TLM 103の低ノイズ性能を生かすには、マイクだけでなく録音環境も大切です。

最大音圧レベル|大音量に強いのはTLM 102
最大音圧レベルは、マイクがどれだけ大きな音まで扱えるかを示します。
- TLM 102:144 dB SPL
- TLM 103:138 dB SPL
- U 87 Ai:117 dB SPL
- U 87 AiのPAD使用時:127 dB SPL
もっとも大音量に強いのはTLM 102です。ドラムや金管楽器、ギターアンプの近くに設置するときは、この余裕が安心につながります。
TLM 103も138 dB SPLまで対応します。一般的なボーカルやアコギであれば、TLM 103でも十分な余裕があるでしょう。

サイズと重量|設置しやすいのはTLM 102
TLM 102は約210gです。TLM 103は約450gなので、重量には2倍以上の差があります。
TLM 102は全長116mmと短く、画面にも映り込みにくいサイズ。デスクアームや小型スタンドにも設置しやすいでしょう。配信やナレーションでは、顔や原稿を隠しにくいのもメリットです。
TLM 103はU 87 Aiより短いものの、約450gあります。デスクアームを使う場合は、マイクとショックマウントを合わせた重量を確認する必要があります。
周波数帯域が同じでも音は同じではない
3機種とも、周波数帯域は20 Hz~20 kHzです。しかし、これだけで音が同じとは判断できません。いえ、はっきり言えば、3機種の音はそれぞれ違います。
どの帯域を強調しているか。低域がどのように落ちていくか。音源から離れたときに、どのような音になるか。こうした違いが、マイクの音色につながります。
ここからは、TLM 102とTLM 103の音の違いを見ていきましょう。
TLM 102とTLM 103の音の傾向はどう違う?
TLM 102とTLM 103は、どちらもトランスレス回路を採用しています。しかし、カプセルと周波数特性は異なります。そのため、実際の録り音にも違いが表れます。
TLM 102|輪郭をつかみやすく、まとめやすい音
TLM 102は、中音域が比較的リニアです。
10 kHz付近には、ゆるやかな高域の持ち上がりがあります。実際に周波数特性を見たときは、ボーカルにEQをかけるときのカーブに近いものを感じました。必要な部分をつかみやすく、録音後の音を想像しやすい印象です。
低域も過度にふくらみにくく、近接効果は比較的コントロールされています。声の距離を調整しやすく、宅録でも扱いやすいでしょう。
本体にはポップスクリーンも内蔵されています。ただし、近距離で歌う場合は、外付けのポップガードも併用した方が安心です。

TLM 103|広い帯域をとらえ、音作りの余地を残せる
TLM 103は、U 87で使われてきたK67/87をもとにしたカプセルを搭載しています。ただし、U 87 Aiと同じ音ではありません。5 kHz以上には、広めのプレゼンスブーストがあります。U 87よりもモダンで、直接的な音を意識した設計です。
低域には深さがありながら、過度に暴れにくい印象。ボーカルの芯や、アコギの胴鳴りを残したいときにも魅力があります。TLM 102と比べると、より広い範囲の情報を収めやすいと感じます。
そのまま使うだけでなく、録音後にどこを残し、どこを整えるか。音作りの選択肢を持ちやすいマイクです。

