![*防音相談会も随時受付中!気になる音問題・防音室のご相談は島村楽器ららぽーと豊洲店まで! 当店では、組み立て式の防音室からお部屋丸ごと防音工事や部分工事まで取り扱いが可能です。]]YAMAHA,KAWAIを始め多くのメーカーの新品から中古まで幅広く取り扱っており、お客様のお悩み、ご要望に合わせたご提 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/toyosu/wp-content/uploads/sites/169/2021/05/20220525-bouonn.jpg)
防音相談会も随時受付中!気になる音問題・防音室のご相談は島村楽器ららぽーと豊洲店まで!
当店では、組み立て式の防音室からお部屋丸ごと防音工事や部分工事まで取り扱いが可能です。
YAMAHA,KAWAIを始め多くのメーカーの新品から中古まで幅広く取り扱っており、お客様のお悩み、ご要望に合わせたご提案をさせて頂きます。是非お気軽にお問合せ下さい。
もくじ
- 防音室を選ぶ際に決める3つのこと
- ①タイプを決める(ユニットタイプ・オーダータイプ・在来防音工事)
■防音室とはどんなもの?組立式のユニットタイプと、お部屋丸ごと防音加工するオーダータイプ
■お部屋のリフォームもご希望なら「在来防音工事」という方法も!
- ②ユニットの場合はサイズを決める
- ③防音性能(Dr等級)を決める
■周りへの音はどれくらい小さくできる?防音室の性能を表す「Dr等級」
- その他お役立ち情報
防音室とは何?組立式のユニットタイプと、お部屋丸ごと工事のオーダータイプ
防音室には、今あるお部屋の中に組立式の防音室を設置できる「ユニットタイプ」と、
お部屋丸ごと防音加工する「オーダータイプ」の2種類がございます。
まずはユニットタイプとオーダータイプの特徴を見ていきましょう!
※店頭展示はございません。ご注意ください。
ユニットタイプ(YAMAHA,KAWAI)
今あるお部屋の中に、防音性能を持つ小さなお部屋を入れるというもの。
広さ・高さ・遮音性能は、各メーカーにより様々な種類があります。
部屋の形状・使用する楽器によって、適正なサイズ・性能をお選びいただけます。
ユニットタイプの特徴・メリット
・他タイプと比べると一番低コスト。
・組立式なので、引越も可能。
・使用後の売却や、中古の購入も可能。
オーダータイプ(KAWAI)
メーカーが開発した遮音パネルを、部屋の大きさに合わせて組立てる方法です。梁や柱の形に沿って防音壁を作るため、箱型のユニットタイプと較べると、無駄なスペースができません。今のお部屋の大きさをできるだけ活かしたい方にオススメです。
オーダータイプの特徴・メリット
・今あるお部屋丸ごと加工するので、ご自宅での生活感を変えずに導入できる。
・無駄なスペースが発生しないので部屋を圧迫する心配がない。
・防音部屋の中で生活ができるので、安眠室や勉強や仕事部屋、音楽や映画鑑賞など、様々な活用ができます。
お部屋のリフォームもご希望なら「在来防音工事」という方法も!
お部屋を防音室に加工しつつ、ご要望に合わせてリフォームもする方法です。ユニットタイプやオーダータイプに比べると一番コストはかかりますが、収納部分も防音仕様に改造して部屋の一部にしたり、楽譜棚やスポットライトの設置、床を畳からフローリングに変えたり、壁紙も豊富な種類から選択できる等、ご要望に合わせた防音室を作ることができます。
在来防音工事の特徴・メリット
[!!・リフォーム工事が対応できるので、今ある部屋がお好みの防音空間に生まれ変わります。
豆知識:耳に優しい防音には「遮音+吸音」
音を通さないことが防音だと考えられることが多いのですが、遮音性だけを高めると部屋中に反射音がびんびん響いてしまい不快に感じてしまいます。快適な防音のためには、音を跳ね返して通さない(遮音)性能だけでなく、吸収する(吸音)性能とのバランスが大切です。
ユニットタイプで選ぶ場合のサイズの選び方
ユニットタイプで選ぶ際、サイズのバリエーションが多くて迷ってしまいますよね。
使用する楽器によって必要最適なサイズが異なりますので、下記のサイズ早見表を目安としてご参考ください。
楽器名 | 必要サイズ | 備考 |
---|---|---|
ピアノ(アップライト) | 2.0畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら2.5畳 |
ピアノ(グランドC3クラス) | 3.0畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら3.7畳 |
ピアノ(グランドC5クラス) | 3.5または4.3畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら4.3畳 |
エレクトーン | 2.0畳 | レッスン・他楽器アンサンブル使用なら2.5畳 防音性能Dr-40をお勧めします |
トランペット | 0.8畳 | 長時間練習で耳疲れしない響きに調整されています 楽器の向きを変えると響きが変わります |
トロンボーン | 1.5畳 | 1.2畳でも入りますがスライドを伸ばすとコーナーの壁が気になります |
ホルン | 1.2畳 | 0.8畳でも入りますがかなり狭く感じます |
ユーフォニアム | 1.2畳 | 椅子に座る事を考慮して譜面台のスペースを確認してください |
チューバ | 1.5畳 | 楽器の大きさによっては2.0畳をお勧めします 天井の高いモデルをお勧めします 防音性能Dr-40をお勧めします |
フルート | 0.8畳 | 吸音パネルの無い壁面に向かっての演奏を好まれる方が多いです |
サックス | 0.8畳 | 吸音パネルに向かって演奏すると音がまろやかに聴こえます |
クラリネット | 0.8畳 | 楽器が下に向くので響きを強く感じられる場合があります 譜面台にクロス、又は楽器の先に布製の物を置くとまろやかに聴こえます |
オーボエ | 0.8畳 | 基本的にはクラリネットと同様です |
