これからギターを始める方のために、お父さん、お母さんにも読んでほしい~アンプ編~

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2019年04月25日

*エレキギターの練習にアンプは必要なのか。 **初心者セットにはアンプが入っているのはなぜ? エレキギターやベースの購入を考えた時に、初心者セットには当たり前のようにアンプも含まれていますよね。]]そのわけは、エレキギターやベースはアンプまで含めて一つの楽器という事なんです。]]生楽器は音を発音する […]

エレキギターの練習にアンプは必要なのか。

初心者セットにはアンプが入っているのはなぜ?

エレキギターやベースの購入を考えた時に、初心者セットには当たり前のようにアンプも含まれていますよね。
そのわけは、エレキギターやベースはアンプまで含めて一つの楽器という事なんです。
生楽器は音を発音する部分(例えばアコギなら弦、ピアノでいったらピアノ線)と、音を大きくする部分(アコギなら中が空洞のボディ、ピアノなら響板)が一緒になっていますよね。これがエレキになると発音するのはギター、音を大きくするのはアンプと分かれてしまいます。でも場所に合わせて音量がコントロールできるように役割を分けたというだけで、本来エレキとアンプは合わせて一つの楽器なんです!

家では大きな音を出す必要ないからアンプはいらない?

もう一回言わせて頂きます。エレキギターやベースはアンプまで入れて一つの楽器!
音量はお家での練習にあったサイズのアンプを選べば解決です。これはエレキがボリュームのコントロールが出来ない生楽器よりも優れている点です。LIVEするならLIVE用の大きなアンプ、家で弾くなら家用の小さなアンプ、シチュエーションに合わせていくらでも音量のコントロールが出来るんです。さらに言えば普段観ているテレビの音量ぐらいにボリュームを絞ったり、ヘッドホンを使ってしまえば周りの迷惑にもなりにくいです。この点、エレキって便利ですよね。

普段の練習でもアンプから音を出すことがとても大事

さあ、3回目です。エレキギターやベースはアンプまで入れて一つの楽器!
アンプから出てくる音を聴きながら練習することがとても大事、とっても大事です!
エレキギター・ベースは生音はほとんど出ない楽器なので、生音だけで練習していると、弾き方が変わっても音の違いが分からないという事態になり、自分が出している音のニュアンスや、ほんとは出てしまっている小さなノイズなどにも気づかず、弾き方が汚くなってしまいがちです。それに慣れてしまった状態で、ある日アンプを繋いで音を出してみると、そこから聞こえてくるのは絶望的な音・・・いや、マジで自分には才能ないのかなぁとか、ギターやめよっかなって落ち込みますよ。
でも本当は才能じゃなくて、練習の仕方がまずかったという事なんです。そして付いてしまった弾き方の癖を、ここから修正するのはなかなかに気力と努力が必要です。
なのでここを見て頂いている皆さんには、ぜひ最初からアンプを使って練習を始めることをお勧めします。

アンプの使い方講座

アンプを使った練習のポイント

前置きが長くなりましたが、ここから実際の練習方法についてお話をしていこうと思います。
まずはエレキギターで大事なのはクリーンな音と、ロックな歪んだ音、両方で練習する事。かつては「練習はクリーンでやらないとギターが下手になる」といわれたりもしましたが、実際にはクリーントーンでの弾き方と、歪ませたオーバードライブやディストーションサウンドでは、それぞれ違ったテクニックが必要になります。なのでどちらもバランスよく練習することが大事です。歪みばかりで練習していると、細かいニュアンスが埋もれてしまい、ピッキングが雑になってしまいがち、逆にクリーンばっかりで練習していると歪ませたときにノイズが出まくりになってしまったりします。

そしてベースで大事なのは、低音がしっかりと出せるアンプで音質や音量のバランスを確認しながら練習する事です。ベースは、音の強弱にニュアンスという範囲を超えたムラがあると、カッコよく聴こえないし、なによりバンドでは他のパートさんが合わせ辛くなってしまいます。

どんなアンプを買ったらいいの?

一口にアンプといっても色々なタイプがあるので、順番にご紹介しますね。

10W~15Wの家用アンプ

よく初心者セットに入っているアンプがこのタイプです。音はあくまで家庭用なので、LIVEで聴くような迫力のサウンドまでは出せませんが、まずはシンプルなアンプで練習して使い方を覚えるのもいいと思います。

モデリングアンプ

音を響かせたり揺らしたりできるエフェクターも内蔵。基本的なギター・ベースの音は大抵作れます。最新のデジタル技術でプロがステージで使うような大型のアンプの音を再現していますので、CDで聞いたギターの音にも結構近付けます。ギター、ベースの音作りが学べるアンプです。

ステレオで音楽も良い音で聴けるモデリングアンプの進化形

最近では一番人気が高いタイプです。機種によっては Blue tooth も搭載していて、スマホや携帯プレイヤーとの連携も良く出来ています。音楽をかけてもギターを繋いでも音が良いので、練習が楽しくなります。 スマホでMVやライブ動画を流して、ミュージシャンとセッションする感覚で楽しくアドリブの練習なんかもできちゃいます。

ミニアンプ

基本電池駆動で、ベルトやスタラップに引っ掛けるフックもついていて、外への持ち運び用としても使えます。本来はアンプの無い場所でのちょっとしたパフォーマンス用なので、音質には限界があって音のニュアンスはつかみづらいと思います。でもとりあえず1台持っておくと、友達の家での練習などに持ち出しやすいので便利ですよ。

ヘッドホンアンプ

スピーカーがないので外には全く音が出ず、ヘッドホンを使って音を聞く超小型アンプです。これなら周りには全く迷惑がかからず、夜の練習にもオススメです。

どのアンプを買ったらいいか迷うところかと思いますが、私の一押しは blue tooth スピーカーにもなるステレオタイプのモデリングアンプです。個人的に1台所有してますが、本当に使っていて楽しいですよ。
皆さんは、やる気とご予算に合わせてぜひご自身に合ったアンプを見つけてみてくださいね。
アンプについてのご相談があれば、お気軽に島村楽器イオン四日市店のギターアドバイザー早坂までお問合せ下さい。

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担当 早坂
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