フリマアプリで買ったギター、お悩み・パーツは島村楽器にご相談ください!

梅田ロフト店

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2019年12月06日

こんにちは!この頃、フリマアプリや個人売買で楽器を買った方が、ギターパーツを探しに来られることが増えています。 実際にお問い合わせいただく内容も -買ってみたらトーンにガリが出ていて… -ジャックの接触が悪くて音が途切れるので交換を… -なんだか見た目がおかしい? などなど、親戚・先輩からもらったギ […]

こんにちは!この頃、フリマアプリや個人売買で楽器を買った方が、ギターパーツを探しに来られることが増えています。

実際にお問い合わせいただく内容も

  • 買ってみたらトーンにガリが出ていて…
  • ジャックの接触が悪くて音が途切れるので交換を…
  • なんだか見た目がおかしい?

などなど、親戚・先輩からもらったギターや個人売買・フリマアプリで購入したギターがリペアマンのもとへ舞い込んでくることも多いです。

お手入れしたりするだけで改善する場合もございますので、こちらのページもぜひ参考までにご覧ください!

フリマアプリで買ったギターによく使うパーツ一覧

自分で交換や改造をしてみたい!という方のためによくお問い合わせいただくパーツについてまとめました!在庫等のお問い合わせは是非、当店までお気軽にご連絡くださいませ!

失くしやすいノブ・スイッチつまみ

サウンドに直結 トレモロスプリング

音を出すのに必須 ジャック

ロックタイプもある ストラップピン

弾き心地に直結!ナット

劣化すると危ない!ブリッジピン

お問い合わせ

電話をかける


失くしやすい「ノブ・スイッチつまみ」

ボリュームノブがゆるゆるだったり、汚れていたら交換したいですよね。
簡単にギターの見た目も変わりますのでお求めになる方が多いアイテムです。
取り付け方などで対応するアイテムが変わりますのでしっかりチェックしましょう。

取り付け方で選ぶ

差し込み式
差し込むだけで取り付けられる簡単なタイプです。
取り付け部分がギザギザの場合はこれを使います。
ネジ止め式
刺した後に外からねじ止めをするタイプです。
ギザギザのないシャフトやある場合でも使用できます。

シャフトの形状で選ぶ

インチとミリの単位で規格が分かれており、ミリ規格のシャフトにインチ対応のノブは取り付けられません!
サイズが不安な場合は店頭に楽器をお持ちいただければノギスで計測することができますので、お持ちください。
おおまかに見た目でも見分けがつくようになっています。

スプリットシャフト・国産ポット

  • 対応するノブ
    • 差し込み式…ミリ規格
    • ネジ止め式…ミリ規格

径が6φ・シャフトがミリ規格。

スプリットシャフト・CTSポット

ギザギザがミリよりも細かいのが特徴です!

  • 対応するノブ
    • 差し込み式…インチ規格
    • ネジ止め式…ミリ規格

径は6φ・シャフトがインチ規格。

ソリッドシャフト・インチ規格

  • 対応するノブ
    • 差し込み式…非対応
    • ネジ止め式…インチ規格

径が6.35φ(インチ規格)シャフトにギザギザがないのでネジ止め式のみ対応しています。

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印象が変わる!見た目で選ぶ

たかがノブといっても見た目がいろいろあります。
カラーバリエーションのあるものも多いので、ここでおしゃれに決めてみるのもアリですね。

ストラトノブ ソーサーノブ
ストラトノブ ソーサーノブ
スピードノブ ハットノブ
スピードノブ ハットノブ
平メタルノブ メタルドームノブ
平メタルノブ メタルドームノブ

スイッチのつまみも単品で取り扱いがございます

トグルスイッチ レバースイッチ

地味にないと困るアイテムであるセレクタースイッチの先っぽのみも販売しています。
写真のトグルスイッチは、ギブソンタイプやジャズマスターに使用されるセレクタースイッチです。
レバースイッチはストラト・テレキャスに使われます。ほかにも種類がありますのでご自分の機材にあったスイッチを選びましょう。

