【第1回】君はRyogaを知っているか -SKATER編- | イオンモール日吉津店

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島村楽器に行ってギターコーナーを見ていると、目についてしまうパステルカラー、変な形のギター。

こんな経験したことはないでしょうか。ありますよね、だって島村楽器のホームページ見てるもん。

そんな謎のギターブランド「Ryoga」に勝手に迫っていきます・・・

Ryogaってブランド

島村楽器オリジナルブランドである「Ryoga」

「HISTORY」を筆頭に、「Laid Back」や「Busker’s」「James」などギター、ベースには島村楽器オリジナルのブランドがいろいろありますね。
それらのブランドのギターやベースは、はじめての人にも「お、これがよく見るギターってやつかあ。」と思えるそんなトラディショナルな形や色が多いんです。品質の良いスタンダードなもの手に取ってほしいという感じでしょうか。

一方で「Ryoga」は、上の画像のようにオリジナルシェイプのギターベースしかない特別な自社ブランドなんですよ!
「気持ちよく演奏できる」こと、「どんなシーンでもあなたのそばに」を押し出すこのブランド


まさにこの洗練されたデザインからそれが表れているんです・・・!


オリジナルシェイプ

Ryogaのラインナップはすべてオリジナルシェイプ。

・平行四辺形をぐにょっとさせたような「SKATER」
・某レスポールのようでエレガントさのある「HORNET」
・セミホロウギターをベースにした「CICADA」(セミだけに…)
・ジャズベースのボディを小さくしたような「VAL」

大きな特徴として、すべて左右非対称の「オフセットボディ」で設計されているんです。

オフセットボディ:
正面から見た時のギターのくびれが左右非対称で、座ってギターを構えたとき、自然とヘッド側が上がったり、人体工学的にくびれが体にフィットしやすい構造になっているぞ!つまり、弾きやすいってことです!
有名ギターメーカーにも、オフセットボディを採用しているモデルがあり、オフセット愛好家なる人たちまでいるぼど根強い人気があります。

椅子に座ったり、壁にもたれながら地面に座ったり。日常のどんなシーンでも弾きやすい形に考えられているわけですな。

独特なカラーと木材

ギターの材木は、ギターの音や見た目といったキャラクターを決めるうえでとても重要なもの。
ギターの部位によってよく使われる木材も違いまして・・・、だいたいこんな風になってます。

ボディ

ギターの中で一番大きく、「音」と「見た目」「抱えやすさ」に大きく影響するパーツ。よく使われるのは、素直な音の「アルダー」や、ドンシャリな音の「アッシュ」、暖かい中域の音が豊かな「マホガニー」などがあります。Ryogaではホワイトアッシュに近い音のスンカイ材や、マンゴー材といった一風変わったスタイルの木材を使用。

ネック

左手の「弾きやすさ」に直結するこれまた重要なパーツ。ここではメイプル材とマホガニー材は永遠のライバルですね。一般的なギターはロングスケールという、ナットからブリッジまでの弦長が648mmに設定されており、それに対してRyogaはミディアムスケールという少し短い628mmになっています。すこし弦の張りが柔らかくなり、押さえやすく、少し音が甘くなるのが特徴です。
ベースでも同じように、838mmと普通よりもすこし短くなっています。

指板

指板は音階を変えて楽器を楽器たらしめるのに重要なパーツで、フレットの固定、音の発音に影響など、薄くて小さいながらもよくお仕事してくれるそんなイメージ。歯切れのある「メイプル材」や王道の「ローズウッド」などがあり、全体の印象変わってきて楽しいんです。Ryogaはローズウッドやエボニーといった黒目の指板を使用。

Ryogaはすこし尖った、痒いところに手が届く、そんな木材チョイスと組み合わせなんですよね。それもそのはず、Ryogaの開発には、日々お客様と接している島村楽器の店舗スタッフや、実際にお使いいただいているユーザーの皆様の声を反映させているからだそう。

Ryogaのココがスゴイ!

