ヤマハのデジタルサックス「YDSシリーズ」に、新モデル「YDS-152」「YDS-122」が登場!
YAMAHAデジタルサックスといえば、サックスの運指で演奏できる手軽さに加え、ヘッドホンを使って時間や場所を選ばず演奏できるのが大きな魅力。
特にYDS-150は、コロナ禍に登場して以降その見た目と音質、そして手軽さで大変な支持を集めていた次世代の電子楽器です!
今回の新モデルでは、そんなYDSシリーズの使いやすさはそのままに、音色の大幅な拡充とUSB Type-Cへの変更が行われている模様
2026年12月3日、11月上旬から受注開始とのこと!
本稿にてご紹介していきます!

商品価格・発売予定日
デジタルサックスYAMAHA YDS-152
いつでもどこでも、思いのままにサクソフォン演奏。ベル一体型アコースティック音響システムの採用により、楽器との一体感はそのままに音量調節ができるデジタルサックスです。
12月3日発売予定
¥118800税込
デジタルサックスYAMAHA YDS-122
サックスの演奏をさらに身近に。演奏場所や時間の制約を解消しながらも、深みのある低音から繊細な高音まで、アコースティックさながらの多彩な音色表現が可能。
12月3日発売予定
¥82500税込
YAMAHA YDSってどんな楽器?
YDSは、ヤマハが開発したデジタルサクソフォン!
サックスらしい吹き心地や操作感を楽しみながら、音量を自由に調整したり、ヘッドホンで周囲を気にせず演奏したりできるのが大きな特徴です。

音量を気にせず、いつでも演奏できる YDSはデジタル楽器なので、音量を15段階で調整できます。
さらにヘッドホンやイヤホンを接続すれば、外に音をほとんど漏らさず演奏可能。夜間や自宅での練習など、「サックスを吹きたいけど音が気になる」という方にもおすすめです。

サックスらしい操作感を楽しめる キイ配列やマウスピース、サムフックなどには、アコースティックサクソフォンの設計が取り入れられています。 さらに、イエローブラス製のベルと独自の音響システムを採用。音だけでなく、演奏時の響きや振動まで感じられる、サックスらしい演奏感を楽しめます。
初心者でも音を出しやすい設計になっており、また息の強さによって音量や音色を変えることもでき、サックスらしい表現を手軽に楽しめます。

さらに、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンなどのサックス系音色をはじめ、シンセサイザー系の音色も搭載。
スマートフォンで好みに合わせて設定できる 無料アプリ「YDS Controller」を使えば、スマートフォンやタブレットから音色やエフェクトを変更できます。
さらに、運指のカスタマイズや、息を吹き込んだときの抵抗感・レスポンスなども調整可能。 自分の好みに合わせて、「吹きやすさ」までカスタマイズできるのがポイントです。
そんな従来のデジタルサックスYDSシリーズの良い点を維持しつつ、下記のような変更を加えたのが今回のYDS-152/YDS-122となります。
音色が16種類追加
サックスなのに、音色はサックスだけじゃない!
今回のアップデートで特に注目したいのが、音色の追加です。
新たにバイオリン、フルート、ティンパニなどの管弦打楽器系音色を16種類追加。
従来から搭載されているサックス系やシンセサイザー系の音色と合わせ、合計89種類の音色を搭載。
〇今回追加された音色(16種類)
弦楽器:バイオリン、チェロ、アコースティックベース
木管楽器:ピッコロ、フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット
金管楽器:トランペット、トランペット(ミュート)、フリューゲルホルン、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバ
打楽器:ティンパニ
従来のモデルはサックスの音が大半を占めており、それはそれで用途に見合ったものでしたが、今回はそれ以外の音色もさらに充実させたモデルになったようです。
普通にサックスを練習しよう、というこれまでの使い方はもちろん、RolandのエアロフォンやAKAIのウィンドシンセのような競合他社製品で行える「フルートの音でメロディを吹いてみる」 「バイオリンの音で違った雰囲気を出してみる」 「シンセサウンドでエレクトロ系の曲を演奏する」 といった、“管楽器を演奏する”から一歩進んだ楽しみ方もより一層出来るようになりました。
USB-C端子を搭載

