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初めてのライブ用シンセサイザー選び2019~どれを選んでいいか分からないという方に

「メンバーにはキーボードよりもシンセサイザーがいいって言われたけど、キーボードとシンセサイザーの違いは?」

「練習スタジオにシンセが置いてあるんだけど、マイキーボードって必要?」

「シンセっていっぱいあるけど、どれを選んでいいか分からない?」

この記事は、そんな方に向けて書いています。

こんにちは。

シンセ大好き島村楽器イオン四日市尾平店副店長の奥田と申します。
シンセ歴はうん十年、今まで使ってきたシンセは15台以上。
数多くのバンドをこなし、フォークから、ロック、アニソンまで多ジャンルにわたり200曲以上の演奏経験があります(上手いとは言っていない)。

たくさんの経験から私はバンドにとってシンセの役割は重要だと考えます。
コピーバンドでしたら、原曲と同じ音が出せたらテンションが上がりますし、バンドのモチベーションも上がります。

この記事では、数あるシンセの中から奥田オススメのシンセをいくつかピックアップして紹介いたします。
ぜひシンセ選びの参考にしてください!

【目次】

キーボードとシンセサイザーの違い

お店でよく聞かれる質問が「キーボードとシンセの違いって何ですか?」です。

これには答えが2つありまして、、、

一つには、「シンセはキーボードの一種です」という答え。

もう一つは「キーボードをポータブルキーボードとしてとらえると、シンセとは違います」という答えです。

一つ目の「シンセはキーボードの一種です」というのは、バンドのパートとして「キーボード」というパートがありますが、そのパートの方が使う楽器はピアノだったりシンセだったりするわけです。キーボードというカテゴリーの中にシンセサイザーがあるという考え方です。

二つ目の「キーボードをポータブルキーボードとしてとらえると、シンセとは違います」という意味を詳しく説明します。

ポータブルキーボードの特徴

メリット

  • 色々な音色が入っている
  • 自動伴奏機能がある
  • 曲を内蔵しており自動演奏ができる
  • スピーカーが内蔵されており本体のみで音がでる
  • 価格がリーズナブル

デメリット

  • 自分で音色が作れない(簡易的に作れる機種もあります)
  • 音のクオリティはバンド向きではない

シンセサイザーの特徴

メリット

  • 色々な音色が入っている
  • 自分で音が作れる
  • 音のクオリティはバンド向きである(ポータブルキーボードよりリアルで音圧がある)
  • 機種によってはシーケンサー(曲を作成する機能)が付いており作曲などができる
  • ピッチベンド(音程を上下するレバー)やボリュームペダル対応など、感情をこめて演奏できる機能がある
  • 使いたい音色を並べておくことが出来、演奏中に瞬時に切り替えができる

デメリット

  • スピーカーはついていないので音を出す場合はヘッドフォンもしくはアンプが必要
  • 価格がポータブルキーボードに比べると値段が高い

まとめると

以上のような特徴からバンドをやるならシンセの方が有利だと思います。
シンセなら原曲に近い音を作ることもできますし、音抜けも良くや音色クオリティもリアルなのでバンドでの存在感が増します。
ドラムやギターが鳴っているなかでポータブルキーボードですと音が埋もれてしまう可能性があります。
ピッチベンドやモジュレーションレバーを使えば、より感情込めた演奏もできます。

逆にポータブルキーボードのメリットと言えば、スピーカーが付いているのですぐに音が出せることや自動伴奏機能があるので、ご自宅での練習や曲のアイデアを考えるには向いていると思います。

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マイ・シンセは必要?

