ケーブルメーカー【ORB】と商品のご紹介!(試奏もできます)
当店は2025年1月13日(月祝)をもって閉店しました。2025年春頃に移転・リニューアルオープンいたします。
詳細はこちら梅田ロフト店(移転のため一時閉店中)店舗記事一覧
2022年12月24日
- カテゴリ商品情報
みなさんこんにちは。
島村楽器(株)梅田ロフト店の西岡です!皆様、ケーブルメーカーといってもとてもたくさんの会社があって選ぶのが難しいですよね!
その中でスタッフ所有、運用率No.1且つ西岡今年買ってよかったものOF THE YEARの【ORB】の製品をご紹介したいと思います!
カタログなどを見たり、ネットで調べたりもしましたが、製作側の思いなども知りたいと思い…直接行ってお話をお伺いしました!
ORBの成り立ち
【株式会社ORBは、電子機器の設計、開発、製造を 行う頭脳集約型企業として大阪府摂津市に昭和52年(1977年)、JAI株式会社として設立されました。高度な技術開発力と高い品質管理力を有した製造体制により、多くの国内有名メーカーのOEM製品の開発、さらには海外大手企業からのOEM業務(設計開発~製造まで)を行うまでになりました。
2003年、ORBオーディオ向けモデルが、私たちのオーディオ・音楽への情熱から、社内のサークル活動が発展する形で自然発生的に生まれました。(メーカーHPより)】
電子機器を製作していたことで、工業用の非常に高品質、高純度な線材を入手する販路があったということです。実際のところレンジが非常に広く、解像度が高く、クリアな音質になっているので、なるほど~といった感じでした。
ケーブルでもOEMをされていたことがあり、CDJ最盛期のPioneer DJ(当時のPioneer)の純正オプションケーブルも作っていたということで、信頼性も非常に高いです!
また現在もアーティストのフォローやイベントを開催することで、【よりいろんな現場で求められるサウンド】を追及しているということでした。
最後にORBの商品を目指すところをお伺いしたところ【一言で言うとハイクオリティな純正品】とお答えいただきました。
いろいろな機材メーカーで純正の電源ケーブルは廉価なものを同梱しており、オーディオケーブルは付属しておりません。もちろんギターにシールドが付属することもありません。その中で「変な癖やキャラクターを付けることなく、本来の音をそのまま伝えることによって機材のキャラや長所を変えることなく、どんな機材でも選ばず使える」というものを目指していらっしゃるとお伺いしました。本当にその通りの音になっているのがすごいところですよね。
そのほかにも、どういうアーティストの方が運用されているなどお伺いしました!そちらの部分はメーカーHPのUsersよりご確認ください!
現在、ギター、ベース、シンセサイザーシールドとして使えるのJ7-Phone Pro、電源ケーブルのPowercable Proのロジウムメッキ、電源タップのDP-6の非メッキと金メッキのものが試奏機がありお試しいただけます!
それでは実際、当店にて運用しているスタッフとケーブル、レビューをご案内致します。
ORBPower Cable Pro 2m,J7-RCA Clear Force,DP-6 Nova Gold
DJ、PA担当:西岡のレビュー
DJミキサーの電源ケーブルにPower Cable Pro 2m[nobel gold 5.5q]
DJミキサーから→モニタースピーカーへの接続でJ7-RCA Clear Force(XLRアウトに変更)
ターンテーブル2台とモニタースピーカー(Neumann KH 80)の電源タップにDP-6 Nova Gold
という形で3点を今年買って運用しています。最初はDJミキサーの電源ケーブルの試奏機があったのでそれを試して特定のレンジだけブーストされる感じがなくレンジを広く出力するところと高音の細かなニュアンスや広がりが良く購入しました。高音が良くなったことで最初キンキンするように錯覚しますが、音量をあげても耳が痛くなるような高音はでませんし、(少なくともmix後の音源では)元のケーブルに戻すと明瞭さに欠くように感じるので、ORBのケーブルを使うようになりました。
次に「電源でこれだったら、オーディオケーブルは絶対良くなる」と思いJ7のケーブルを購入。ORBのキャラクターにのように感じている「クリアでレンジが広く、解像度が高い」という全体的に更に一回り良くなりました。されどやはりキンキンはしません。その後電源タップも導入しましたが、これも同じくでORBの良さが相乗効果で高まるので、併せていくことをオススメします。
Sound ID Reference(音を拾ってルームチューニングをするソフト)を通した時の音にかなり近づいたと感じるので、元々の環境より良くなっているというのは自信を持って言えます。
DTM的には特定の音域だけ持ち上げられずに、フラットなまま音質が良くなることが非常におすすめできます。
DJとしてのORBの長所は「クラブで大きな音を出さないとモニタリングできない1曲の情報量やmixの細かな部分が解像度が上がることによってモニターできるようになるので、より繊細なmixを突き詰めることができる」というところです。
ちなみにアナログレコードを使ったときは音の広がりや細かさがえげつないことになっていたので、家でDJするのが趣味という方には是非おすすめしたいです。
機材一通りそろって買うもの無いなって方!是非ケーブル買ってください!
¥29,700-(Power Cable Pro 2m) \36,960-(J7-RCA Clear Force) \44,000-(DP-6 Nova Gold)税込
ORBJ10-XLR Pro 3m
DTM,ヘッドフォン&マイク担当:安井のレビュー
私は普段からボーカルレコーディングで使用しております。
一聴してまず感じるのは中低域の密度の高さ。きっと少し重心が低く感じるかと思います。
出力が大きくなっただけのようなものではなく、明らかに情報量が増えたように感じます。
それに伴って伸びる高域も煌びやかなものとは違うシルキーな伸び方。
J10を使用するだけで本質を捉えたような真の無機質とも言えるサウンドに変貌します。
どこよりもオススメできるケーブルです。
¥13,200税込
ORBJ7 Phone Pro, CS216 Phone Pro
エレキベースプレイヤースタッフ:和塚 ORB ケーブルの感想
J7 Phone Pro
主にスタジオやライブ用として使用
スタジオでアンプ直で一般的に高級と言われる価格帯のシールドや最近人気のあるシールドと弾き比べた結果、J7 Phone Proは明らかに音圧が上がっていました。
自分は5弦ベースを主に使用していますが5弦LowBの解像度も高く、どのシールドよりも、綺麗に発音していました。
また、ハーモニクス音もとても綺麗に鳴ってくれます。
CS216 Phone Pro
主にライン録音用として使用
こちらもJ7と同じように色々なケーブルと比較してみました。
自分は宅録の場合はマルチプロセッサー内のアンプシミュレーションとキャビネットシミュレーションを通して録音するのですが所謂デジタル臭さに悩んでおり特に低音弦の音圧に物足りなさを感じていました。
CS216はJ7に比べると低音に特化していると聞いておりましたがただ低い周波数をブーストしているっという感じでは無く、かなり低音の鳴り方が音楽的で嫌なLowは全く感じませんでした。アンプシミュレーションを通した時の低音弦の違和感がかなり薄くなりました。
歪ませてもアタック感が削れ過ぎないのも良いです。
¥14,300-(J7 Phone Pro 5m) ¥17,600-(CS216 Phone Pro 3m)税込
もっと込み入った話が聞きたい場合は、是非とも店頭までお問い合わせください。
店舗 | 梅田ロフト店 |
---|---|
電話番号 | 06-6292-7905 |
担当 | 西岡 |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
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