【初心者必見!】初めてのヴァイオリンの選び方からメンテナンスまで!ヴァイオリン総合インフォメーション

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2019年10月31日

===TOP=== *初めてのヴァイオリンの選び方、ご案内します! “楽器の女王”と呼ばれる楽器、ヴァイオリン。]]その歴史は古く、現存する最古のヴァイオリンは[!!16世紀!!]のもの。]]宮廷音楽のみならず、ダンスの伴奏やお祭りなどにも広く使われ、現在では、クラシック音楽からジャズ、ポップスまで […]

初めてのヴァイオリンの選び方、ご案内します!

“楽器の女王”と呼ばれる楽器、ヴァイオリン。
その歴史は古く、現存する最古のヴァイオリンは16世紀のもの。
宮廷音楽のみならず、ダンスの伴奏やお祭りなどにも広く使われ、現在では、クラシック音楽からジャズ、ポップスまで幅広いジャンルの音楽で演奏されています。
ヴァイオリンをいつか演奏してみたい!という方は多く、習い事のランキングでも常に上位にランクインし、大人になってから始められる方が非常に多い楽器です。
しかし、楽器の中でもハードルが高いイメージが強く、始めるのに足踏みをしてしまう方も多いのではないでしょうか?
ヴァイオリンは楽器の中でも、価格が数万円~数十億円ととても幅が広く、量産楽器やマスターメイドなど種類が様々。
楽器を選ぶのになにから決めて良いものかお悩みの方が多くいらっしゃいます。
こちらのページではそんなお悩みを少しでも解決できるよう、楽器選びのポイントをご紹介いたします!

Index

はじめに!ヴァイオリンはなぜ高い?
ヴァイオリン選びの3つのポイント!
【1】量産楽器?
マスターメイド?
【2】音色 【3】生産国

□ヴァイオリン選び よくあるQ&A

□ヴァイオリン演奏に必要な7つ道具

□すぐに始められる!
ヴァイオリンスタートセット!

ヴァイオリン あれこれ
□お子様向けの初めての1台!
分数ヴァイオリンの選び方!
□1から始める!大人ヴァイオリン練習ポイント大公開!
□簡単にできる、日常のお手入れ
□ヴィオラ・チェロもお任せください!選定のご案内
□ヴァイオリン教室のご案内
□弦楽器アドバイザーより
□LINK

はじめに!ヴァイオリンはなぜ高い?

ニュースやインターネットなどで「ロンドンのササビーズオークションでストラディヴァリウスが〇〇億円で落札!」など、聞いたことがありませんか?
ストラディヴァリウス、アマティ、グァルネリなどの名器と呼ばれる呼ばれるヴァイオリンは、今なお、数億円単位で取引され、プロの演奏家が使用しています。高額で落札されたヴァイオリンは、下記のようなエピソードを持っているものもあります。

楽器名 落札額 エピソード
タイタニック 約170万ドル
(約1億7千万円)
悲劇の客船タイタニック号から引き揚げられたヴァイオリン。
バンドマスターとして乗船したウォレス・ハーリー氏。
彼は、乗客が落ち着いて避難できるよう、音楽家として演奏を続け、沈没するタイタニック号と運命を共にしました。
沈没後、彼が使用したヴァイオリンは遺体に結ばれた状態で引き揚げられたのち、長年所在が不明となっていましたが、
2006年にイングランドの農家の屋根裏で発見。
真贋鑑定を行い、2013年に、タイタニック号関連のオークションでは史上最高額で落札となりました
レディ
・ブラント
約1600万ドル
(約12億円)
イギリスの詩人、バイロンの娘が所有していたことから名づけられた楽器です。
非常に状態が良く保管されていることで有名で、2008年より日本音楽財団が所有。
しかし、2011年3月に発生した東日本大震災復興支援の為、オークションに。
オークションとしては史上最高額で落札され、
その売却金は復興支援の為、全額寄付されました

このような特別なエピソードを持つものは稀ですが、数千万円~数億円で取引されているものもやはり多く、ヴァイオリン=高額というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

なぜ、ヴァイオリンは高いのか?その理由を、少しだけ解説していきます!

