Vol.04 現代版FMシンセ KORG opsixのサウンドデモ (no talking)

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2020年11月27日

こんにちは! いよいよ寒くなってきましたね、島村楽器梅田ロフト店 シンセサイザー担当の横山です! 今回は皆様大注目の新商品[!!KORG opsix!!]のプリセットを80個ほど回した動画を作成致しましたので、実際に触ってみた感想をさらっとご紹介できればと思います。 **出音の存在感、輪郭がとても良 […]

こんにちは!

いよいよ寒くなってきましたね、島村楽器梅田ロフト店 シンセサイザー担当の横山です!

今回は皆様大注目の新商品KORG opsixのプリセットを80個ほど回した動画を作成致しましたので、実際に触ってみた感想をさらっとご紹介できればと思います。

出音の存在感、輪郭がとても良い

百聞は一見に如かず。動画を見て頂くと分かる通り音に存在感があり、シンプルなシーケンスでも浸れる様な良い音がプリセットの時点でopsixには沢山詰まっています。

FMシンセ特有のキャリア・モジュレーターなど、パラメータの詳細な設定に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、フェーダー・ノブの操作で予想外かつ新鮮な出音にもすぐに辿り着くことができますので、今回のopsixはぜひ触って頂きたいと思います。

FMならでは!音色の幅が充実

通しで動画を見て頂くと、途中でFMオルガンの音やギターのアルペジオの様な音など、とにかく音色が多彩です。

クラシックなシンセサイザー音楽からゲーム音楽、はたまたテクノ・EDMなどのクラブミュージックまでを1台で担えるシンセサイザーとして、個人的には「これはKORGの名作シンセのうちの1つになるのでは…」という予感があります。

シーケンサーで、上物+αのビート製作が可能

シンセサイザー、と聞くとやはり上物(コードやメロディーなど)の役割を担うことが多いと思いますが、本体付属のシーケンサーがただのシンプルな16ステップのシーケンサーではありません。

opsixの1ステップに6音までRECできるポリフォニック・ノート・シーケンサーは、ベロシティやゲート・タイム、そして再生タイミングをノートごとにエディットが可能なのです。一般的な16ステップでは作れない長尺のフレーズや、タイミングを微妙にずらしたストラムやロールなどの表現も可能。また最大6つまでパラメーターの動きを記憶できるモーション・シーケンサーは、フレーズの中でスムーズに動くサウンドの変化にも、ステップごとに劇的に変化するリズムの構築にも対応しているとのこと。

同社のwavestateのリリース時にも感じたような、多彩なフレーズが山ほど出てくるシーケンサー、という印象があります。

おわりに

いよいよもうすぐ発売!店頭でじっくり試奏して、ぜひご購入の検討材料にしてくださいね。

メーカー名 型番 外部リンク
KORG opsix メーカーサイト

デジマートリンクはこちら

お問い合わせはシンセサイザー担当:横山まで

軽音楽部でギターを始め、4年ほど主に邦ロック・洋ロックを中心に演奏していました。

ギターのコード感・テンションコードなどが好きなので、シューゲイザー・アンビエントなども。

その後Ableton Liveを導入し、2年ほどDAWを用いたループミュージック、テクノ、ノイズの制作など。

ここ4~5年はシンセサイザーの多彩な出音をより楽しむため、サンプラーやモジュラーシンセ、ドラムマシンに挑戦しています。

スタッフ横山はこんな人!

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