KOMPLETE 13プラグイン紹介part.3

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2022年07月03日

(3)ピアノ音源 「自分の曲のピアノの音がなんかパッとしない…」そんなふうにピアノの音に悩む理由としては、主に2パターン挙げられます。 (1)「倍音成分が圧倒的にないため芯が無く(主張がなく)て楽曲に埋もれる」 (2)「倍音成分(あるいは響き)が非常に多すぎて飽和して楽曲に埋もれる」の2パターンです […]
(3)ピアノ音源

「自分の曲のピアノの音がなんかパッとしない…」そんなふうにピアノの音に悩む理由としては、主に2パターン挙げられます。

(1)「倍音成分が圧倒的にないため芯が無く(主張がなく)て楽曲に埋もれる」

(2)「倍音成分(あるいは響き)が非常に多すぎて飽和して楽曲に埋もれる」
の2パターンです。

もちろん物にはよりますが、どちらの場合もミキシングによってバランスを取ることはできるでしょう。むしろミキシングに正解はないので「ここがこうだからここのピアノが悪い」とは言えません。「ここではあえて冷たい感じの淡白なピアノにしよう」とか「ここは広がりを出すために壮大なピアノにしよう」など様々です。しかしそれを手持ちのピアノ音源で楽曲内に落とし込もうとするとなると、ミキシングに関する膨大な経験と勉強と応用力が必要となってくることでしょう。
なのでここでは、簡単に「使いやすいピアノ」「演出できるピアノ」と言った括りで「KOMPLETE 13」シリーズ収録の「KOMPLETE」収録おすすめピアノ音源5選をざっとご紹介します!

1.「THE GRANDEUR」

「THE GRANDEUR」は非常に癖のないグランドピアノ音源です。「癖がない」というとイメージは悪いかもしれませんが、埋もれることなくあらゆる楽曲に寄り添う汎用性の高いピアノ音源なのです。「ピアノメインではないが前にはいて欲しい」「ピアノは聴かせたいけどギターよりは後ろにいて欲しい」などなど、あらゆる要望に応えてくれるのが「THE GRANDEUR」です。

2.「THE GENTLEMAN」

こちらは「THE GRANDEUR」のアップライトピアノ版とも言えます。「編成はもう少し小規模なものにしたい」時や、「主張性は欲しいけど、素朴さが欲しい!」なんて時に役立つ音源ですね。

3.「Alicia’s Keys」

アメリカ合衆国のシンガーソングライター、アリシア・キーズの所有するピアノを再現したピアノ音源。バラードにも使える柔らかな音を持ちつつも、ソウルフルなシーンでもしっかりと主張できるサウンドを表現できます。

4.「NOIRE」

作曲家でありピアニストでもあるドイツのニルス・フラームの所有するピアノを、本人が調整・アレンジしたピアノの音をベルリンのスタジオで収録したピアノ音源。上記3音源とは打って変わって、非常に響きの豊かなピアノ音源となっており、劇伴のピアノ音源やバラード曲のピアノソロ、またはイントロ・アウトロの演出にも活用できることでしょう。

5.「UNA CORDA」

よりアンビエントな演出を楽曲に施したいのであれば、「UNA CORDA」は欠かせません。僕も実際本当にちょくちょくこの音が欲しくなります笑。カスタムモデルのコンテンポラリーピアノの音源を収録しており、他のどのピアノ音源とも違う、独特な空間を表現することができます。先述の「NOIRE」では。ピアノのハンマーと弦の間に何もない状態のサンプル音と、フェルトを挟んだサンプル音をプリセットとして選択できましたが、「UNA CORDA」にはそれに加えコットン材を挟んだサンプル音を収録しており、音の表現の幅を広げています。

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PART1:https://www.shimamura.co.jp/shop/urawa/article/product/20220703/6817

PART2:https://www.shimamura.co.jp/shop/urawa/article/product/20220703/6819

PART4:https://www.shimamura.co.jp/shop/urawa/article/product/20220703/6827

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