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アコースティックギターとクラシックギターの違い
これからギターを始めたいけど、アコースティックギターとクラシックギターって何が違うの...
と思っているあなた!そんなお悩みを解決します!!
まずはそれぞれの楽器のご紹介
アコースティックギター
まず初めにアコースティックギターをご紹介致します。
アコースティックギターは主にポップスを演奏する際に使われる楽器です。
楽譜に書かれたものだけを演奏すのではなく、基本的にコードに沿ってアドリブ的に演奏します。
英語で書くと“Acoustic Guitar”。「アコギ」なんて略して言う事が多いですね。
アコースティックギターとはいわゆる「生ギター」のこと。
鉄の弦が張られたフォークギターとよばれるもの、ナイロン弦が張られたクラシックギターと呼ばれるもの、電気を通さないそれらのギターはすべて「アコギ」なわけです。
※最近ではフォークギターを「アコギ」と呼ぶ事も多くなってきました。
クラシックギター
クラシックギターはこれまでのアコギとは別物です。これまでのアコギは弦がスチールだったのに対して、クラシックギターはナイロン弦が主流です。
基本的にメロディと伴奏を一人で弾くソロギター(独奏)スタイルが多いです。
ピアノと同じで、楽譜から音楽を読み取り作曲家が意図したものを再現するのがクラシックギターです。
コードが分からない方でも演奏出来ます!
ギターの歴史はクラシックギターから始まったと言えるでしょう。中央アジアで生まれた弦楽器がヨーロッパに伝わり、ギターの祖先と言われる「リュート」になりました。そのリュートからクラシック音楽で使用されるクラシックギターに発展していったのです。(だいぶ端折っています...)
クラシックギターが生まれた当時はガット(Got=羊の腸を細くして糸状にしたもの)を使用していたため、ガットギターと呼ばれることもあります。テニスのラケットに張るガットは同じ意味です。そのガットも今はナイロン製がほとんどのようですが...。
そしてクラシックギターは世界へ拡散し、アメリカに渡った後には弦がスチール(鉄)製となって発展。フォークギターが誕生していくのです。
クラシックギターが使われるジャンル
クラシックギターはスペイン製か日本製の楽器に人気があります。低価格のものは東南アジアや中国でも作られていますが、高級なもののほとんどはスペイン製か日本製でしょう。(他にも存在しないことはないと思いますが...)
という事でクラシックギターはどういったジャンルでどの様に使用されるかをご紹介していきましょう。
-クラシック-
まずは「クラシックギター」だけにやはりクラシック。
クラシックではこれまでのフォークギターやエレアコのように右足に乗せる、ストラップで吊る、といったことはせず左足に乗せて演奏します。そのため左足を高く持ち上げるための足台も必要不可欠。
-フラメンコ-
クラシックギターの生まれ故郷とも言えるスペインのフラメンコではやはりクラシックギターが使われます。
※厳密に言うとフラメンコでは音の立ち上がりがよく、あえてサスティン(音の伸び)が少ない材で作られた「フラメンコギター」というものを使用しますが、構造はクラシックギターのそれなので、このカテゴリーに含めたいと思います。
フラメンコでは奏法が激しいためボディトップに「ゴルペ板」と呼ばれる透明や白の板が貼られる事が多いです。ボディトップも厚めで、叩くような奏法にも耐えうる構造になっています。
-ボサノバ/ボサノヴァ-
ジャズやサンバの要素から、ブラジルで生まれた音楽。「ジャズの一種」「サンバの一種」などいろいろな説がありますが、「ボサノバはボサノバだ」といえるほど現在では一ジャンルとして確立されていると思います。基本的にはクラシックギターを指で奏でます。
-演歌-
古賀政男さんの曲をクラシックギターで演奏することが1950年代に流行したそうです。古賀政男さんは演歌、歌謡曲の作曲家でもあり、ギタリストで、そこから演歌をクラシックギターで弾くというスタイルが定着したんですね。
-ポップス/ロック-
ポップスや、ロックでもクラシックギターは使われます。曲を通してクラシックギターで伴奏したり、ナイロン弦のやさしい音色をアクセントとして使う場合など、いろんな使われ方があります。
初めての方でもわかる違い
弦の違い
アコースティックギター=スチール弦
クラシックギター=ナイロン弦・ガット弦
アコースティックギターの弦は固いスチール弦の為キラキラした音がします。
1本ずつ弾いたり、6本まとめて弾いたりで鳴る音が変わるのが魅力です。
クラシックギターは柔らかいナイロン弦やガット弦なので、温かく柔らかい音がします。
ネックの違い
アコースティックギター=細い
クラシックギター=太い
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アコースティックギター | クラシックギター |
フレット間隔の違い
アコースティックギター=狭い
クラシックギター=広い
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アコースティックギター | クラシックギター |
糸巻き部分の違い
アコースティックギター=ヘッドを正面から見て横に糸巻き部分があります。
クラシックギター=ヘッドを正面から見て後ろに糸巻き部分があります。
左:アコースティックギター 右:クラシックギター
2つの楽器の違いを説明するとこのようになります。
ギターを構えた時の感覚や音の違いなど、ここには書ききれない部分も沢山あります。
実際に体験してみたい方、違いを比較してから始めたい方、是非ユーカリが丘店にお越し下さい!
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