![島村楽器梅田ロフト店の南です。 なんと!発売前の新作オーディオインターフェースを先行でお借りすることができました! 今日はそのレビューを書いてみたいと思います。 *Arturia Minifuse シンセサイザーやMIDIキーボードでお馴染みのフランスのメーカー、Arturiaから発売される低価格の […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/umeda/wp-content/uploads/sites/155/2021/10/20211016-img_4339.jpg)
島村楽器梅田ロフト店の南です。
なんと!発売前の新作オーディオインターフェースを先行でお借りすることができました!
今日はそのレビューを書いてみたいと思います。
Arturia Minifuse
シンセサイザーやMIDIキーボードでお馴染みのフランスのメーカー、Arturiaから発売される低価格のオーディオインターフェースです。
以前より発売されているAudiofuseは大きいノブがついていて、色々な端子を接続することが可能でしたが、今回のMinifuseは最低限の入出力のみを備えているよく見るオーディオインターフェースの形をしています。
特長
高品質なローノイズプリアンプとダイナミックマイクに十分なパワー(入力換算ノイズ-129dB、ダイナミックレンジ110dB) |
最適なレコーディングのためのダイレクトモニター機能・ループバック機能搭載 |
L/Rのボリュームを視覚的に表示するインジケーター・頑丈な金属製のフレーム |
USBバスパワー電源とUSBハブを備え、どこでも制作・録音が可能。 |
DAW、エフェクト、サンプルなど、充実のソフトウェア・バンドル |
MINIFUSE2、MINIFUSE4にはMIDI端子も装備・独立してボリューム・コントロール可能なヘッドフォン出力端子(MINIFUSE4は2個装備) |
ブラック、ホワイトの2カラー |
外観
今回お借りできたのは2ch仕様のMinifuse2です。
外箱
マイク入力をしてみました
2,000円ほどのダイナミックマイクを接続してチェックしてみました。
オーディオインターフェースのプリアンプで何よりも重要なことは『少ないゲインでしっかり大きなパワーを引き出せる』この1点が重要です。
その点Minifuse2はこの基準をしっかりとクリア。今までのオーディオインターフェースだと恐らく2時~3時くらいまで上げないと適切なパワーを得られませんがこちらのminifuseはその点しっかりと音を上げることができました。
ギターだと11時くらいでピークランプに達するため、minifuseのプリアンプがかなりゲインを上げられることが分かります。
地味にうれしい!USB Hub
Minifuseにはほかの機材を接続できるようにUSB HUBポートが1基ついています。
例えばsurfaceのような2in1(いわゆるタブレットタイプ)のノートPCのようなUSBポートが1つしかついていない場合、これは非常に嬉しいです。
出先でDTMをしたいなーと考えているときにこのminifuseと小型のMIDIキーボード1つを接続できるので最低限制作できる環境が整います。
ただし、電力のおおきな機材だとパワーが十分にとれないため、Korg Microkeyのような省電力で動くMIDIキーボード、もしくはCubaseを起動するためのドングル(USBキー)を使う程度に留めておきましょう。
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Arturia | Minifuse1(BK/WH) | 12,760円 |
Arturia | Minifuse2(BK/WH) | 18,480円 |
Arturia | Minifuse4(BK/WH) | 近日公開 |
梅田ロフト店DTM担当
デジタルアドバイザー 南(みなみ) |
高校1年生の時にギターを始めました。その後作曲に興味を持ち、大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)作曲コースを卒業。2013年~ボカロPとして活動し、現在の島村楽器梅田ロフト店に入社。1年間に100件ほどのDTMトラブルシューティングを行う。 |
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