エレキの調整方法 | ららぽーと新三郷店

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こんにちは。新三郷店エレキ担当の江原です。
今回は、エレキの調整方法を紹介します。

なぜエレキを調整するのか

エレキギターは、アコギに比べて簡単に調整できる部分が多く、自分好みの音や弾き心地に寄せやすいです。なので、比較的お手頃な価格のギターでも、演奏スタイルや好みに合うように調整して、ギターと弾き手のポテンシャルを引き出すことができれば、高級なギター並みとまではいかなくても、かなり高いパフォーマンスを発揮します。
ほとんどのエレキギターは、出荷された段階ではあらかじめ決められた基準に収まるように調整されていますが、弾きやすいギターの基準はギタリストの数だけあります。なので、ギターを手に入れたら、まずは自分好みに調整することをお勧めします。

調整する前に

調整する前にギターの状態を確認します。ギターに修理の必要な個所があった場合、調整してもいまいちいい感じにならないことが多いです。

音が出るか出ないか

アンプに繋いで音を出します。音が出ない場合、中の配線やパーツの修理が必要です。

ネックの状態

ネックが極端に曲がっていないか確認します。極端に曲がっていると、どんな設定でも酷い弾き心地になります。

ネック反りの確認方法




1フレットと最終フレットを押さえて、中間あたり(12~14フレット前後)の弦とフレットの隙間を見ます。
はがきが1枚入るか入らないかくらいの隙間が適正です。それより大きいと順反り、小さいと逆反りです。

直し方


六角レンチを使い、順反りの場合は時計回り、逆反りの場合は反時計回りにトラスロッドを回します。ごくまれにモデルによっては回す方向が逆のものもあるので、ギターの説明書を確認してください。

金属パーツの動作確認

ネジ類が錆びなどで回らなくなっていると、調整ができません。その場合はパーツの交換が必要です。サイズが合えば市販のパーツが使えますが、合わない場合はギターの加工が必要です。

弾き心地への影響力大「弦高調整」


弦とフレットの間の隙間を弦高と呼びます。高いと、弾き心地は固くなりますが張りのある音になります。低いと、弾き心地は柔らかくなりますが音がビビりやすくなります。
弦高調整詳細はこちら↓
https://www.shimamura.co.jp/shop/shinmisato/guitar-bass-ukulele/20210608/5028

音がガラリと変わる「ピックアップ高調整」


ピックアップと弦の距離を調整します。
ピックアップの横にあるネジを回すことで、ピックアップの高さを変えることができます。
ピックアップ高を低く(ピックアップと弦の距離を離す)と、信号のパワーが減り、音がすっきりします。ピッキングのニュアンスも出しやすくなります。例えば、アンプの音量を上げたときに、音の弾力がありすぎて弾きづらいときなどは、ピックアップ高を下げると、扱いやすくなることがあります。
逆にピックアップ高を上げる(ピックアップと弦の距離を近づける)と、信号のパワーが増え、音を歪ませやすくなります。ただし、弦がピックアップに近すぎると、ピックアップの磁力で弦が引っ張られ、音の伸びが悪くなったり、ピックアップにピックが当たったりするようになります。もし、ギターのパワーを上げたい場合は、ギターのすぐ後ろにブースターを繋ぐか、パワーの強いピックアップに交換して、高さは控えめにしたほうが弾きやすいと思います。

地味だけど割と効果がある「ネジ増し締め」

ネジは緩みます。ネジが緩むと、パーツとパーツの接着が甘くなり、弦の固定が不完全になり、音の伸びやチューニングの安定感が悪くなります。ストラップピンやジャックのナットは、緩むと故障や破損に繋がるので、緩んでいないか頻繁に確認します。

増し締めしないネジ

回すことにより、弾き心地などが変わってしまうので、以下のネジは増し締めは行いません。
■弦高調整用ネジ
■オクターブ調整用ネジ
■ピックアップ高調整用ネジ

これさえあれば調整できる!!ギターセットアップツールセット


ギター調整用のツールセットです。
このセットがあれば、紹介した調整はすべて行えます。機材と一緒にカバンに入れておけば、出先の環境に合わせて微調整したりもできるので便利です。

内容

ドライバー


先端が付け替えられるタイプのドライバーです。先端を交換すればナットやボルトも回せます。

トラスロッド用レンチ


トラスロッドを回すのに便利な長めの六角レンチと、パイプレンチです。

弦高用スケール


弦高専用のスケールです。

フレット磨きプレート


フレットを磨くときに指板を保護するプレートです。

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