シンセは練習スタジオやライブハウスに備え付けのものがある事が多く、「自分のキーボード持たなくてもいいかな?」と思っている方も多いと思います。四日市店のスタジオにも実際に練習に来られる方の半分以上の方が備え付けのものを使ってらっしゃるのが現状です。

私奥田はシンセこそ自分の物を持ってほしいと思います。その理由を次に記します。

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マイシンセを持ったほうが良い理由

理由その①なるべくオリジナルに近い音が出せる

キーボードのいるバンドの演奏でよくありがちなのが、「音色が単調」という事が挙げられます。
備え付けのキーボードだとその場で音色を選ぶので「何となく似ている音色」を選ぶしかありません。
そして、スタジオでの練習時間は限られているので音を探す時間も少ないため、別の曲でも同じ音色を使ってしまう事が往々にしてあります。
そうするとどの曲も同じ音色になり同じような印象を与えてしまいかねません。

マイシンセを持てば、練習前にそれぞれの曲にあった音色をじっくり選ぶことが出来ますし、気に入った音色が無ければ作ってしまう事も出来ます。
「イントロのあの音」「サビのあのカッコイイシンセリフ」などなど原曲に近い音がでるとバンドメンバーのモチベーションも上がってきますよ!

理由その②練習の時と同じ音色で本番も演奏することができる。

スタジオのシンセが本番の時と同じシンセであるとは限りません。
違うシンセだった場合は本番当日に音を選ばなくてはいけなくなり、
「出したい音」が無い場合は結構テンションが下がってしまいます。

マイシンセを持てば練習の時に選んだ音を保存しておくことで、
本番でも同じ音で演奏が出来、バンド全体のクオリティが上がります。

音色名を曲名等に変更して保存し、さらに曲順で音色を並べておけば、本番でも音探しに迷う事もありません。
余計なことに気を遣わずに演奏に専念できます。

何よりも楽器に愛着が持てる

自分のシンセを持つことで鍵盤などの特性も理解できてミスタッチなども起きにくくなります。
なにか問題が起こったときに自分の楽器だとすぐに対処ができたりすることもあります。

何よりも、使い込んでいくうちに愛着が湧いてきて、「頼れる相棒」に育っていってくれます。これは非常に安心感ありますよ。

本番前に電源入れて「今日もよろしくな!」ってな感じで、ライブをこなす度に愛着が増していくものです。

ではシンセはどれを選んだらいいか?

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数あるシンセのなかから選ぶのは大変ですよね。
様々なメーカーからいろいろなシンセが出ており、どれを買えばよいのか迷ってしまいますよね。シンセ歴ウン十年、今まで数多くのシンセを使ってきた奥田が初心者の方におススメのシンセをピックアップします!

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シンセ大好き奥田オススメのシンセはこれ

Roland FA-06-SC

ブランド 品番 販売価格(税込)
Roland FA-06-SC ¥127,440

オススメの理由①音色が圧倒的に良い

音色のよさはシンセ選びで一番重要視すべきポイントであると思います。
バンドでよく使う音色である、生ピアノ系、エレピ系、オルガン系、ストリングス系、シンセ系にローランドの上位機種に採用されている「SuperNATURAL音源」が使われています。
スーパーナチュラルって何?超自然?簡単に言えば弾き方によって本物の楽器のようにリアルに鳴ってくれる音源のことです。
実際弾いてみるとリアルさが分かると思います。

奥田の個人的オススメ音色はストリングス。小編成の弦楽器隊なので大げさに鳴りすぎないサウンドが特徴。
PCM音源ではわざとらしい感じが否めなかったストリングスですが、SuperNATURAL音源ではリアルに鳴り響きバンドサウンドが一気に上質なものに変わります。

シンセ系音色もPCM音源にありがちな薄っぺらくなく「分厚い」音になりますのでEDM系などのエレクトリックな曲にも十分対応します。
シンセブラスやシンセリードなどの音抜けは素晴らしく、ギタリストにも負けません!

