曲を作るときに楽器はできないといけないのでしょうか?
実は、日々接客させて頂いている中で一番多い質問です。
動画を見ればバリバリ鍵盤演奏して、見事に入力していく様を見ているとそう思ってもしようがありませんよね?サウンドクリエーターに興味はあっても「私は鍵盤ができない、ギターが弾けないから無理だな」と諦めるのはまだ早いです!
最近のDTMソフトでは何千というオーディオーループが標準装備されているのも珍しくありません。
そう、フレーズの組み合わせだけでも曲は作れるのです!!!
今回は実際にCubaseを使って全体で1分程度の長さ・3種類のタイプを作ってみました
・POPSの爽やか系サウンド
・エレクトロテイスト
・ラテンフレーバー
です。では実際の操作方法ですが、それも簡単。
赤枠で囲った部分は楽器別にオーディオデータが収納されている場所なのですが、自分のセンスでこれと思ったフレーズをどんどん聞いていき・・・・
見つかったら・・・赤い矢印の部分にドロップするだけ!
どんどん、入れていきます。
気にしないで入れていったのですが、最終20トラックぐらいになりました。
私の場合、ここまでの時間10分!
曲の構成やフレーズの兼ね合いを考慮していると物理的な時間はかかりますが、これから聞いていただくサウンドは一切楽器は弾いていないです本当に選んだだけでできあがり。
あとは、全体の音量・定位を調整して聞きやすいようにエフェクトをかけ完成しました。
そのサウンドはコチラです!
結論
世の中には、ピアノやギター・ベースができない人はたくさんいます。でも素晴らしい曲を作る人もたくさんいます!DJもその一つだと思います。確かに楽器はできることに越したことはありませんが、フレーズを選ぶセンスやアイデアだけなのです。そこから、オリジナルのフレーズも入れていって、よりオリジナリティを出してください。もちろん他のDTMソフトでも同じことが出来ますのでまずはLet's DTM!
この記事の投稿スタッフ
投稿者 | 柳 清仁(やなぎ) |
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プロフィール
DTMで作曲・アレンジをされているクリエーターの皆様、デジタル担当の柳です。好きなジャンルはエレクトロやJ-POP。さかのぼる事、25年前某楽器店さんでシンセを購入してから音作りや曲作りのまね事から入り一曲が完成する楽しさを覚えてから、どんどんのめり込みました。曲作りに関する事、録音機材やシンセサイザー、各種ソフト音源やプラグインエフェクトでわからない事があればレクチャーいたします。さらにガイド本では分からないテクニックやノウハウ等もアドバイスさせて頂きますのでお気軽に柳までお聞きください。
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