ココスゴ。店舗スタッフやユーザー様のお声は木材チョイスだけじゃないはず。

専用設計のチェンバード(中空構造)

各モデルごとに専用設計されたチェンバード。木材本来の魅力であるトーンを尊重しつつ、空洞の量や加工方法を工夫することで、扱いやすい重量バランスとなる約 3kg を目安に製作しており、「音」と「重さ」の両方取りを目指しました。

チェンバード:
ギターなどの楽器のボディ内部を部分的にくり抜いて空洞を作った構造のこと。 ソリッド(中身が詰まった)ボディと、セミアコースティック(セミホロウ)ボディの中間のような特性を持ちます。エアー感のある温かなサウンドや豊かなレゾナンス(共鳴)が得られます。

弾きやすさにこだわりまくり

ギターをを弾いていると、ローフレットからハイフレットまで縦横無尽に弾くこともありますよね。そんな中で、バリと呼ばれるフレットの飛び出しがあると、最悪ケガしちゃうこともあります。これを丁寧に処理するバリ取りをRyogaでは行っており、引っかかりなく弾き心地は快適。

また、ネックもメイプル材とサペリ材を組み合わせた5プライ構造で強靭にしたり、サラッサラに磨いたサテン仕様。気が利くねぇ。

ネックジョイントは、ヒール部分をなだらかに仕上げておりここも快適ポイント。

Ryoga SKATER

エレキギターRyoga SKATER

エレキギターRyoga SKATER

ボディ:ポプラ
ネック:ベイクド・メイプル
ネック仕上げ:マット仕上げ
指板:エボニー / R350
ネックジョイント:ボルト・オン
ペグ:M-3072CR
ナット/ナット幅:PPS/42mm
フレット:ラウンドエッジ・フレット|24F
フロントピックアップ:Ryoga RH3/n
リアピックアップ:Ryoga RH3/b
コントロール:1Volume / 1Tone(Coil Split P-P SW) / 3way SW
ブリッジ:BG-2002-D-CR
使用弦:D'Addario EXL110(010-046)
スケール:628mm
付属品:ギグバッグ、レンチ(ネック調整用4.0mm / サドル高調整用1.5mm)、保証書
保証期間:3年間

¥79,000税込

さて、Ryoga紹介シリーズ第1回目は、「SKATER」。

Ryogaの特徴を盛りに盛り込んだ、Ryogaらしさにあふれるモデル。
無印「SKATER」と「SKATER/Fit」の二つが展開されており、上画像は無印SKATER。
スケーターの名の通り、ネックの上を指が上から下までスルスル…。

筆者も弾いてみたのですが、驚き。気づいたら左手がトリプルアクセル決めてました(大嘘)。

チェンバー構造や5プライネックなど網羅してます。
指板がエボニーなので、パステルカラーの多いカラーラインアップのSKATERボディとのメリハリがついてていいですね。
エボニーの美しさを妨げない小さくエレガントなインレイもグッド。

他のモデルと大きく違う点は、24フレットなところ。ハイフレットにアクセスしやすく、激しい曲でチューニングを落としても使えちゃう万能さんなんです。

カラーバリエーションは
・サーフグリーン
・ホワイト
・ブラック
・オーシャンターコイズブルー
・シェルピンク
・ディープ・フォレスト・グリーン

の6展開。かなり多めですね。
この中だと筆者はオーシャンターコイズブルーが好きです。このカラーで歪ませたら波紋出そうじゃないですか。

こちらは初めてギター弾く方や、2本目は少し変わったのがいいという方にオススメです。

東京楽器博2026に、こちらのSKATERの開発段階で作られたプロトタイプが出品されているようです…!

