【電子ピアノの選び方】失敗しない電子ピアノの選び方・おすすめ定番機種のご案内!

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2025年05月11日

CONTENTS電子ピアノのご相談はお気軽に!そもそもアコースティックピアノと電子ピアノの違いってなに? ピアノとは、指先と全身で様々な表現をする楽器です。一言にピアノの音といっても、元気な音、優しい音、鋭い音、まるい音…様々な音を弾き方ひとつで表現します。また、タッチというのはとても繊細で指先で感 […]

そもそもアコースティックピアノと電子ピアノの違いってなに?

ピアノとは、指先と全身で様々な表現をする楽器です。一言にピアノの音といっても、元気な音、優しい音、鋭い音、まるい音…様々な音を弾き方ひとつで表現します。また、タッチというのはとても繊細で指先で感じる一番大事な部分です。
なぜ先生が「アコースティックピアノがいいよ」とおっしゃるのか。その理由も含めて解説します。

アコースティックピアノ
グランドピアノ
アップライトピアノ

アコースティックピアノは、指先で鍵盤を押し、その力が機構(アクション)を通ってハンマーを動かし、弦を叩いて音を出します。その弦を叩いた振動が、響板と呼ばれる木の板を伝わって楽器全体が振動して、独特な広がり、響きを生み出します。音量の調整はできませんが、弾き方によって無限の演奏表現ができます。

アップライトピアノは約5,000個、グランドピアノは約8,000個の部品を使用して作られています。その部品たちを動かしているって考えるとすごいですよね…!こうした複雑な仕組みだからこそ、電子ピアノでは表現できないことが多い(限界がある)ので、ピアノの先生方はアコースティックをオススメするのです。レッスンでは本物のピアノで弾くわけですからご自宅での練習もなるべくそれに近いもののほうが上手になりやすく、何より演奏がしやすいということですね!

また、ピアノ本来の形は弦を水平に張った「グランドピアノ」ですが、これを縦型にしてコンパクトにしたのが「アップライトピアノ」です。ハンマーで弦を叩いて音を出す基本構造は一緒ですが、アクションや響板の形が異なるので弾き心地や音色も異なります。(電子ピアノは基本的にグランドピアノの機構をしています。)

電子ピアノ(デジタルピアノ)
電子ピアノ デジタルピアノ

一方電子ピアノは、指先で鍵盤を押し、その情報をセンサーで感知。その動きを元にアコースティックピアノから録音(サンプリング)した音をスピーカーから出します。そのため、アコースティックピアノと電子ピアノは根本的に構造が全く異なります。

スペック(≒演奏できる表現の幅)によって幅広い価格帯からお選びいただけます。楽器ではありますが電化製品としての側面も持つため、個体差が無く定期的な調律や整備は殆ど必要ありません(一部ハイブリットピアノなどを除く)。ただし、電気部品の耐用年数によりアコースティックピアノよりも早く寿命が訪れます。

多くはアコースティックよりも軽量・コンパクトでヘッドホン対応・音量調整機能が付属しているため、置く場所・練習環境を選ばず演奏が楽しめます。また、アコースティックピアノにはない電子機能(音の変更・リズム・内臓曲再生など…)を使ってピアノを楽しむことができます。
「電子ピアノでは表現に限界がある」と前述しましたが、アコースティックピアノに限りなく近いモデルも多くあり、利便性と併せてお選び頂くことも多々あります。ご自宅の環境や生活スタイルに合わせてより楽しめるピアノをお選びください。

Q、どのメーカーが良いの?

A、最初にメーカーを絞って選ばないで!

この質問は本当によく聞かれるのですが、ズバリ…最初にメーカーを絞って選ぶ事はおすすめしません!当店は全てのメーカーを取扱い・展示しているのですが、同じメーカーの中でも機種によって全然特徴が違います。ご検討の価格帯によって、どのメーカーの機種がおすすめかは変わってきます!

 「このメーカーの音が大好き!」という選び方も決して悪くないのですが、電子ピアノ、特にレッスン用となればやはり「どれだけアコースティックピアノに近い演奏感か」を基準にしてお選びいただくことがおすすめです!

Q、どれくらいの予算で見れば良いの?

A、レッスン始めの初心者なら20~25万円クラスが一番人気!

やっぱり気になるのは値段。価格帯によってピアノの特徴も変わってきますので、ご自身の需要に合わせたものをお選びください。レッスン初期であれば、年齢に関係なく20~25万円くらいのクラスが人気です。

電子ピアノのご相談はお気軽に!

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