【DAW・DTM】どうしても気になるOM FACTORY製PC負荷テスト2回目 ~Trilian&WavesL3-16編~
初夏オープン予定
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2016年11月03日
前回、めでたく導入したOM FACTORY製 PCの負荷テストを行いました(omnisphere2)
OM FACTORY製 DAW専用PCが梅田店に登場!驚異的なベンチマークを叩き出す!
次回はインタビューの予定でしたが、正月をまたいでしまい取材できませんでしたので、個人的に気になってましたTrilianやWaves!店頭のPCで負荷テストしたらどうなるんだというと大晦日に悶々としていましたのでやっちゃいます!さっそく2つの実験へGO!
Trilian検証
今回はベース音源ということで単音で演奏するものですが、あくまでも負荷テストという観点からありえないMIDIデータとエフェクトの数で負荷を検証しています。エフェクトを足したのは、CPUパワーがあまりにも余りすぎたのでどこまでやれるのかという観点からです。
まず起動しただけの状態です。やはりOSだけで1.5GB弱食うんですね!うーん。まだ穏やかです。
あらかじめ作成したプロジェクトを呼び出します。メモリー消費量が一気にあがりましたね。
このプロジェクトではTrilianのMIDIデータを50トラック分作成
ベースなんでありえませんが、ノート4和音で打ち込みました。なぜかF△7(笑)
合計200ポリの同時発音になります!
更にミキサー画面でSteinberg Cubase付属のエフェクトをなんと計200個インサート!
さていよいよ再生させてみます!
予想通りこのPCでしたらまだまだいけそうです!実際にはメモリの問題がありますので、これ以上トラックを増やすとメモリ不足と指摘されますがパワー的にはまだまだ問題なさそうです。まさに凄い!
Waves検証
さてWavesに関してはオープン以来店頭で使用しているMac Book Pro VS OM FACTORY製PC負荷の比較を行ってみました。Wavesのプラグインはとんでない数ですので今回は鬼重いと思ってるWaves L3-16 Stereoを採用。
ちなみにこんなMac Book Pro (2012 MID yosemiteに上げてあります メモリの少なさは笑)
今となっては、決して最新とは言いませんが、それでも音楽制作では現実的に使われている標準的なスペックではないでしょうか。
まずは両者のPCに同じプラグインを入れ(もちろんスペックはOM Factory製が上なので、圧勝なのは明白ですが)もう限界かなと思う時点でいくつWaves L3-16がインサートできたかを測定いたしました。
まずは、Mac Book Pro (2012 MID)でSteinberg Cubaseを立ち上げ付属のオーディオループを使用。各チャンネルにWaves L3-16 Stereoをインサート。が以下の各画面になります。結果的には
35Tr.
を生成した時点でごらんの通りのCPU使用率になってしまいました。さすが良質なプラグインなだけあって負荷も相当のもの。実はその後、キューベースが落ちてしまいした。むちゃくちゃな事をしました。当たり前ですね、ごめんなさいCubase君。
さ!
いよいよOM Factory製の出番です。果たして何トラックまで持ちこたえるのか?
ちなみにこんなスペックになります。
同じようにSteinberg Cubaseを立ち上げ付属のオーディオループを使用。各チャンネルにWaves L3-16 Stereoをインサート。余裕で挙動が怪しくなることもなく
35トラックはクリア!40,45,50,55と恐る恐る増やしていきます。アムロばりに「こ、こいつ、動くぞ・・・!」と言ってしまいました。
結果なんと
65Tr.
に到達。
驚異の65トラック!正直ここまでとは思っていませんでした。Waves L3-16 Stereoはそもそも負荷がかかりすぎて、マズタートラックにインサートするものだという認識なんです。相当の負荷は覚悟していましたが、流石DAW専用にカスタマイズされたPCのことだけあってとんでもないモンスター級!もちろんここまでの負荷を与えてもSteinberg Cubaseの動作は
キビキビした状態で色々触れたのは言うまでもありません。
感想
今回使用したTrilianの音源はサンプルベースの大容量系ソフト音源なのでとにかくメモリーを使うんだなって改めて実感しました。繰り返しになりますがベース音源としての使い方ではありませんが 通常のベースの使い方でしたら、最新とはいかなくてもここ数年のPCなら十分快適に使えそうですね。またWaves L3-16 Stereoという「重たいソフト」でも65トラックも動く。安定している!いうことだけでもその凄さモンスターぶりがわかったのではないでしょうか。ここで注意!本検証はPC負荷にこだわりこのような実験内容になりましたが通常の音楽制作ではありえない使い方でありましたことはご理解下さい。メディアインテグレーションさん、個人的にやってみたかった内容でした。お許し下さい。
最後に断言します!このPCマジにヤばいです!!本格的に音楽制作の環境を手に入れたいお客様は是非 梅田ロフト店のやなぎまでご相談ください。きっと最強のDAW専用PCを手に入れることができ音楽制作に没頭できること間違いなしです!
次回はいよいよこのPCを製作しているOM FACTORYさんへインタビューを決行!お楽しみに!
あと!最後まで見ていただき誠にありがとうございます
せっかくWavesを使い検証いたしましたので、セールのご紹介もさせていただきます。
まず日本最強の価格かと存じます。詳細はこちらまで!
※万が一お問い合わせいただいた際に品切れの場合は何卒容赦ください!
ご検討されているお客様は梅田ロフト店へご来店の上、柳までお気軽にお問い合わせください。
この記事の投稿スタッフ
投稿者 | 柳 清仁(やなぎ) |
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プロフィール
DTMで作曲・アレンジをされているクリエーターの皆様、デジタル担当の柳です。好きなジャンルはエレクトロやJ-POP。さかのぼる事、25年前某楽器店さんでシンセを購入してから音作りや曲作りのまね事から入り一曲が完成する楽しさを覚えてから、どんどんのめり込みました。曲作りに関する事、録音機材やシンセサイザー、各種ソフト音源やプラグインエフェクトでわからない事があればレクチャーいたします。さらにガイド本では分からないテクニックやノウハウ等もアドバイスさせて頂きますのでお気軽に柳までお聞きください。
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