カタログには載ってない!電子ピアノ 比較レビュー【10~20万円】 | イオンモール豊川店

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こんにちは!!!!!
豊川店のピアノ、佐々木です!

「スペックは立派だけど、実際の弾き心地や音はどうなんだろう?」
「いろいろ書いてあるけど、結局何がいいのか分からない!」

電子ピアノのカタログを見ていて、こんな風に悩んだことはありませんか?

今回は、実際に複数の電子ピアノを弾き比べ、メーカーの公式HPやカタログには載っていない【リアルな使用感】を、プレイヤー目線でレビューしていきます。

まず

それぞれの特徴をより具体的にお伝えするために、今回は

●鍵盤
●サウンド
●ペダル
●機能性

の4つの項目に分けてレビューします。

※おことわり※
いいことも悪いことも、包み隠さず完全な『本音』で書いています!主観的意見が多分に含まれておりますので、あらかじめご了承ください。


据え置き型

YAMAHA

YDP-166

鍵盤スピーカーBluetooth横幅奥行高さ重さ
樹脂製20W×2 〇1,357mm
422mm849mm
(譜面台なしの場合)
42kg

鍵盤

かっちりとした弾き応えのある印象です。全体的にYAMAHAの電子ピアノ特有のタッチ感に似ていると感じました。エスケープメント(ゆっくり押したときにカクッとするグランドピアノ特有の機構)が搭載されているため、優しく弾いたときの「っぽさ」はなかなか。
構造上仕方ない部分ですが、樹脂鍵盤特有の空洞感や、手前と奥など打鍵位置によって重さが変わってしまう点は個人的にやや気になりました。

サウンド

同価格帯の他モデルと比べると、高音域の抜けがとても良く感じられました。特にポップスなどを弾くと気持ちよく響いてくれます。中低音域については、弾いている自分には少しこもったように聞こえたものの、離れて他の人の演奏を聴く分には気になりませんでした。ダイナミクスレンジ(音の強弱の幅)もある程度広めにとられているので、迫力のある演奏が楽しめるモデルだと思います。

ペダル

サステインが効きはじめるまでの「あそび」がやや広いような気がします。
グランドピアノを弾いた後にこちらを演奏すると、音を伸ばしたり切ったりするのにすこし難儀しました。
ただ、ハーフペダルの中にもちゃんと段階が設定されているようで、思っていたよコントロールの幅は広い印象です。

機能性

操作パネルのボタン数が抑えめのため、設定を変える際は「特定の鍵盤+ボタン」という操作がメインになります。最初は説明書を見ながら操作する必要がありますが、一度設定したらあまりいじらないという方であれば特に問題ないかと思います。
本期種からBluetooth機能が搭載されたのは個人的にうれしいポイントです。

KAWAI

CX302

鍵盤スピーカーBluetooth横幅奥行高さ重さ
樹脂製20W×2 〇1,360mm
405mm855mm
(譜面台なしの場合)
39kg

鍵盤

連譜が弾きやすく、指に吸い付いてくるような感覚。個人的に、同価格帯の中ではいちばんしっくりきます。
「YAMAHA YDP-166」の弾き心地とは対照的な印象を受けましたが、どちらが良いかは完全に好みの問題だと思います。
ただ、どうしても樹脂鍵盤のデメリットも感じてしまうため、これから本格的にピアノをやっていきたいという方には、もうワンランク上のモデルをおすすめします。

サウンド

全体的にとてもクリアな印象を受けました。各音域のバランスが良くまとまっているので、どのジャンルの曲にもある程度マッチしてくれそうです。
ダイナミクス(音の強弱)のレンジも特に狭いわけではないのですが、2スピーカーであるがゆえの「音の平面性(立体感の少なさ)」はどうしても少し感じてしまいました。

ペダル

ペダルを踏んだときの感覚については、YDP-166と大差ないように感じました。ハーフペダルとしての細かな操作もきちんと行えますが、本物のピアノと比べてしまうと、やはり踏み込んだときに足へ伝わる重みなどの感覚は異なります。

機能性

ボタンの数は少なめに設計されています。各ボタンの説明が文字ではなくアイコンで表記されているため、パッと見てわりと直感的に操作できるのは良いポイントだと感じました。
YDP-166と大きな差はなく、この点も好みで選んでしまってもいいように感じます。