ヴァイオリンはなぜ高い?理由その1【古さ】

冒頭でもお話した通り、現存する最古のヴァイオリンは16世紀のもの。古い楽器には、現在では手に入らない貴重な木材が使用されているものや、木材の乾燥が進み、よく鳴るものが存在します。
そのような楽器で1800年までに制作された楽器は【オールドヴァイオリン】と呼ばれ、高い希少価値がつけられています。
また、1800年~1945年までに製作された楽器を【モダン】!!、1945年以降に製作された楽器を[!!【コンテンポラリー】と分類しています。

簡単に、年代ごとの特徴をまとめてみました!

オールド

1545年から1800年までに制作された楽器。
現存するほとんどの楽器がイタリア・クレモナ製であり、現在でもオークションで高価な価格で取引されています。

モダン

1800年から1945年までに制作された楽器。
イタリアから欧州各国へヴァイオリンの製作技術が伝わった時代です。
ドイツ・マルクノイキルヒェン、フランス・ミレクール等で半手工の量産システムが確立され、安価で質の高い楽器の大量製作を可能にしました。
また、18世紀後半からマンハイム楽派と呼ばれる作曲家たちがヴァイオリンを中心とした合奏曲、オーケストラの土台を作り、19世紀の前半、ハイドン・モーツァルト・ベートーベンといったウィーン古典派と呼ばれる作曲家が、管弦楽曲の名曲を多数作曲。
管弦楽・室内楽の中で、ヴァイオリンのポジションはゆるぎないものとなり、演奏人口が爆発的に増えたのも、この時代です。

コンテンポラリー/新作

1945年以降に制作された楽器。制作技術が大幅に発達、近代化したことにより、ヴァイオリンの大量生産が可能になりました。現在、初心者向けのエントリーモデルはほぼこの年代に制作されたモデルです。

ヴァイオリンはなぜ高い?理由その2【製作家】

ヴァイオリンは一族で家業として継いでいくケースが多く、長い歴史を持つ製作家が多く存在します。
その中でも特に才に秀でた著名な製作家の作品は、時代を超え、現在でも人気が高く、プロのヴァイオリニストに演奏されています。著名な製作家を、ほんの一部、ご紹介します!

オールド アントニオ・ストラディヴァリ
グァルネリ・デル・ジェス
ニコロ・アマーティ
ガスパーロ・ダ・サロ
マティアス・クロッツ
モダン レアンドロ・ビジャッキ
ジュゼッペ・フィオリーニ
ガエタノ・ポッラストリ
アンニバル・ファニョーラ
コンテンポラリー ジョ・バッタ・モラッシ
フランチェスコ・ビソロッティ
ガエタノ・ガッダ
レナート・スコラヴェッツア
マウリツィオ・タディオーリ

皆さん、御存じの方はいらっしゃいましたか?
ヴァイオリンの価格は、製作家のネームバリューによっても変動します。また、オールド・モダンヴァイオリンの著名な製作家のものは、製作家が亡くなっており、今後生産されることがありません。
世界中で存在する数が限られているため、高額になる傾向があります。

ヴァイオリンはなぜ高い?理由その③【状態】

オールド・モダンヴァイオリンは製作されてから長い年月が経っており、その中には残念ながら演奏には向かない状態の物も存在します。
上記でご紹介したタイタニックはその最たるものです。海水に長く浸かっていたたため、演奏用としては価値がそれほどありませんが、アンティーク・歴史的資料としての価値が非常に高い為、高額な額で落札されています。
ヴァイオリンは演奏するだけでなく、適切なお手入れを定期的に行わなくてはそのポテンシャルを十分に発揮することはできません。
現在、数億円で取引され、演奏に現役で使用されているものは、保存状態が非常に良く、木材の乾燥・熟成が長い年月をかけて十分に進んでいるものとなります。

