![あなたはエフェクターを選ぶ時、どんな基準で選んでますか? [!!エフェクトの種類?メーカー?サウンド?音の変化?デザイン?大きさ?!!] 人によって様々な選び方の基準があると思います。]]これらの中で[!!一番初心者にとって難しい判断基準・・・それは「音の変化」ですね。!!] 音の聞き分けが出来るよ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/umeda/wp-content/uploads/sites/155/2019/06/20190626-img_9945.jpg)
あなたはエフェクターを選ぶ時、どんな基準で選んでますか?
エフェクトの種類?メーカー?サウンド?音の変化?デザイン?大きさ?
人によって様々な選び方の基準があると思います。
これらの中で一番初心者にとって難しい判断基準・・・それは「音の変化」ですね。
音の聞き分けが出来るようになるとエフェクターによる特性が分かるようになります。例えば、極端に低域が削られるエフェクター、中域が持ち上げられるけど高域が削られるエフェクターなどなど・・・
初心者にとって難しいこの「音の変化」を、梅田ロフト店のエフェクター売り場では「見える化」いたしました!!
今回は梅田ロフト店が新規導入した「波形で見る歪みエフェクターコーナー」についてご紹介いたします。
エフェクターの波形が見えるってどういうこと??
周波数特性(※)を「波形」として視覚化します。その波形を見れば「低い音」「高い音」など耳で聞き分けるのが難しいという人でも、周波数特性を目で理解しやすいというわけですね。
※周波数特性とは、低域、中域、高域を数値化(周波数)したものがエフェクターを通ることで変化した「変化量」のこと。
仕組みはとっても簡単!
全周波数帯域が一定のレベルで出力されている「ピンクノイズ」と言われる音をエフェクターに通すだけ!
その「ピンクノイズ」をエフェクターがどのように変化させるかで、エフェクター本体の音の出力の特性が分かるというもの。
変化した「周波数特性」は店内設置モニターに表示され、どの帯域がどう変化しているかを目で確認できるんですね!(便利な世の中になってきましたね!)
そこで例として「TS9」で実験!
では、例としてIbanezの「TS9」で試してみましょう。
メーカー | Ibanez |
---|---|
型名 | TS9 |
販売価格(税込) | ¥13,640 |
「TS9」は「ミドル(中域)を持ち上げる」という特性で知られていますが、これを繋げてみると「ピンクノイズ」はどう変化するのでしょうか?
ちゃんと特性が現れております!!
まず、標準(バイパス状態)の「ピンクノイズ」の波形がこちらです。
ここで「TS9」のペダルをONにすると・・・
先程の写真の波形と違うの、分かりますか?
周波数の200Hz以下(波形左側)は「TS9」を通ると波形が下がっていますね。これは「低域が削られた」ことを意味します。
同じく周波数の4kHz以上(波形右側)も「TS9」を通ると波形が下がっています。「高域が削られた」ということですね。
一方、周波数1kHz付近(波形中央)は「TS9」を通ると盛り上がっています。
つまりTS9の特性である「ミドル(中域)を持ち上げる」という特性が見事に波形として表示されているんです。(すごい分かりやすくないですか?)
このように音の特性を「波形」として見ることで、そのエフェクターが持つ特性が分かりやすくなります。
例えば、あるエフェクター「A」と「B」で悩んでいても、「低音域が削れるのはちょっと・・・」という場合、「A」と「B」の波形を見比べることでどちらが理想に近いエフェクターかが分かるわけですね~。
店頭では既に色んなエフェクターを表示しています!
店内のエフェクター売り場には、いくつかの代表的な歪みエフェクターの周波数特性をPOPとして貼りだしています。
種類もいくつかあり、それぞれが全て見比べる事が出来るようになっています。展示のエフェクターの中で「番号」札が付いているエフェクターは、POPがあるという目印なので、ご来店の際は色々探してみてください!
POPでは「FLAT(フラット)」の状態と「FULL(フル)」の状態を計測していて、大きく変わらない機種もあればフル状態でガラッと変わる機種もあります。
次お店に立ち寄った際はぜひご覧ください。違いを見るだけでも結構楽しいですよ!
※ちなみに「TS9」の「FLAT」と「FULL」は下のような波形になります。
音の違いが分からなくても楽しめる波形の「見える化」
「音の違いとかなんだか良く分からない・・・」という人でも、目で波形の違いが見えると楽しくなってきませんか?
気になるエフェクターがあったり、どちらにしようか悩んでいるエフェクターの違いを知りたいという時は、是非スタッフまでお声がけください。
「波形が見たいんですけど」とお声掛けいただければセッティング致します!
スタッフの説明と合わせて波形をご覧いただくとより特性がわかりやすいので、初めてエフェクターを買う人でも安心ですね!
こちらの「エフェクター波形が見える」システムは梅田ロフト店、または河原町オーパ店でも設置しております。
京都にお住いの方は河原町オーパ店でもお試しいただけるので、ぜひお立ち寄りくださいませ。
店舗名 | 梅田茶屋町店 |
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電話番号 | - |
担当 | 店長 藤原(ふじわら) |
記事作成 | 道角 |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。