「2本目が欲しいけど、何を買っていいか分からない(失敗したくない)・・・」とお考えのあなたに必見!
こんにちは!ららぽーと豊洲店ギターアドバイザーの蒲原です!
これから新しいギターや一生モノのギターを検討されている皆様へ
これまで多くのギターを購入し酸いも甘いも経験してきたギターアドバイザー蒲原が
「良いギターの選び方」を伝授いたします
エレキギター選びはネックが命!!
私がエレキギターを選ぶ際のネックの良しあしで購入を決めているといっても過言ではございません。
ギターにとってネックとはサウンド・演奏性・強度と楽器としての非常に重要な要素を担っています。
良いネックとはどんなネックなのか?私は以下のポイントを重要視しています。
ネックの堅さ
”まずは試奏などでネックを握った際に「カチ」と堅さを感じるもの”
早速抽象的で伝わりづらく申し訳ございませんが...(笑) この感覚は非常に大切です!
しかし、実際に店頭などでお試しいただくと意外と実感いただけるかと思います。
堅いネックは強度面は勿論ですが、サウンドについても非常に良い鳴りを持った個体が多いです。
板目と柾目
ギター好きの方なら一度は耳にする板目(いため)と柾目(まさめ)
これは木材の切り出し方の違いで、ギターのネックでは非常に重要なスペックの違いとなります。
一般的に柾目のネックはPRSやSuhr、James Tylerなどハイエンドギターに良く用いられるスペックです。
ネックの形状に対してまっすぐ平行な木目をしており、反りなどのトラブルにも強いと言われています。
しかし、必ずしも柾目が楽器として優れている訳ではなく、かくいう私もメイプル材のネックについては板目派の人間です。
私の感覚ですが柾目ネックはサスティーンに優れた印象で安定感のあるサウンドに感じます。
逆に板目ネックはアタック感に優れており、音のメリハリがはっきりとしています。
正直この辺りの違いは好みの問題ですので、演奏される方の好きなジャンルや目指すサウンド等で選ぶと良いかと思います。
ボディ材による音の違い
ボディ材はサウンドのキャラクターを決める重要な部分です。
また、サウンドだけでなく特徴的な木目の材を貼り合わせたり、塗装などで見た目も美しいギターも多いです。
アルダー
非常に一般的な木材で良く落ち着いた音色などと評されることもあります。
比較的にお求めやすいギターにも使用されることがありますが、
高価なギターに使用されるようなハイグレードのアルダーの鳴りは格別で
ギターのおいしい帯域であるミドルレンジがしっかりしていて音抜けも抜群です。
アッシュ
こちらもアルダーと同じくエレキギターを代表する木材ですが昨今非常に貴重な材となっており
アッシュ材を使用しないブランドや使用していても非常に高価なモデルのみに限定しているブランドも多いです。
重量は非常に重たいものから、ライトアッシュと呼ばれる軽いものまで様々です。
サウンドについては基本的には非常に派手で、特に高音がはっきりとした明るい印象です。
マホガニー
レスポールタイプやSGタイプに良く使用される木材で、ネック材としても有名です。私が非常に好きな木材でもあります。
マホガニーを単体でボディに使用した際にはアタックの音が明瞭で、中・高音域に非常に特徴のあるサウンドです。
また、良くトップにメイプル材を貼り合わせて使われることがあり、この場合にはアタック感は弱くなりますが、サスティーンが豊かになります。
ピックアップについて
ピックアップについては各ギターブランド非常に力を入れております。
正直ピックアップの違いについては「音を出してみる」の一言に尽きますが
何となくご自身の好きな音の傾向を知っておくのは大切ですので簡単に説明いたします。
ビンテージタイプ
主に古い年代に搭載されていたギターのピックアップを模した製品であったり
敢えてピックアップの出力を弱めにした製品が昨今非常に多いです。
ピッキングのニュアンス(強弱)が非常に分かり易く、クリーンからオーバードライブくらいのサウンドが非常に気持ちいいです。
昨今の音楽ジャンルにも非常にマッチするサウンドとなっております。
シングルコイル・・・5~6kΩ
ハムバッカー・・・7~8kΩ
モダンタイプ
ビンテージ対応と比べ出力が高く、サスティーンが優れて入たりゲインの高い深い歪でも音がつぶれにくいのが特徴です。
現代のゲインの高いラウドロック系や、ギターインスト系などで良く使用される印象です。
またノイズに強い構造になっているものも多く、DTMを行う方にもおススメです。
シングルコイル・・・10kΩ前後
ハムバッカー・・・10~18kΩ
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