上記の大きな3つのポイントの他にも、

・歴代の使用オーナー
・真贋の精度
・著名な鑑定師による鑑定書の有無

など、ヴァイオリンの価格には様々な要素が複合的に絡まってきます。

『〇〇億円でストラディヴァリウスが落札されました!』といったニュースや、『3億円のヴァイオリンと3万円のヴァイオリンを聞き比べて格付けチェック!』などのバラエティ番組のイメージで、ヴァイオリン=高い楽器、という印象が皆さんにもしかしたらあるかもしれません。(個人的に聞き比べ企画は好きですが・・・ちなみに正解率は60%くらいです。笑)

ですが、『これからヴァイオリンを始めたい!』という方が、このような楽器で始める必要は全くありません。
大事なことは、まずは演奏を楽しむこと!次の項目では、お手頃にヴァイオリンを始めたい方向けの楽器の選び方を解説していきます!

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ヴァイオリン選びの3つのポイント

初めてのヴァイオリンを探すうえで、下記3つのポイントは必ずチェックしましょう!

量産楽器か、マスターメイドか

弦楽器には、大きく分けて量産楽器マスターメイドの2種類があります。
どちらもハンドメイドであることは一緒ですが、量産楽器はたくさんの職人が分業して一つの楽器を作成
しているのに対し、マスターメイドの楽器は、基本的に一人の職人が全ての工程をこなします。
量産楽器は、マスターメイドのような個性は控えめですが、コストを抑えながらもしっかりした材料を使っているものが多くあり、初心者の方は量産楽器を最初に選ばれる傾向が強いです。
逆に、マスターメイドの楽器は職人のこだわりが強く、その職人の個性が十分に音色に発揮されており、一生涯演奏していける相棒になりうる楽器です。
また、マスターメイドの楽器は資産としての価値も非常に高いという側面も持ちます。
時間と共に箔がつき、かの銘器ストラディバリウスのように、長い年月を経て熟成され、様々な名プレイヤーによって弾かれることで値段が上がっていくケースもあります。
しかし、その分価格も高額であり、初めからマスターメイドで選びたい方は、じっくり選ぶことをオススメ致します。

音色

楽器の音色は、ニスも含め、ボディのライン、材質、経年変化などさまざまな要素が入り混じって決まります。
楽器を見て、音色を想像することは出来ますが、本当に思っていた音が出るかどうかは、弾いて見なければわかりません。
これから始めるから音が出せない、という方は是非お気軽にご相談ください。また、当店で人気のヴァイオリンセットをプロが演奏してみた動画を掲載しております。ぜひ、ご覧ください!

生産国

イタリア、ドイツ、フランス、東欧、中国などそれぞれの土地でバイオリン製作の流派もあり、少しずつですが形が違い、外観・音色の印象が違ってきます。

イタリア バイオリン発祥の地といわれ、ストラディバリやガルネリファミリーといった数多くの名工を輩出してきたイタリア。
イタリアらしい華やかな音色のものが数多く見受けられます。ほとんどの楽器がマスターメイドの為、非常に高額な楽器が多いです
ドイツ 最盛期のイタリア以降、ヨーロッパ最大のバイオリン生産国として世界を席巻したドイツ。
伝統技術に裏打ちされた確かな造りで、高い強度と芯のあるどっしりした音色のものが多く見受けられます。
フランス・ベルギー 現代弓の祖といわれる名工トルテをはじめ、様々な弓メーカーがひしめくフランス、ベルギー。
ヴァイオリン製作の歴史も古く、独自の発展を遂げてきました。
華やかでありながらも派手すぎず、どこか気品を感じさせるたおやかな音色のものが多く見受けられます。
東欧 3大ヴァイオリン生産国の技術を独自に発展させ、現代ではチェコ・ハンガリー・ブルガリアなどの東欧諸国の生産しているモデルが、エントリー~ミドルクラスに高い定評があります。
ダークでパワフルな音色が特徴です。
中国 低品質のイメージが強い中国製ですが、それは昔の話。
ヨーロッパ・アメリカの弦楽器メーカーが自社工房を中国に構え、生産を行うケースでは、検品基準も高く、製作のクオリティも近年格段に向上しております。
初心者の方にも、安心してお使いいただける楽器が増えてきています。
番外編!日本のヴァイオリン製作事情

