![CONTENTS音のお悩みありませんか?防音対策を一挙ご紹介!「音」と「騒音」の基礎知識ピアノ防音対策をご紹介音のお悩みありませんか?防音対策を一挙ご紹介! ピアノを検討されるお客様で、多く悩まれるポイントは、「音漏れ」ではないでしょうか。 当店ではピアノを演奏する上での様々なお悩みご相談も承ってお […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/toyokawa/wp-content/uploads/sites/210/2023/03/20230329-20180510-dac56a7dc14c0eb327ba0f7036c1c655.jpg)
音のお悩みありませんか?防音対策を一挙ご紹介!
ピアノを検討されるお客様で、多く悩まれるポイントは、「音漏れ」ではないでしょうか。
当店ではピアノを演奏する上での様々なお悩みご相談も承っております。
近年では住宅環境などの面から、ピアノやその他アコースティック楽器演奏への躊躇があり、対策されたいというお客様が多くみられます。「本当はアコースティックピアノを置きたいけど、騒音が心配・・・」「マンションや夜間でもピアノが弾ける方法はありますか?」などのご相談も非常に多く頂きます。
ピアノは弦をフエルトのハンマーで叩き発音する楽器で、電子ピアノのように音量を簡単に調節出来るような楽器ではありませんが、アコースティックならではの音色や演奏の奥深さは大変魅力的です。素晴らしい楽器のピアノの演奏を沢山の方により楽しんで頂けるよう、島村楽器ららぽーと名古屋みなちとアクルス店では音のお悩みへご相談も承ります。
「音」と「騒音」の基礎知識
知っておきたい用語
デシベル(dB)
音の大きさを表す単位。
数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と
感じるレベルは65dBくらいからと言われます。
●理想的な音量
お部屋の種類 | 理想的なdB等級 |
---|---|
書斎、勉強部屋 | 35dB |
寝室、リビング | 40dB |
ダイニング | 45dB |
キッチン | 50dB |
※繁華街や住宅地など、
お住まいの地域の環境によって変わります。
●音量のイメージ(日常)
騒音レベル | dB等級 | 音源の例 |
---|---|---|
とてもしずか | 10~25 | 小さな寝息、雪の降る音 |
しずか | 25~45 | 郊外の住宅地、囁き声、衣服が擦れる音、鉛筆の音 |
ふつう | 45~65 | テレビ、水洗トイレ、都心の住宅地 |
うるさい | 65~85 | パチンコ店、ボーリング場、新幹線車内、蝉の鳴き声 |
とてもうるさい | 85~105 | 地下鉄、滝の近く |
聴力機能に障害 | 105~130 | ジェット機、コンクリート工事、オーケストラ |
ピアノの音はどのくらい?
●音量のイメージ(楽器)
楽器 | dB等級の目安 |
---|---|
ドラム | 子供:80~100 大人:100~ プロ:120 |
ピアノ | 子供:70~90 大人:90~100 プロ:110 |
金管楽器 | 100~110 |
木管楽器 | 70~95 |
声楽・ボーカル | 90~110 |
音の伝わり方は2種類
空気伝播音

空気中を伝わって耳に届く音のことです。音源からの距離が離れるほど音のレベルは弱くなります。また、壁などの遮蔽物により、音の伝達が遮断される事もあります。
固体伝播音

建物の構造に伝わった衝撃による振動が、伝播した先の壁・天井・床を振動させ、音となって現れることを言います。コンクリートや鉄筋などの建物の構造が震える事により、隣の部屋や上下の階、マンションの斜め上下など、隣接していない離れた部屋にも音が伝わります。
ピアノの防音対策のポイント
このように、ピアノの防音対策は、「固体伝播音をいかに抑えるか」がポイントとなります!それでは、ピアノの固体伝播音の発生箇所である①背面(響板)と②床面(キャスターから床へ)の防音対策を始め、島村楽器ピアノ上級アドバイザーの種橋がおすすめする防音対策をご紹介していきます!
ピアノ防音対策をご紹介
ピアノの音漏れについては、以下の5つのポイントを押さえていきましょう!

ピアノ背面の響きを吸音(アップライトピアノ)
ピアノ背面に吸音板を設置
床への振動を軽減
ピアノの脚部にキャスターを設置
床への振動を軽減、床暖房や重量問題の対策にも
ピアノと床の間に吸音マットを設置
弦からの発音を消して、ヘッドフォンやスピーカーからの演奏が可能に
ピアノユニットを設置することでヘッドホンでいつでも気軽に演奏できるピアノに変わります!
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