現モデルと比較すると、すごくモダンでラウドな音楽と合いそうな雰囲気ですね。これはこれですごくかっこよくて好み。

Ryoga SKATER/Fit

エレキギターRyoga SKATER/Fit

エレキギターRyoga SKATER/Fit

ボディトップ:スンカイ(t=5.0mm)
ボディバック:スンカイ(t=33.0mm)/チェンバード加工
ボディ仕上げ:ウレタン塗装/オープンポアマット仕上
ネック:ハードメイプル/サペリ(5P積層) 
ネック仕上げ:ウレタン塗装/マット仕上
指板:ソノケリンローズウッド/R350
ネックジョイント:ボルトオン/ヒールレス加工
ペグ:DJ272N
ナット/ナット幅:牛骨(42mm)
ネック厚:1F: 20.0 mm, 12F: 22.0 mm
フレット:DHP/24F
フロントピックアップ:Ryoga RAH4/n
リアピックアップ:Ryoga RAH4/b
コントロール:1ボリューム, 1トーン (シングルモード・スイッチ), 3点レバースイッチ
ブリッジ:BN201CR
使用弦:D'Addario EXL120(009-042)
スケール:629mm
参考重量:3.0kg(平均値の為、個体差がございます)
付属品:ギグケース、レンチ(ネック調整用4.0mm / サドル高調整用1.5mm)、保証書
保証期間:3年間
生産国:インドネシア

¥129,000税込

「Fit」は、無印よりオトナな逸品シリーズ。

SKATER/Fitでは、ボディ材がスンカイと呼ばれる、ホワイトアッシュに近い音響特性を持つ木材に。指板材も、ソノケリンと呼ばれる、インドネシアで育ったローズウッドを使用。
もう一段「音」と「弾きやすさ」に特化したシリーズになってますね。

カラーはオープンポアフィニッシュと呼ばれる塗装で、木目の溝や質感が指で感じられます。指板も木目が出やすいので、全体的に暖かな木を感じられるオトナ仕様になっているんです。実にエレガント。

反射による周囲の写り込みを抑え、写真や映像を撮りたいときでも安心ですね。

カラーバリエーションは、
・オープンポアアイボリー
・オープンポアブルー
・オープンポアブラック

の3展開。かわいさとスタイリッシュさがあるので迷っちゃいますね!

筆者はアッシュ材を使ったギターが好きで、音も近しいとなれば大好物です。地味にヘッドの形状もかわいいよねRyogaって。

Ryoga SKATER-BASS

なんとこのシェイプ、ベースにもあるんです。

エレキベース PJタイプRyoga SKATER-BASS Black

エレキベース PJタイプRyoga SKATER-BASS Black

ボディ:ポプラ
ネック:ベイクド・メイプル/カーボンサポートバー搭載
ネック仕上げ:マット仕上げ
指板:エボニー / R350
ネックジョイント:ボルト・オン
ペグ:MB-1037CR
ナット/ナット幅:PPS/38mm
フレット:ラウンドエッジ・フレット|21F
フロントピックアップ:Ryoga RP3
リアピックアップ:Ryoga RJ3/b
コントロール:2Volume / 1Tone
ブリッジ:BA-1010-CR
使用弦:D'Addario EXL170(045-100)
スケール:838mm

¥85,000 税込

SKATER-BASSはとっても扱いやすいPJタイプ。プレジションベースのブリブリとした音と、ジャズベースのバキッとした音のいいとこどりをしてます。

使っている木材はギターと同じ感じですが、ネック補強は弦の張力に耐えなきゃいけないベースを考えたカーボンサポートバーでもっと頑強に。

また、こちらのベースはチェンバード加工をしておりません。ですが、ボディ材のポプラがもともと軽いので、軽量ではあるんですね。

ベースはサイズが大きく基本的にはギターより重いため、Ryogaの特徴であるオフセットボディの恩恵がかなりわかりやすいと思いますよ。

ブリッジは裏通しにも、表通しにもできるこれまた便利なタイプ。お気に入りの弦とテンションで弾けちゃうのも、「どんなシーンでも」を体現してるんじゃないでしょうか?