ヴァイオリンと言えばヨーロッパ、というイメージが強いですが、実は純国産にこだわって製作を続けているメーカーも日本国内に存在します。
その始まりは、明治時代。
日本の開国とともに、ヨーロッパ文化が日本に持ち込まれ、ヴァイオリンはドイツ人を中心とした外国人教師を中心に広められます。
その持ち込まれたヴァイオリンを元に、のちに鈴木バイオリンを創業する三味線職人鈴木政吉氏が国産ヴァイオリン第一号を製作。
1890年に工場が建設され、本格的に製作が始められました。現在、学校教育用のエントリーモデル年間1万3千本を製作し、その国内シェア率は40%と高いシェア率を誇ります。

この他、国産の木材にこだわりを持つEna Violin、葉加瀬太郎氏とのコラボレーションモデルが人気のAntonio Tarontino、五嶋みどりさんを中心に世界でも評判の高いPygmalius、国産弓の老舗メーカーArchetなど、現在でも日本の職人によって、Made in Japanのヴァイオリンは生産され続けています。

日本の高温多湿な気候に併せたシーズニング日本人の体形に合わせたネック作りなど、こだわりも様々。
当店では、Antonio Tarontino、SUZUKIを展示中です!

プレイヤーの方に沿った、最高の1本を見つけるお手伝いをさせていただきます!

オールド・モダン楽器・マスターメイドモデルはお取り寄せでご覧いただく事も可能です。島村楽器弦楽器コンシエルジュにて、多数掲載中!取り寄せての試奏も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

弦楽器コンシエルジュはこちら!

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ヴァイオリン選び Q&A

Q.通販とかの1万円の楽器ってどうなの
A.お勧めしません。

現在、世の中には様々な初心者用バイオリンが販売されています。中には1万円台から購入できるものもあり、手軽にバイオリンを始めたいという方にとっては非常にありがたく見えますよね?
ですが、世に出回っている"安価な"バイオリンのほとんどは、初心者の方が本当にバイオリンを楽しめる作りになっていません。購入したものの、バイオリンの取り扱いの難しさに悩まされてしまって、モチベーションが無くなってしまい、弾くのを諦めてしまう方も多いのが実情です。
せっかく「バイオリンを弾いてみたい、楽しんでみたい」という思いがあったのに、やめることになってしまっては非常に残念ですよね。

でもその「難しさ」の理由の1つは、実は"安価な"バイオリンそのものが原因だったりするのです。

①木材が振動しづらく音が響かない

ヴァイオリンは、弓で弾いた弦の振動を駒・魂柱に伝え、楽器の板を振動させ、音を出します。
安価な楽器にはヴァイオリンに向いているスプルース(松)材ではなく、振動しない代用材が使用されていることが多く、ヴァイオリンらしい音色を楽しむことが出来ません。

②プラスチック製のペグでチューニングしづらい

バイオリン初心者が最初にぶつかる「壁」が、調弦(ちょうげん)・チューニングです。まずはじめに、4本のバイオリンの弦を正確な音程に合わせない事には、そもそも練習ができません。
実は、バイオリン・ヴィオラ・チェロなどの弦楽器は、弦の音程が常に安定している状態ではありません。ご購入後も、毎回演奏前にご自身で調弦を行って頂かないと、正しい音で演奏をすることができないのです。
そして、ヴァイオリンのペグ(糸巻)は、ギターなどと違い、ギア式ではありません。ペグとペグ穴を精密にすり合わせていないと、すぐに弦が緩んでしまいます。