ファゴット | 1.2畳 | 天井の高いモデルをお勧めします |
バイオリン | 1.5畳 | 天井の高いモデルをお勧めします |
チェロ | 1.5畳 | 天井の高いモデルをお勧めします |
ギター | 1.2畳 | 0.8畳でも使用可能ですがとても狭く感じます |
コントラバス | 1.5畳 | 楽器のサイズによってはドアから出し入れ出来ない場合があります 天井の高いモデルをお勧めします 防音性能Dr-40を*お勧めします |
エレキベース | 1.2畳 | 防音性能Dr-40をお勧めします |
ハープ | 2.0畳 | 楽器のサイズによってはドアから出し入れが出来ない場合があります フリーシリーズでドアを防音サッシ仕様で広くされる方が多いです |
ドラム | 3.0畳 | スネアドラムのみ:0.8畳、コンパクトドラムセット:2.0畳 防音性能Dr-40をお勧めします |
マリンバ | 3.7畳 | 大きさによって入らない場合があります 防音性能Dr-40をお勧めします |
ボーカル | 0.8畳 | 0.8畳から可能ですが、3.0畳が人気です キーボード同時使用の場合は最低1.5畳必要です |
オーディオルーム | 3.0畳 | 自由設計「フリーシリーズ」を選ばれる方が多いです |
※広さ・遮音性能共に実際に体験していただく事をお勧めします。
※ユニットタイプは開口部がドア1箇所仕様です。ベランダへの出入りや収納部の活用をご希望であればオーダータイプをお勧めします。
※低音部が強い楽器は防音性能Dr-40をお勧めします。
※管楽器使用で2名以上のアンサンブルをされる場合は一人1畳スペースでお考えください。
周りへの音はどれくらい小さくできる?防音室の性能を表す「Dr等級」
タイプと大きさが決まれば、残るは遮音性能です。
防音室のスペックによく出てくる「Dr等級」とは防音能力の高さのことです。
防音室では、高音は消えやすく、低音は消えにくいという特性があるので、低音が出る楽器を演奏される方はDr等級が高い防音室をおすすめいたします。
以下は各Dr等級の防音室の中でピアノを弾いた場合、家の外に聞こえる音量感のイメージとなります。
遮音性能 | 効果 |
---|---|
Dr-30 | 住宅の壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。 |
Dr-35 | 住宅の壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。 |
Dr-40 | 住宅の壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。 |
※ユニットタイプでは、広さは0.8畳~4.9畳、遮音性能はDr-30~Dr-40 の範囲でお選びいただけます。
※使用環境や時間帯によって変化しますので、ある程度の目安としてご参考くださいませ。
「音」と「騒音」の基礎知識
音量を表す「デシベル(dB)」
デシベル(dB)とは音の大きさを表す単位で、数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。
お部屋の種類 | 理想的なdB等級 |
---|---|
書斎、勉強部屋 | 35dB |
寝室、リビング | 40dB |
ダイニング | 45dB |
キッチン | 50dB |
※繁華街や住宅地など、お住まいの地域の環境によって変わります。
騒音レベル | dB等級 | 音源の例 |
---|---|---|
聴力機能に障害 | 105~130 | ジェット機、コンクリート工事、オーケストラ |
とてもうるさい | 85~105 | 地下鉄、滝の近く |
うるさい | 65~85 | パチンコ店、ボーリング場、新幹線車内、蝉の鳴き声 |
ふつう | 45~65 | テレビ、水洗トイレ、都心の住宅地 |
しずか | 25~45 | 郊外の住宅地、囁き声、衣服が擦れる音、鉛筆の音 |
とてもしずか | 10~25 | 小さな寝息、雪の降る音 |
楽器 | dB等級の目安 |
---|---|
ドラム | 子供:80~100 大人:100~ プロ:120 |
ピアノ | 子供:70~90 大人:90~100 プロ:110 |
金管楽器 | 100~110 |
木管楽器 | 70~95 |
声楽・ボーカル | 90~110 |
デシベル(dB)をカットする数値を表す「Dr等級」
遮音性能(防音性脳)を表す日本工業規格(JIS)の単位。数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。
例えば、子供がピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとしましょう。この場合、
90dB-50dB=40
となるため、この防音室の防音性能は「Dr-40」ということになります。
遮音性能 | 効果 |
---|---|
Dr-30 | 壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。 |
Dr-40 | 壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。 |
Dr-50 | 壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。 |
周波数「Hz(ヘルツ)」
音の高さを表す単位です。周波数が高ければ「キーン」とした耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければ「ズーン」とお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。
中古防音室のご紹介
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担当 | 防音担当:小笠原(おがさわら) |
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