コンパクト型

CASIO

AP-S2500GP/S

鍵盤スピーカーBluetooth横幅奥行高さ重さ
樹脂製20W×2 〇1,393mm
29mm802mm
(譜面台なしの場合)
34kg

鍵盤

樹脂製ということもあり、タッチは全体的にやや軽めな印象。鍵盤から指を離した際の戻り方もソフトなので、久しぶりに鍵盤楽器を演奏するという方にとっては、むしろ弾きやすく感じられるかもしれません。 ただ、構造上、鍵盤の支点が近めに設定されているため、鍵盤の手前側を弾くか奥側を弾くかによって、指に感じる重さがかなり変わるように思いました。
この点については、個人的に少し留意しておいた方がいいポイントだと感じます。

サウンド

音域による聞こえ方のばらつきはなく、ダイナミクスレンジも違和感なく自然に感じました。
ややもさっとした音質で、ハーモニーがくっきりしないように感じてしまうのがもったいないような気もしますが、演奏そのものには支障ありません。

ペダル

可変式が採用されており、かなり細かいところまで調整できるのは嬉しいポイント。ただ、本体がコンパクトに作られている分、どうしてもペダルの位置がアコースティックピアノとは少し違う感覚になります。
普段本物のピアノを弾き慣れている方だと、足元の感覚に少し慣れが必要かもしれません。

機能性

本体の奥行きが299mmと非常にコンパクトなのは大きな魅力。
省スペースで狭い場所にも無理なく置けるので、お部屋のレイアウトでお悩みの方には大アリです。
ディスプレイが日本語表記なのも親切ですが、やはり「パネルのタッチ+鍵盤を押す」という操作をしなければならないのはやや手間かも。

AP-S5000GP/S

鍵盤スピーカーBluetooth横幅奥行高さ重さ
ハイブリッド
(木材+樹脂)
20W×2
2チャンネル4スピーカー 
〇1,393mm
299mm866mm
(譜面台なしの場合)
37.6kg

鍵盤

木材と樹脂のハイブリッド鍵盤が採用されており、AP-S2500GPと弾き比べてみると、タッチ感にはかなりの違いを感じました。
樹脂製鍵盤にありがちな空洞感や、特有の打鍵ノイズはあまり気になりません。
ただ、完全な木製鍵盤というわけではないため、長時間の演奏で手首への衝撃をどれくらい吸収してくれるかについては、少し気にしておいた方がいいかもしれません。

サウンド

スピーカーの数の重要性を改めて思い知らされました。2スピーカーのモデルと比べて音が立体的に聞こえてくるため、細かいタッチの違いや表現のニュアンスをより繊細に耳でキャッチすることができます。かなりはっきりと違いを感じました。
ただ、サウンドそのものが少しこもったように聞こえる点だけは、どうしても気になってしまいました。私の好みの問題もあるかと思います。

ペダル

AP-S2500GPとおなじく、サステインの具合を細かく調整できるタイプ。
「あそび」が少なく、少し踏み込んだ段階で伸び具合が変わり始めるのが特徴的でした。
ただ、アコースティックピアノのペダルとは長さや配置が異なるため、個人的にはどうしても少し違和感を覚えてしまいました。とはいえ、普段本物のピアノで練習する機会があまりない方であれば、特に気にならず問題なくお使いいただけると思います。

機能性

特筆したいのが「ビジュアルインフォメーションバー」。
私のお気に入り機能で、鍵盤を弾いた際の強さやペダルの踏み具合などを視覚的にわかりやすく表示してくれます。
ピアノの練習でよくある「このフレーズはここを頂点に持っていく」「優しい音からだんだん力強い音へ」といった、表現力を磨く練習にとても有効だと感じました。

自分がどうやって演奏しているのかをバーの動きで見ながら、同時にその音を耳で聴くことで、自分の指先の感覚と実際の音をしっかりとリンクさせることができます。

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記事作成者

ピアノアドバイザー佐々木(ささき)

ピアノアドバイザー佐々木(ささき)

ピアノをはじめ、様々な楽器を楽しんで演奏しています!
これまで程よくピアノと向き合ってきた経験を活かし、皆さんが『より楽しく演奏できる』ピアノ選びをお手伝いします。
ピアノに関するご相談は、ぜひ佐々木まで!」

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