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ローランドのフラッグシップモデルが久々に登場!展示しております!只今ご予約受付中!
2012年にFANTOM-Gシリーズが生産完了。
その後JUPITER80がローランドのフラッグシップモデルとして君臨していましたが、2017年に生産完了。
その後、ローランドのフラッグシップモデルが不在のまま月日が過ぎていきました。
「もう、ローランドはフラッグシップを作らないのかな」と思ったかたも多かったのではないでしょうか?
2019年、令和元年秋にその不安は払拭されました!
ついに、ローランドが満を持して世に放つフラッグシップ・シンセの名前は、、、
FANTOM
2001年に初めて登場した時と同じFANTOMという名前。ローランドの意気込みみたいなものを感じざるを得ませんね。
FANTOMの基本構成
FANTOMの基本構成を気になる部分を中心に箇条書きにしてみました
- 2種類の音源(詳細は後述)
- 1SCENE16パート
- マルチエフェクト16系統
- 16トラックシーケンサー
- PADサンプラー
- リズム・パターン、アルペジオ、コードメモリ
- D-Beamコントローラーは無し
- ディスプレイは7インチ、タッチスクリーン付
- 外部メモリーはUSB
- CV OUT端子、GATE端子も装備
etc
新開発の音源ZEN-Core搭載
気になる音源部分ですが、新開発のZEN-Coreなる音源が搭載。
ヴァーチャルアナログとPCM音源の融合音源で様々な組み合わせで多彩な音作りが可能。
一つのTONEに4Partial、SCENEには16TONEを組み込むことができるので単純に64個の波形を同時に出すことができる計算になります。
設定したTONEはトップパネル右側のシンセサイザーセクションからいつでも操作可能ですので、わざわざディスプレイで呼び出して、といったわずらわしい操作をせずに直感的に音作りができるのは魅力ですね。
さらにステレオのAnalog Filterを5種類搭載。アナログシンセらしいなめらかに変化する温かみのあるサウンドが期待できます。
なお、このFilterはなんとPCMサウンドや外部音源にも利用可能とのことで、幅広い音作りが期待できますね。
もう一つの目玉、V-Piano音源搭載
今回登場のFANTOMのもう一つの目玉は、V-Piano音源が搭載されたことでしょう。
ローランドのV-Pianoテクノロジーによって生み出される極上のアコースティック・ピアノ・サウンドは、従来のシンセサイザーに内蔵されているピアノ音源とは比べ物にならないほどリアルで情熱的です。
V-Piano音源に対してもEDITができ、プレイヤーの好みに合わせた音作りが可能となっています。
ちなみにこのV-Piano音源はフル・ポリフォニックで同時発音数を気にすることなく演奏に集中できます。
当店にも展示しました!
早速、四日市尾平店にて展示いたしました。
試奏可能ですので、ぜひ音を出しにいらしてください。
シンセ担当奥田インプレッション
やっと出してくれた!という感じですね。
JUPITER80が生産完了となって何がでるのかとずっと楽しみにしていましたが、なかなか出てこないのでずーっとヤキモキしていました。
「FANTOM」という名前も潔い感じで好感が持てます。
私はJUPITER80を持っているのですが、シンセとして音作りをする楽しむ部分が弱かったと思います。
今回のFANTOMではトップパネル右側にシンセサイザーセクションが用意され、オシレーターの選択、フィルターのカットオフ、レゾナンス、エンベローブのADSRなどが物理的操作が出来るようになっています。
これによって、音作りがあきらかに楽しめるようになっており評価できる部分であると思います。
個人的には5種類のアナログフィルターの効き具合が気になるところです。
また、シーケンサーやサンプラーも搭載していますので楽曲製作やライブにも大いに活用できそうです。
奥田としてはV-Piano音源を堪能したいので88鍵盤ピアノタッチのFANTOM-8がオススメ!
ラインナップは3種類
FANTOM-6
セミウェイテッド61鍵盤搭載モデル
ブランド | 品番 | 販売価格(税抜き) |
---|---|---|
Roland | FANTOM-6 | ¥335,000 |
FANTOM-7
セミウェイテッド76鍵盤搭載モデル
ブランド | 品番 | 販売価格(税抜き) |
---|---|---|
Roland | FANTOM-7 | ¥365,000 |
FANTOM-8
PHA-50ハイブリッド88鍵盤搭載モデル
ブランド | 品番 | 販売価格(税抜き) |
---|---|---|
Roland | FANTOM-8 | ¥395,000 |
この記事を書いた人
名前 | 奥田 潔(おくだ きよし) |
---|---|
プロフィール | 初めてシンセに触れたのは14歳の中学2年生のころ。音楽の授業で聴いた富田勲の「月の光」。シンセサイザーっていろんな音がでて、しかもこんなにも情緒豊かな演奏ができるのか、と感動し高校1年からシンセを始める。音を作り始めると夢中になって時間を忘れてしまうほど。よって演奏能力は上達しないのが悩みの種。] ]いま、強烈に欲しいシンセはYAMAHA MONTAGEとMOOG Minimoog Model D。これさえあれば今後20年は何もいらないと言えます。とか言いつつ欲しいものが出てくるんだろうなぁ。 現在は、DTMとかで遊びつつバンドにも加入しライブ活動実施しています。] ]敬愛するシンセシストは、難波弘之、小室哲哉、キースエマーソン。 ファーストシンセはローランドのαJUNO-2。それからのシンセ遍歴は以下の通りです。 |
シンセ所有歴 | -Roland αJUNO2 -YAMAHA TX81Z -YAMAHA RX7 -KORG M1 -YAMAHA V50 -ROLAND JX-3P -Ensoniq TS-12 -KORG Prophecy -Alesis D5 -E-mu PROTEUS2000 -HAMMOND XK-2 -ROLAND JUPITER80 |
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