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サウンドにも直結 トレモロスプリング

トレモロスプリングはトレモロユニットに使用される、ユニットの位置を安定させるためのバネです。
古いギターだとこのバネが伸びていることもあります。
ボディ裏のネジで張力の調節もできますが、スプリングの劣化に気づかずひっぱりすぎてボディにひびが入ってしまったりすることもあるため、交換が必要かどうかしっかり見極める必要があります。

例えば、ストラトキャスターのシンクロナイズドトレモロブリッジがこんな感じになっていたら、交換やネジ締めなどの調整をお勧めします!

正常なシンクロナイズドトレモロブリッジ

ベタづけとよく言われる状態です。

ブリッジがボディから浮いていることをフローティングと言います。
フローティング状態を作ることでアームアップ(音程を上げる)が可能になります。
弦の張力とボディの裏のトレモロスプリングでバランスを取ることで作ります。そのバランスが悪いと…。

浮きすぎている状態

かなり浮いてしまっています。ここまで上がってしまっている場合はバランスが崩れてしまっていますので、調整が必要です。
チューニングが合わなくなってしまうので異変に気付きやすいのも特徴です。


他にも、ロック式トレモロブリッジ(*1)にもいろいろな状態があります。

正常なロック式トレモロブリッジ

調整が必要なロック式トレモロブリッジ

先ほどのフローティングのバランスが崩れていると浮きすぎたり、沈んでしまったりします。

沈みすぎていてもいけません。
ブリッジ下にクロスを挟む必要性があったり、ロック式トレモロブリッジの調整や弦交換は難しいので、あまり慣れていない方は楽器店へ依頼するのも手です。

このスプリングを買っておけば大丈夫!

SCUD GOTOH

この2つのメーカーのものを選んでいれば間違いないでしょう。
こちらからももう少し張力を上げたものなどがでています!

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音を出すのに必須 ジャック

音が途切れたり、シールドを触ると異音・ガリがでたりする場合はジャックの不良が疑われます。
はんだ付けが必要ですが、ジャックも交換可能です!

取り付け方法で選ぶ

オープンタイプ

モノラル

ギター・ベースに使用されているポピュラーなジャックです!
線をつける部分が2つのタイプです。

ストレートジャック

ストレート

ジャックプレートを使用せず直接ボディに取り付けるタイプです。差し込み口も長く安定感があります。

今ついているジャックに合わせたタイプを使用したいですね。

ジャックそのものの不良か、断線かを判断してからのご購入をおすすめします!

取り付け方は簡単ですが、こちらのリペアマンのブログにて紹介しています。

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ロックタイプもある ストラップピン

時間が経つとともに緩んでしまうことの多いストラップピン。
この機会にロックタイプに挑戦してみてはいかがでしょうか。本体の穴が拡がってしまっている場合は埋める必要もありますので、ネジがガバガバになっている際はリペアマンまでご相談ください。

代表的なロックピンをご紹介します。

JimDunlop / Straplok

JimDunlop / Straplok

ハイエンドモデルのギター・ベースに標準でついていることも多い定番商品です。
こちらか、後程ご紹介するシャーラーのロックピンかを選ばれる方が多いです。シルバー以外のカラーもありますのでギターに合わせて選びましょう。

Schaller / S-Locks

Schaller / S-Locks

取付時にカチャカチャという音がほぼ鳴らないことを売りにしています。
演奏中の持ち替え時などにカチャカチャ音が鳴らないのはいいですね!

PERFECT LOCK BOLT / ストラップピン

PERFECT LOCK BOLT / ストラップピン

緩まないナット「”PERFECT LOCK BOLT” 」ピッチの違う2種類のナットにより緩みを防止します。
ストラップが落ちたりする心配がないため演奏に集中できますね!