「すぐ使える音」か「作り込める音」か
実際に使ってみると、マイクの音はプリアンプやオーディオインターフェースとの組み合わせでも変わります。そのため、「どの環境でも同じ音になる」とは言い切れません。あくまで私が試した範囲ですが、2機種には次のような傾向を感じました。
TLM 102は、ボーカルでもアコギでも全体のバランスがよく、オケの中へ自然になじませやすい印象です。とくにボーカルでは、録った段階で音の方向性をつかみやすく、ミックスに慣れていない人でも扱いやすいと思います。
アコギもバランスよく録れますが、TLM 103と比べると、低域の厚みは得にくく感じました。その意味では、TLM 102の持ち味はボーカルで生かしやすいと思います。
一方、TLM 103でアコギを録ると、低域に厚みを感じ、ボディーの存在感も出しやすい印象でした。ボーカルでは声が前に出やすく、楽曲の中心に置きやすい印象です。ただし、声質や組み合わせる機材によっては、高域を強く感じる場合もあります。
総じて、TLM 102は録った時点で完成形へ近づけやすい音。TLM 103は、EQやコンプを使い、楽曲に合わせて作り込みやすい音だと感じました。
もちろん、TLM 102も録音後の音作りに対応できます。ただ、私の感覚では、TLM 103を整えてTLM 102のようなまとまりへ近づけることはできても、その逆は難しく感じます。
そのため、ボーカルとアコギを中心に作品を作り、さまざまなジャンルに合わせて音を作り込みたいなら、TLM 103の方が長く向き合えると思います。
NEUMANN公式の比較音源も確認できる
音の好みは、スペックだけでは決められません。NEUMANNの比較サイトでは、TLM 102、TLM 103、U 87 Aiを含む複数のマイクを試聴できます。
同じスタジオ、同じ距離で収録されており、EQも使われていません。ピアノや男女の朗読音声で違いを確認できます。実際の歌やアコギとは条件が異なりますが、各モデルの傾向をつかむ参考になるでしょう。
TLM 102とTLM 103のメリット・デメリット
ここまでの違いを、購入する人の目線で整理します。
TLM 102のメリット
- TLM 103より導入しやすい
- 小型・軽量で設置しやすい
- 最大144 dB SPLまで対応
- ポップスクリーンを内蔵
- ボーカルから楽器まで使いやすい
- デスクアームへの負担が少ない
- 持ち運びや複数本の設置に向いている
TLM 102の魅力は、価格だけではありません。全長116mm、約210gというサイズには、実際に使って初めて分かる便利さがあります。狭いデスクや自宅の録音スペースでは、この小ささが強みになります。
TLM 102のデメリット
- TLM 103より感度が低い
- TLM 103より自己雑音が5 dB-A高い
- 録音機器によってはゲインを多く必要とする
- 指向性を変更できない
- PADとローカットを搭載していない
- 繊細な音ではTLM 103との差が出やすい
自己雑音12 dB-Aは、決して悪い数値ではありません。U 87 Aiの単一指向性と同じ数値なので、通常の宅録では十分に低ノイズです。ただし、小さな声や弱い演奏を録る場合は、TLM 103の方が有利になります。
TLM 103のメリット
- 自己雑音が7 dB-Aと低い
- 感度が23 mV/Paと高い
- 小さな声や繊細な演奏を録りやすい
- 最大138 dB SPLまで対応
- ボーカルと楽器の両方に使いやすい
- 音作りのための情報を残しやすい
- プロの現場でも使われている
TLM 103の大きな魅力は、静かな音から大きな音まで扱いやすいことです。ボーカル、ナレーション、アコギ、ピアノなど、幅広い音源に対応できます。
TLM 103のデメリット
- TLM 102より価格が高い
- 約450gあり、見た目より重い
- TLM 102より本体が太い
- 指向性を変更できない
- PADとローカットを搭載していない
- 音源によっては高域の存在感が強く出る
- 録音環境によっては、低い自己雑音を生かし切れない
TLM 103は低ノイズですが、部屋を静かにする機能があるわけではありません。空調やPC、屋外の音があれば、それらも録音されます。
高感度だから環境音だけを多く拾うわけではありませんが、良い録音を目指すほど部屋の状態も気になります。マイクだけに予算を使い切らず、吸音やスタンドも含めて考えましょう。
用途別|TLM 102とTLM 103はどちらがおすすめ?
ここからは、実際の使い方ごとに考えてみます。
ボーカル・歌ってみた|作り込みたいならTLM 103
ボーカルを本格的に録るなら、TLM 103をおすすめします。高感度かつ低ノイズなので、声の強弱や息遣いを残しやすいのが理由です。録音した声にEQやコンプを使い、楽曲の中で存在感を出したい。そんな人ほどTLM 103が候補になります。
一方、TLM 102は、予算と扱いやすさを重視する人に向いています。小型で設置しやすく、録り音の輪郭もつかみやすいモデル。初めて本格的なコンデンサーマイクを導入する場合にも使いやすいでしょう。
ただし、マイクと声には相性があります。高いモデルが、すべての声に合うとは限りません。可能であれば、自分の声で試してから選ぶのがおすすめです。

アコースティックギター/ウッドベース|繊細さならTLM 103
フィンガーピッキングや弱いタッチを録るなら、TLM 103が有力です。自己雑音が低く、弦の細かな動きや余韻を残しやすいためです。録音後に低域を整え、弦のアタックを調整したい場合も、TLM 103の情報量を生かせるでしょう。
TLM 102は、ストロークや弾き語りに使いやすいモデルです。本体が小さいので、サウンドホールとネックの間を狙うときも設置しやすくなります。録音場所が狭い場合は、この取り回しのよさが助けになります。
アコギは、マイクの位置で音が大きく変わる楽器です。機種の違いだけでなく、距離と角度を動かして調整しましょう。