また、PCM音源も充実しており、プロ御用達の音源モジュールINTEGRA-7から厳選された2,000以上のサウンドを搭載。
出ない音は無いって言うくらいバンド演奏などでは即戦力になる音ばかりが内蔵されています。

さらに島村楽器とコラボモデルであるFA-06-SCには有名曲の「あのサウンド」が32曲分追加されているのに加え、ローランドのaxialからダウンロードされた827音色が入ったSDカードが付属されますので、まさに無敵のシンセといえると思います。 

オススメの理由②サンプラーが付いている

鍵盤での演奏はもちろん、CDやマイク、ギターの演奏などをサンプリング(録音)、再生できます。
サンプリングした音はFA-06自身でエディットが出来ます(スタートポイントやエンドポイントの設定など)。

サンプラーを使えば色々なことが出来ます。

例えば...①ライブのオープニングのBGMをあらかじめサンプリングしておき、ワンタッチでならせる ②難しいフレーズをサンプリングしてしまって本番であたかも弾いてるかのように振る舞う(これについてはテンポなど関係してくるのでイントロなどでの使用を推奨します)

オススメの理由③本格的なシーケンサーがついている

曲作りに役立つ16トラックのシーケンサーがついています。
このシーケンサーはノンストップループレコーディングができるので、
曲のアイデアが浮かんだらすぐにメモのように録音していくことができます。(MIDIのみでオーディオには非対応)
リアルタイム録音はもちろんステップ録音にも対応しているので鍵盤が弾けない方でも大丈夫。
さらに、作った曲はSMF形式はもちろん、WAVでマルチトラックで出力できますのでFA-06で大まかに作っておいて、細かい編集はDAWですることもできます。曲作りの強力な武器になること間違いなしです。

FAシリーズは上記以外に76鍵盤モデルのFA-07(¥167,400税込)88鍵盤ピアノタッチモデルのFA-08(¥178,200税込)がございます。基本性能は同じで(追加音源SDカードは入っていません)より多い鍵盤数やしっかりとしたタッチ感をお望みの方にオススメです。

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KORG KROSS2-61-SC

ブランド 品番 販売価格(税込)
KORG KROSS2-61-SC ¥79,920

オススメの理由1 耳なじみのある音色が数多く内蔵

レギュラーモデルの1280音色に加え、名器「TRITON」の音色512音が入ったSDカードが付属し、合計1,700以上の音色を内蔵。使える音がたくさん入っておりライブで即戦力になります。
KORGの音の特徴は分厚く存在感のあることです。ピアノ系の音は太く芯のある音、ストリングスは重厚なサウンド、オルガンも太くロータリーエフェクトの乗りが良いサウンドなどなど、シンセ界では名機を数々作ってきたKORGならではのサウンドが目いっぱい入っています。
「TRITON」は現在でも愛用している方が多い一時代を作った名器です。

オススメの理由2 機能がてんこ盛り!シーケンサーやサンプラー・オーディオプレイヤーが付いている

16トラックシーケンサー(演奏情報を記録できる機能)で思いついたらすぐ録音しておくことが出来ます(リアルタイム録音のみ。ステップ録音には対応していません。)また、ステレオで最大14秒までアサインできるサンプラーを搭載。オープニングSEやポン出しがすぐにできます。さらに、本体の演奏や外部からインポートしたオーディオ・ファイルを再生できるプレイヤーもついているので、あらかじめ作っておいたオケを流しながら演奏も可能です。そしてそして、マイク入力端子もついており、弾き語りやボコーダー演奏も可能。機能満載です。

オススメ理由3 軽くて持ち運びがラク

このクラスでは最軽量の3.8kg。従来、キーボード担当は運搬が大変で、ライブ会場が2階とかだと演奏前に疲れてしまうこともあります。KROSSでしたらエレキギターのように軽々と持ち運びができるので、移動などもラクラク運べます。

KROSSシリーズは上記以外に88鍵盤ピアノタッチモデルのKROSS2-88(¥118,800税込)がございます。基本性能は同じで(TRITON音源SDカードは入っていません)しっかりとしたタッチ感をお望みの方にオススメです。