もうひとつ今回のモデルチェンジで嬉しいのが、USB端子の変更。
従来のUSB Type-B(micro)から、USB Type-Cを採用。
スマートフォンやタブレット、PCなどとの接続がより扱いやすくなり、専用アプリとの連携やMIDI接続もスムーズになっています。
最近は楽器だけでなく、スマートフォンやPC周辺機器もUSB Type-Cが主流になっているので、ここは現代の環境に合わせたアップデートと言えそうです。
DTMをやっている方で普段使っているMIDIキーボードとは違い、自分の息と管楽器の運指を使って音源をコントロールできるMIDIコントローラーとして使用する際も、USB-Cなのは重宝されそうです!
YDS-152とYDS-122、どちらを選ぶ?
今回登場するのは
・YDS-152 → サックスらしいリアルな演奏感を重視したスタンダードモデル
・YDS-122 → より手軽にデジタルサックスを楽しみたい方向けのエントリーモデル
という2モデル。
どちらもサックスと同じキイ配列を採用しているため、サックス経験者はもちろん、これから管楽器を始めてみたい方にもおすすめです。
ちなみに今回のYDS-152/YDS-122は、上記の音色とUSB-C以外は前作のYDS-150、YDS-120と同じとのこと。外観から性能や仕様に至るまで、同一です。
そちらを踏まえ改めて上位機種のYDS-152とエントリーモデルのYDS-122の違いをご紹介してみましょう。

見た目やサイズ感は上記の通り!
一目でわかる違いですが、ベルの部分がYDS-152が一般的なYAMAHAソプラノサックスと同じ真鍮製だったのに対し、YDS-122はプラスチック製の簡易な作りです。

YDS-152は、見た目はもちろん本体スピーカーからの音がこのベル部分に伝わり振動することによりリアルな吹奏感を得られることが好評でしたが、YDS-122も見た目こそ簡易になっているものの、その音響装置部分はしっかり踏襲。
また、ベルの簡易化に伴い本体重量やサイズはYDS-122の方がやや軽量・コンパクトです。
音に関する部分

音源は両機種とも同じAWMサンプリング音源を採用。
プリセット音色も89音色、そのうち56音色はサックス音色というサックス重視のスタイルもYDS-152/122ともに一緒でヘッドホンやスピーカーを使った時に反映されるエフェクト10種も同じ。
通常上下の機種では音源方式を分けて差別化することも多いのですが、ここが同じとは…なかなか太っ腹ですね!
コントローラー・キィ

ここも音源と同じく両機種ほぼ同じ!
キィもAKAI EWIのようなタッチセンサー式でもエアロフォンのようなボタン式でもなく、YDSは両機種とも本物のサックスのような動きをするレバー式。キィ配列もサックスと同一、更に音色によって様々な動作をさせることができるアナログコントローラーもYDS-122にもしっかり装備!
以上のことから表面的な音やコントロール系統は両機種ともかなり近い仕様の模様!
マウスピースの違い

ここはかなり違う!
YDS-152がリードやリガチャーなどサックスと同じ仕上がりだったのに対し、YDS-122はリコーダーのような形に。
サックスのアンブシュア(咥え方)に慣れている人だとYDS-152の方が好みかも。
逆に初心者の方にはYDS-122方が吹きやすいかも?でも咥えた際のリアルさは下がるので要注意!
コストダウンのために割り切っているっぽいですね!こだわりたい方はYDS-152がおすすめ!
アプリや音楽再生について

ここも違う!
YDS-152がBluetooth経由でワイアレスでアプリ接続や音楽再生ができていたのに対して、YDS-122は有線のみ。

YDS-122は上記の端子を介し有線でBGM等の音声を流し込み、またYDS Appという音色や本体設定を行うアプリとの連携はUSB端子にケーブルを指し行う必要があります。
モーションセンサーの有無
YDS-152にはモーションセンサーが内蔵されており電源ON→音色名表示→一定時間を過ぎると消灯→消灯後楽器を傾けることで再度点灯という挙動をするので演奏時に音色名が常時点灯しない仕様になっておりますが、YDS-122にはこのモーションセンサーが搭載されておらず音色名は常時点灯します。
細かい違いですね!
付属品の違い

ここもやや違いがありますね!
YDS-122は交換用のOリングが1セットのみに対し、YDS-152は専用ケースやネックストラップも付いてきます。
ケースにストラップもぶっちゃけ買えば済むのですが、割と高価。
コストカットのため仕方ないとは言え、付属品が違う点も注意が必要です。
※上記以外にもマウスピースや取扱説明書はそれぞれのものが付属しています。
まとめ
全体的にみて今回はマイナーアップデートの模様。
音色の追加とUSB-Cへの変更以外に、目立った性能向上や違いなどは見受けられないので、YDS-120/YDS-150ユーザーさんは急いで買い替える必要は無さそうです!
とは言え、これからYDSシリーズを検討される方には嬉しい仕様変更ですね♬
しかしながら、音質や演奏性は以前のモデルと同じで値段がやや高くなってしまうのが新機種の要チェックなポイント。
YDS-120は既に生産完了となっていますが、YDS-150は現時点では比較的潤沢に在庫があります!
「サックスの音色さえ充実していれば、そこまで他の音は重視しない」
「USBはあまり使わないからType-micro Bでも問題ない」
という方はむしろYDS-150でも問題ないかもしれません。
新機種のYDS-152/YDS-122は12月の発売から店頭でも展示を予定しておりますので、気になっている方はぜひチェックしてみてください!
この記事の投稿者: 立浦(たてうら)