また、プラスチック製のペグや、ペアウッドなどの白木を黒く塗装したような木材(Stained Wood=着色した木材)を使ったバイオリンですと、ペグから「ギギギ」という異音がしたり、ペグが止まらなかったり、無理に押し込むとカチンコチンに動かなくなってしまったり、最悪の場合は、ペグが「ポキッ」と折れてしまったりすることも少なくありません。

③弦高が高く、指が痛くなる。

ヴァイオリンは、駒の高さや指板の反り具合などで、弦高が変わります。
楽器店で取り扱っている楽器は弦高がきちんと弾きやすいように調整されているものが多いのですが、通販などの安価な楽器ではコストを抑えるために、その調整が全くされていないまま、お客様の元に届けられているのが現状です。

Q.中国製のヴァイオリンって大丈夫?
A.中国製=低品質ではありません。きちんとメーカーを選べば、しっかりしたつくりの物が手に入ります。

バイオリン製作は精巧で緻密な木工細工のような作業箇所が入るため、全ての工程を機械化によるオートメーションで製作するのは難しく、職人による手作業が入ります。
バイオリン本体をヨーロッパで製作する材料費・人件費・設備投資などのコストを考えますと、イタリア・フランス・ドイツなど、経済大国であり弦楽器製作の歴史ゆかりの地でもある国で、10万円以下のバイオリンセットの価格帯を実現させるのは・・・残念ながら今のところ難しいのが現状です。
現在ヨーロッパでは、東欧のチェコやルーマニアなど旧・社会主義圏のイメージのある国において手頃な入門者用バイオリンセットが数多くつくられています。ちなみに、10万円以下の価格帯で100%日本製と言えるバイオリンセットは、今は恵那バイオリン1社となります。

ヴァイオリンを演奏するために必要な7つ道具

ヴァイオリンを始めるには、楽器以外にも演奏をするために必要なもの、あると便利なアイテムがいくつかございます。
まずその必須アイテムを確認していきましょう!

①弓 ②肩当 ③松脂 ④ケース
⑤チューナー ⑥湿度調整材 ⑦ミュート
必須アイテム!

①弓
弦をこすり、音を出します。毛の部分は実は馬のしっぽ。半年~1年に一度、張替えを行います。

②肩当
楽器を方で支えるために必要です。プロの方で使用しない方もいますが、正しい演奏姿勢を身につけるために、ビギナーには必須。合成樹脂、木材、カーボンなど構成素材は多岐にわたり、設計や素材で音色が変化します。

肩当てに関して詳しくは下記ページをご覧ください。

現役ヴィオリストが解説!失敗しない肩当ての選び方!

===i3==

③松脂
松から取れる天然樹脂を固めたもの。弓の毛にこすり付け、使用します。

④ケース
楽器用ケース。ヴァイオリンは湿度の変化に弱いため、演奏しない時、持ち運ぶ際は必ずケースに収納します。デザイン性の高いものや、軽量化されたモデルなど、様々なモデルが発売されています。

⑤チューナー
ヴァイオリンは第3弦のA(ラ)の弦をチューニングし、和音でチューニングを行います。初心者の方は、それだと合わせるのが難しいため、音をマイクで拾って表記してくれるチューナーが必須。

メトロノーム機能がついているとよりGoodです!

あると便利!

①湿度調整材
高分子ポリマーが配合されたシート。ケース内の湿度を一定に保ってくれる働きをするため、楽器のコンディション調整におススメです。

⑦ミュート
ヴァイオリンの駒にはめることで、倍音の響きを抑えてくれます。集合住宅にお住まいの方や、夜に練習したい方におススメです!
また、練習用のミュートとは別に、演奏用ミュートもあり、オーケストラでは必須。
【con sordino】もしくは【con sord】と楽譜に指定があった場合に使用します。弦の共鳴を抑え、柔らかい音色に変化します。

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すぐに始めたい方におすすめ!
バイオリンスタートセット ラインナップ

こちらのコーナーは、リニューアルしました!

下記バナーより、ご覧ください!