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Roland JUNO-DS

JUNODS

ブランド 品番 販売価格(税込)
Roland JUNO-DS61 ¥78,840

オススメの理由1 音色が選びやすい

音色がカテゴリー別に並んでいるので、カテゴリーボタンを押してダイヤルで簡単に音色が選べます。JUNO-Diの音もまるまる入っていますので、いままでJUNO-Diユーザーだった方も使いたい音がすぐに選べます。JUNO-DSから追加された音源はクオリティーが高く、ライブ演奏に重宝します。

オススメの理由2 スプリットやデュアルが簡単

最近のバンドには必須の、左はストリングス、右はピアノというように鍵盤を2分割する「SPLIT」や別の音色を重ねる「DUAL」が簡単にできます。
音量もスライダーで簡単に調節できるのでバンドでの練習中にメンバーからのオーダーにも即座に対応できます。FAVORITE機能を使えば、曲順で音色を並べ替えたりできますのでライブでも重宝します。

オススメの理由3 リズム機能&オーディオプレイヤーで練習もばっちり

メトロノーム代わりにリズムを再生して練習、練習したい曲を入れたUSBメモリーを挿してプレイヤーで流して練習(区間を設定しリピート再生も可能)などなど、練習に役立つツールが便利!

JUNO-DSシリーズは上記以外に76鍵盤モデルのJUNO-DS76(¥102,600税込)88鍵盤ピアノタッチモデルのJUNO-DS88(¥129,600税込)がございます。基本性能は同じでより多い鍵盤数やしっかりとしたタッチ感をお望みの方にオススメです。

店頭にて音を出して比べてみてください

ぜひ音を出して比較してみてください。弾けない方は弾けるスタッフが替わりに弾いて違いをご説明させて頂きます。

今回ご紹介した3機種ともに自分でオリジナルサウンドが作れるようになっています。原曲に近いサウンドを鳴らすことが出来れば、バンドのクオリティも、モチベーションもグッと上がります。音作りのアドバイス等もさせていただきますのでお気軽にお問合せ下さい。

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シンセのことなら奥田までおたずね下さい!

  • 音作りをどうしたらいいか分からない。
  • バンドでキーボードの音が埋もれてしまう
  • バンドスコアってキーボードパート見にくいけどもっと見やすい方法ないのかな。
  • コードが覚えられない。

などなど、悩みがある方はご相談ください。

バンドの要求に応えられるセンスのいいキーボーディスト目指せるようお手伝いいたします。

この記事を書いた人

Dr.okuda

名前 奥田 潔(おくだ きよし)
プロフィール 初めてシンセに触れたのは14歳の中学2年生のころ。音楽の授業で聴いた富田勲の「月の光」。シンセサイザーっていろんな音がでて、しかもこんなにも情緒豊かな演奏ができるのか、と感動し高校1年からシンセを始める。音を作り始めると夢中になって時間を忘れてしまうほど。よって演奏能力は上達しないのが悩みの種。]
]いま、強烈に欲しいシンセはYAMAHA MONTAGEとMOOG Minimoog Model D。これさえあれば今後20年は何もいらないと言えます。とか言いつつ欲しいものが出てくるんだろうなぁ。
現在は、DTMとかで遊びつつバンドにも加入しライブ活動実施しています。]
]敬愛するシンセシストは、難波弘之、小室哲哉、キースエマーソン。
ファーストシンセはローランドのαJUNO-2。それからのシンセ遍歴は以下の通りです。
シンセ所有歴 -Roland αJUNO2
-YAMAHA TX81Z
-YAMAHA RX7
-KORG M1
-YAMAHA V50
-ROLAND JX-3P
-Ensoniq TS-12
-KORG Prophecy
-Alesis D5
-E-mu PROTEUS2000
-HAMMOND XK-2
-ROLAND JUPITER80
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