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弾き心地に直結!ナット

ナット

ギターのナットは消耗品ですので購入した時点で交換が必要かもしれません。音が何も抑えてないのにビィインと響いたり、へたってきたら交換をするタイミングです。

ナットは素材によって音などが変化します。いろいろ試してみてはいかがでしょうか。(加工難易度が非常に高く必要工具も高価ですので、ナットの加工/取り付けはリペアマンへお任せることをおすすめします。)

プラスティックナット

プラスティック製のナットです。ポピュラーですが耐久性などに欠けるためこのパーツからボーンナットへ交換する方も多いですね。

ボーンナット

ボーンナット

牛の骨を整形したものでナットの定番品。カラッとした音になります。

ビンテージボーンナット

ボーンナット

牛骨をオイルに漬けたものです。油分により滑りの良いナットなので人気です。

溝つきナット

STタイプ上下カーブ

すでに形ができあがっているため、お持ちのギター・ベースに対応したタイプを買えば簡単に交換がかのうな溝付きタイプです。


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劣化すると危ない!ブリッジピン

ブリッジピン

なぜか親戚からもらう率が高いアコースティックギターですが、その弦を固定してくれるブリッジピンは劣化しやすいパーツになります。
選び方といっても素材によって音が違う程度ですが、一度ぬいてみてスカスカだったり、折れていたりひびが入っていたりする場合は交換を検討したほうがよいでしょう。

演奏中に割れてしまったりすると大変危険なため、見逃しやすい部分ですがチェックしておきたいです。

素材で選ぼう

素材で音に違いがでてくるパーツなので、素材ごとにご紹介します!

メーカーはSCUDやPICK BOYから出ているものがポピュラーですね。

樹脂製 SCUD / F-0006

ブラスチック

最も使われている素材になります。
ものによっては経年劣化で割れやすくなったりもします。

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エボニー製 SCUD / F-3605

黒檀といわれる堅い木材です。ギターの指板などにも使用されていますね。
ややドンシャリなサウンドになるといわれています。ハイも明るく、ローも太くという感じです。

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ローズウッド SCUD / F-3603

ローズウッド

ギターに使われる木材として定番のローズウッドです。
やや明るくハリのあるサウンドの傾向があります。

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牛骨 SCUD / F-3620

牛骨

ナットなどに使われることの多い牛骨ですがブリッジピンにも使われています。
樹脂製と比べるとあまりハイやローが突出するというよりは、音像が細かく出る印象です。

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水牛角 SCUD / F-3623

水牛の角を削り出しています。
明るく響き、パワー感あるサウンドになります。

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ブラス SCUD / F-3700

なんと、金属製です!
きらりとした見た目も美しいですが、いかにもドンシャリなローがでます。押しの強いサウンドになるのでジャカっと弾きたい方に!

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パーツをお探しならぜひ店頭まで!

店頭

パーツ担当 下森もパーツ探しをお手伝いします。

下森

こんにちは!元リペアマンの下森です。
中古のギターって安くて魅力的なんですけど、なにかと自分で手直しをしないといけないことも多いですよね!電装パーツを選ぶ時もミリやインチの規格から、ペグだとブッシュ止めボルト止め等、間違いを起こすと大変なことばかりです。
お電話で(1)ブランド名 (2)モデル名 (3)年式 をざっくりと教えて頂きましたら珍しいモデルでなければパーツ適合をお知らせしますのでお気軽にご相談くださいね!(※前オーナーが改造で手を加えているギターの場合は予想外のことが起こる可能性があります。安心してパーツを選びたい時は、下森のいる時を電話で確認していただき店頭まで現物をお持ちください!)

梅田ロフト店 専属リペアマンのご紹介

パーツの交換に失敗しちゃったかも。交換しても症状が変わらない…などお困りの際は是非リペアマンまでお持ちください!

【修理受付】梅田ロフト店専属ギターリペアマンのご紹介

在庫の確認やお問い合わせはお気軽にスタッフまでお申し付けください!

電話をかける

皆様のご来店心よりお待ちしております!
店舗 梅田ロフト店
電話番号 06-6292-7905
担当 池田・下森


*1: フロイドローズと呼ばれることもあります

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。