分数ヴァイオリンの選び方

理想的なサイズは手に取ってお確かめください。

大人が使用するバイオリンのフルサイズ(4/4)をお子様が扱うには大きすぎるため、バイオリンにはいくつかのサイズが作られています。大人用、通常4/4をフルサイズ、子供用のバイオリンは成長に合わせて、3/4、1/2、1/4、1/8、1/10、1/16という身長に適したサイズが作られています。

【分数バイオリンの選び方➀】
自分の子どもに適したサイズの調べ方。

身長別 おすすめ分数バイオリン

分数バイオリンのサイズはお子様の身長である程度のサイズを決める事ができます。

サイズ 目安身長(cm)
1/16 105以下
1/10 105~110
1/8 110~115
1/4 115~125
1/2 125~130
3/4 130~145
4/4 145以上

【ポイント】

お子様に適したサイズを選ぶには、年齢や身長を目安とした対比表(上図)をご参考にされる方法がありますが、実際に楽器を手にとって確かめることがおすすめ。対比表は目安であり、お子様によって身長の想定よりも腕の長い短いがあり、分数サイズが不適合となる場合があります。

サイズの決め方TOPへ

【分数バイオリンの選び方②】
腕の長さ別のおすすめバイオリン

身長以外にも腕の長さもバイオリン選びの際には重要になってきます。

バイオリンをゆったり構えられるよう、また逆に窮屈な構えにならないよう適したサイズは、バイオリンを構えて先端の渦巻き(スクロール)の部分を左手で楽に握ることが出来る程度のものになります。

サイズ 腕の長さの目安(cm)
1/16 38以下
1/10 38~41
1/8 41~44
1/4 44~50
1/2 50~53
3/4 53~57
4/4 57以上

【ポイント2】

腕の長さから選ぶ際は、子供の左手をまっすぐ横に伸ばし、手のひらを上に向けます。この時、肘が曲がらないよう、肩がつっぱらないよう注意して、身長に合わせて垂直に伸ばします。そして、首の付け根から手のひらの中心までの長さを測った数値が腕の長さとなります。腕の作り等でもピッタリなサイズが前後するので、実際に店頭で持ってみることが一番のおすすめです。

【分数バイオリンの選び方③】
実際に手でもって構えてみる

手にとって楽器を選ぶ場合、まず下記のイラストのように楽器を左肩に置き、左手をバイオリン先端のスクロール(うずまき)の方に伸ばします。その際にスクロールを握ることができるくらいに手が届き、左手のひじが少し曲がるような余裕のある状態が理想です。ひじが伸びきっていたり、逆に90度くらい曲がっているものは適当なサイズとはいえません。

[#c=分数ヴァイオリンの選び方TOPへ]

実際に、店頭でサイズ合わせ、フィッティング、試奏を承ります。お気軽にご相談ください!

分数バイオリン ラインナップ

メーカー 品番 販売価格(税込)
Eastman VL80セット1/10 ¥62,590
Eastman VL80セット1/8 ¥62,590
Eastman VL80セット1/4 ¥62,590
Eastman VL80セット3/4 ¥62,590

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簡単にできる、日常のお手入れ

画像

「ヴァイオリンの手入れって、難しいんじゃないの?」

そんなことはありません!ほんの少しの気遣いで、楽器のコンディションは大きく変わってきます。コツコツと頑張りましょう♪

【1】ヴァイオリンにとってよい環境とは?

湿度55%、室内気温23度。この数値は、日本を代表するコンサートホールで保たれている楽器に対して最も良いベストコンディション。練習、楽器を保管するお部屋はこの数値に近い状態を保てればベスト。また、
-直射日光が当たるところ
-エアコンの風が直接あたるところ
-湿度・温度が極端に変化するところ
このようなところは楽器にとって悪影響。お気をつけ下さい。

【2】ヴァイオリンのお手入れ

演奏後、次のようなお手入れを行いましょう!これを毎回やるだけでも音が変わってきます!