SKATER-BASSの一番の特徴は、838mmのスケール。一般的なロングスケールが863mm、ミディアムスケールが812mmなので、ちょうどその中間。弾きやすさと音の両立をここでもやっているんです。低音を弾くベースでは適度なテンションがないと、締まりがなくなってしまいますからね。

カラーバリエーションは
・サーフグリーン
・ホワイト
・ブラック
・オーシャンターコイズブルー
・シェルピンク
・ディープ・フォレスト・グリーン

の6展開。僕はベースならシェルピンクですかね。シェルピンクだけピックアップカバーが白くて可愛いですし。

Ryoga SKATER-BASS/Fit

エレキベース PJタイプRyoga SKATER-BASS/Fit

エレキベース PJタイプRyoga SKATER-BASS/Fit

ボディトップ:スンカイ(t=5.0mm)
ボディバック:スンカイ(t=36.0mm)/チェンバード加工
ボディ仕上げ:ウレタン塗装/オープンポアマット仕上
ネック:ハードメイプル/サペリ(5P積層) 
ネック仕上げ:ウレタン塗装/マット仕上
指板:ソノケリンローズウッド/R350
ネックジョイント:ボルトオン/ヒールレス加工
ペグ:DJ442C
ナット/ナット幅:牛骨(38mm)
ネック厚:1F: 21.0 mm, 12F: 23.0 mm
フレット:DHP/21F
フロントピックアップ:Ryoga RAP4/n
リアピックアップ:Ryoga RAJ4/b
コントロール:2ボリューム, 1トーン
ブリッジ:BB101CR
使用弦:D'Addario EXL170(045-100)
スケール:838mm
参考重量:3.5kg(平均値の為、個体差がございます)
付属品:ギグケース、レンチ(ネック調整用4.0mm / サドル高調整用1.5mm)、保証書
保証期間:3年間
生産国:インドネシア

¥139,000税込

ギターとおなじく「Fit」があります。そう、無印よりオトナなやつ。

SKATER-BASS/Fitでも、ボディ材がスンカイと呼ばれる、ホワイトアッシュに近い音響特性を持つ木材に。指板材も、ソノケリンと呼ばれる、インドネシアで育ったローズウッドを使用。

こちらもカラーはオープンポアフィニッシュと呼ばれる塗装でエレガント!


カラーバリエーションは、
・オープンポアアイボリー
・オープンポアブルー
・オープンポアブラック

の3展開。

無印と違い、こちらはチェンバード加工アリ!

フロントでは甘く太い音。リアではエッジの効いた音が出るため、フィンガースタイルからピック奏法など
軽々構えて弾くことが出来ますね。

あ、スラップ大好きなそこのあなた、どうぞ思う存分にスラップしてください。

Fitのブリッジは、無印と比べるとトラディショナルスタイル。
ブリッジに受けた振動をボディが一緒に鳴らしてくれる。そんな感じです。

まとめ

いかがだったでしょうか。RyogaのSKATERシリーズ。

どんなシーンでも気軽に演奏を楽しめる、そんなRyogaのギターの中でも
スタイリッシュでいてかわいいSKATER。

ギター界隈はすでに腕だけではなく、ビジュアルとエモも重要な戦国時代。
おっ?となるシェイプと、生活に溶け込むカラーバリエーション。もちろん音と弾きやすさも兼ね備えた
「SKATER」「SKATER/Fit」試してみてください。

SKATERシリーズの中でもモデルごとに細かな仕様が変わっているので、
Fitはもちろん上位モデルと言ってもいいですし
逆に無印とFitは別のものと思ってもらってもいいかもしれません。

ギターやベースは、あなたの体に馴染んで、お気に入りの色と音がでるものを選ぶのが一番良い選択ですので、
こまったら店舗スタッフに聞いてみるのが安心です。
試奏も気軽にしちゃってください。弾いてみなきゃ分からないですから。

では、次は「HORNET編」で。

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