【軽音部を120%楽しむコツ】
久しぶりの記事となります。
春にギターを買ってバンドを組み、この秋学校の文化祭で初ライブ!という方、多いのではないでしょうか。
「せっかく練習したのに、バンドの音に埋もれてギターが聴こえない…」そんな悩みを抱えていませんか?

軽音部や初心者に大人気の定番オーバードライブペダル「BOSS BD-2(Blues Driver)」。


今回は、スタジオや文化祭のステージで定番となっている2大アンプ「Roland JC-120」と「Marshall」を使い、アンサンブルの中でしっかり存在感のある「抜けの良い音」を作るセッティング術を徹底解説します!
文化祭ライブ直前!
すぐにできる抜けの良い音の作り方をご紹介いたします。
【基本知識】BD-2で「音抜け」を良くする3大鉄則
BD-2は原音のニュアンスを残しつつ高域がしっかり出る優秀なペダルですが、設定を間違えるとバンドの中で埋もれたり、耳が痛い音になってしまいます。
まずは基本のコツを押さえましょう。
- GAINは控えめにする(9時〜11時): 歪ませすぎると低域が膨らみ、高域が散って音が埋もれます。
- LEVELで前に押し出す(12時〜1時): 音の抜けはGAINではなく音量(LEVEL)で作ります。エフェクターON時にOFF時より少し大きくなる位置に設定しましょう。
- TONEは絞りめにする(10時〜11時): BD-2は高域が強いため、TONEを少し絞ることで中音域(ミドル)がギュッと詰まった抜けの良い音になります。

パターン1:Roland JC-120 × BD-2 の音作り
JC-120(ジャズコー)は非常に素直な反面、BD-2をそのまま繋ぐと「キンキンした硬い音」になりがちです。
アンプ側でしっかり土台を作ることがポイントになります。
1. JC-120(実機アンプ側)のセッティング
| ツマミ・項目 | 設定値 | ポイント |
|---|---|---|
| BRI (Bright) | OFF | 【超重要】絶対にOFF! ONにすると高域が暴れ、耳痛い音になります。 |
| VOLUME | 適量 | バンド全体の音量に合わせて設定します。 |
| TREBLE | 10時〜11時 | 高域を少し削り、ソリッドステート特有の硬さを和らげます。 |
| MIDDLE | 1時〜2時 | ギターの主役帯域(中音域)をしっかり持ち上げます。 |
| BASS | 10時〜11時 | ベースやバスドラムと被らないよう少し削ります。 |
| REVERB | 9時〜10時 | 薄くかけることで音に奥行きと温かみが出ます。 |
※インプットジャックは「CHANNEL 2」のLOW(またはHIGH)に接続します。




2. BOSS BD-2 のセッティング例
- LEVEL:12時〜1時(エフェクターON時に音が一段階太く前に出る位置)
- TONE:10時〜11時(耳を刺す高域を抑え、ツヤのある中音域を確保)
- GAIN:10時〜12時(強く弾いた時にしっかり歪む、コード感のあるクランチ〜オーバードライブ)

パターン2:Marshall(JCM2000/DSL等) × BD-2 の音作り
Marshallはアンプ自体が強力な中高域と歪みを持っています。
アンプ側の歪みとBD-2の歪みを重ねすぎない(ゲイン・ステージング)のが最大のコツです。
1. Marshall(実機アンプ側)のセッティング
| ツマミ・項目 | 設定値 | ポイント |
|---|---|---|
| CHANNEL | CLEAN / CRUNCH | 強めに弾いたときに「かすかに歪む」程度のチャンネルを選びます。 |
| GAIN | 9時〜10時 | アンプ側で歪ませすぎないのが音抜けの鍵です。 |
| TREBLE | 10時〜11時 | Marshall特有の強い高域を少し抑えます。 |
| MIDDLE | 1時〜2時 | 中音域をしっかり出して押し出し感を強めます。 |
| BASS | 11時〜12時 | キャビネットから低音が出過ぎないよう調整します。 |
| PRESENCE | 9時〜10時 | 高音の暴れを防ぐため控えめに設定します。 |



2. BOSS BD-2 のセッティング例(ブースター利用)
Marshallの真空管サウンドを活かし、ソロやバッキングで音を太く伸ばすセッティングです。
- LEVEL:1時〜3時(高めに設定し、Marshallの真空管を強力にプッシュ)
- TONE:9時〜10時(Marshallの高域と合わさるため、JC-120の時よりさらに絞るのがコツ)
- GAIN:7時〜9時(歪みは最小限にし、音潰れとノイズを防ぎます)

まとめ:文化祭本番で失敗しないために
一人で練習している時は高音がギラギラして派手な音が気持ちよく感じられますが、バンド全体で合わせるとドラムのシンバルやベースの音に消されてしまいます。
「歪ませすぎない」「TONEを少し絞ってMIDDLEを意識する」の2点を守れば、どんなアンプでもしっかり抜けるカッコいいギターサウンドが作れます。
ぜひリハーサルで試してみてくださいね!
今回の主役:BOSS BD-2 Blues Driver

BD-2はアルカリ電池で約44時間駆動します。
しかし電池切れの心配がないACアダプターを接続しての使用をお勧めいたします。

そしてシールドも忘れずに。
ギターからエフェクターまでが3m、エフェクターからアンプまでが5〜7mあると安心ですよ。
併せてこちらも
ぜひご覧くださいませ!
初ライブ、成功を心より願っております。