【用意するもの】
松脂ふき取り用クロス(柔らかいボロ布などでもOK!)、本体拭き上げ用クロス(キョンセーム革など、表面の粒子が細かいもの)

+弓をゆるめる
弓は緩めて保管しましょう。張ったままの状態で保管すると、弓に癖がつき、ボウイングに影響します!また、その際弓のスティック部分に付いた松脂の粉をふき取ることも忘れずに行いましょう。

+弦、本体の松脂の粉をふき取る

指板上と駒近くの表板、弦についた松脂の粉をふき取ります。放っておくと結晶化し、取れなくなってしまいますので、必ず毎回行います。

+楽器をふきあげる

キョンセーム革等で、本体を磨き上げます、力を入れずに磨き上げていくことで独特の色合いに代わっていきますので、ぜひトライしてみて下さい♪

弦交換、駒、ペグの調整等、簡易修理は店頭までお持ちください!専門スタッフがご案内いたします!

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ヴィオラ・チェロもお任せください!選定のご案内

当店では、社内の認定資格を取得した弦楽器アドバイザーが常駐しております。
お好みの音色、生産国、ご予算などお伺いし、輸入代理店より取り寄せ。お申込から1週間ほどで試奏・選定いただけます。ご予約いただきますと、個室でじっくりお選びいただく事が可能です。
こだわりの1本を探したいお客様、ぜひご利用くださいませ!

お申込・お問い合わせはこちらの専用フォームまたお電話にて承ります。
※ご成約いただいた際の取り寄せ送料はサービスとなっております。残念ながらご成約いただけなかった場合、取り寄せ送料のみ、頂戴いたします。

(取り寄せ送料は、楽器の種類、本数によって変動致します。詳しくはお問い合わせ下さいませ。)

ヴァイオリン教室のご案内

「効率よく上達したい!」「早く曲が弾けるようになりたい!」そんな方には、レッスンをオススメします!プロの現場で活躍するベテラン講師が、初めてを1からサポート!自宅での練習方法なども、レッスン内で伝授いたします!

コース名 ヴァイオリン
ヴィオラ
開講曜日
開講時間 10:30~21:00
レッスン形態 個人/30分・45分
月謝 個人¥9,900(税込)~
運営管理費 ¥1,650(税込)
体験レッスン 申し込む
入会金 個人¥11000,(税込)

ヴァイオリン 講師紹介

写真
氏名 筒井 萌
曜日

講師名をクリックすると、詳しいプロフィールやインタビューがご覧いただけます

体験レッスンレポート

スタッフが筒井先生の体験レッスンを受けてみました!
ぜひ、こちらのページをご覧ください!

音楽教室 春のご入会キャンペーン

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初めての楽器選びもお任せください

弦楽器アドバイザーよりご挨拶

弦楽器アドバイザー/小倉亮磨
担当 小倉亮磨(おぐらりょうま)
経歴 小学校の弦楽合奏部でヴァイオリンと出会う。
その後、市のジュニアオーケストラに所属し、第二ヴァイオリン首席奏者を務め、高校1年生の時にヴィオラに転向。[!!カナダ・バンクーバー市の演奏留学など、市の文化事業に参加し、都内の音楽大学に進学。進学後はヴィオラ演奏中心に、音楽療法・音楽心理学なども研究。
2009年入社。入社以来、クラシック専門店、音楽教室拠点を中心に弦楽器アドバイザー・ピアノアドバイザーとして勤務。
社内資格【ピアノアドバイザー】
【管楽器アドバイザー】
【弦楽器アドバイザー】
【レッスンアドバイザー】取得。
ご挨拶 ヴァイオリンは一生付き合っていける、奥の深い楽器です。楽譜のことから練習方法、レッスンのことまで、何でもご相談ください!楽器の選定、メンテナンスのご相談もお気軽にどうぞ!

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お問い合わせ

音楽教室へのお問合せや体験レッスンのお申込など、お気軽にご相談下さい。

店舗名 島村楽器 沖縄・浦添 パルコ シティ店
お問合せ 098-871-1020
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担当 小倉

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。