ドラム・金管・ギターアンプ|TLM 102が有利
大音量の音源では、最大144 dB SPLのTLM 102が有利です。
- ドラム
- 金管楽器
- ギターアンプ
- ベースアンプ
こうした音源へ近づけて使う場合に、余裕があります。TLM 103も最大138 dB SPLに対応します。一般的なボーカルやアンプ録音なら、十分に高い数値です。極端な大音量へ近づけるなら、TLM 102の方が安心でしょう。

通常モデルとStudio Set、Mono Set、Stereo Setの違い

TLM 102とTLM 103には、付属品の異なるセットがあります。名前だけでは分かりにくいため、内容を整理してみましょう。
TLM 102 各製品の違い

| モデル | 主な内容 |
|---|---|
| TLM 102 | マイク、SG 2スイベルマウント |
| TLM 102 Studio Set | マイク、EA 4ショックマウント |
| TLM 102 bk | マイク(ブラック)、SG 2スイベルマウント |
| TLM 102 bk Studio Set | マイク(ブラック)、EA 4ショックマウント |
TLM 102の単体モデルには、マイクスタンドへ固定するSG 2が付属します。Studio Setには、振動を抑えるEA 4ショックマウントが付属。デスクや床から伝わる振動を減らしたい場合に向いています。
宅録ボーカルやナレーションなら、Studio Setが使いやすいでしょう。
TLM 103 各製品の違い

| モデル | 主な内容 |
|---|---|
| TLM 103 | マイク、SG 2、木製ケース |
| TLM 103 mt | マイク(ブラック)、SG 2、木製ケース |
| TLM 103 Studio Set | マイク、EA 1ショックマウント |
| TLM 103 mt Studio Set | マイク(ブラック)、EA 1 mtショックマウント |
| TLM 103 Mono Set | マイク、EA 1、アルミケース |
| TLM 103 mt Mono Set | マイク(ブラック)、EA 1 mt、アルミケース |
| TLM 103 Stereo Set | マイク2本、EA 1×2、アルミケース |
| TLM 103 mt Stereo Set | マイク(ブラック)2本、EA 1 mt×2、アルミケース |
TLM 103の単体モデルには、SG 2と木製ケースが付属します。Studio Setには、EA 1ショックマウントが付属。マイク1本をスタジオに常設するなら、選びやすいセットです。
Mono Setは、EA 1に加えてアルミケースが付属します。Studio Setとの大きな違いは、持ち運びや保管に適したケースが付くことです。Stereo Setには、TLM 103が2本入っています。EA 1も2つ付属し、アルミケースへ収納できます。
TLM 102とTLM 103についてよくある質問
感度や自己雑音、そのほか性能などを加味すると、総合的にはTLM 103が上位に位置するモデルとなります。ただし、すべての性能でTLM 103が上回るわけではありません。
TLM 102は、最大音圧レベル、軽さ、コンパクトさで優れています。価格差も大きいため、録音環境や用途によってはTLM 102の方が選びやすいでしょう。
予算が許し、ボーカルやアコギを積極的に作り込みたいなら、TLM 103をおすすめします。
TLM 102にはポップスクリーンが内蔵されています。それでも、近距離のボーカルでは外付けポップガードの併用がおすすめです。
TLM 103でボーカルを録る場合も、ポップガードを用意すると安心でしょう。
もちろん録音できます。TLM 102は小型なので、狙った位置へ設置しやすいのもメリットです。
弱い演奏の余韻や低ノイズ性能を重視するなら、TLM 103も比較してください。
ボーカルやナレーションが中心なら、ショックマウント付きのStudio Setが使いやすいでしょう。床やデスクから伝わる振動を抑えやすく、宅録にも適しています。
ただし、Studio Setにはケースが付属しません。TLM 103の場合は、持ち運びや保管に使えるケースがセットになったMono Setがおすすめです。Mono Setには、マイクとEA 1ショックマウントに加えて、アルミケースが付属します。
※TLM 102にはMono Setはありません。
まとめ|TLM 102とTLM 103は価格だけで選ばない
TLM 102とTLM 103は、どちらもNEUMANNのトランスレス技術を採用したコンデンサーマイクです。
TLM 102は、小型・軽量で大音量に強いモデル。価格を抑えながら、NEUMANNの音を宅録へ取り入れたい人に向いています。
TLM 103は、高感度かつ低ノイズです。ボーカルやアコギを細かく録り、作品の中で音を作り込みたい人に向いています。
どこまで作り込みたいかで考えるなら、私はTLM 103をおすすめします。一方、TLM 102にも、軽さや耐音圧という明確な強みがあります。
高い方を選ぶのではなく、自分の録音環境と音源に合う方を選ぶことが大切です。迷った場合は、店舗で自分の声や楽器との相性をご相談ください。

