![CONTENTSよく聞く用語ユニットタイプの防音について、よくある質問 防音工事についてよくある質問防音室のご相談よく聞く用語 個体音 床や壁など固体が振動して伝わる音のことです。グランドピアノなら3本の足から、ドラムならペダルを踏んだ時等、振動が床に伝わって建物全体に広がる音のことです。イメージす […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/toyokawa/wp-content/uploads/sites/210/2023/11/20231111-order_shima231111-0176_order_png.jpg)
よく聞く用語
個体音
床や壁など固体が振動して伝わる音のことです。
グランドピアノなら3本の足から、ドラムならペダルを踏んだ時等、振動が床に伝わって建物全体に広がる音のことです。イメージするならば子供のドタドタとした足音などで、マンションなどの鉄筋であっても完全に消音するのは難しいです。楽器によっては防音施工をしたとしても演奏する時間帯に配慮が必要な場合が多いです。振動を吸収する防音マットなどを併用していただくと防音効果が上がります。
空気音
空気を伝わる音のことです。
バイオリンなどの弦楽器(注:チェロやコントラバスは個体音もあります。)、サックスなどの管楽器、ギターアンプからの音やオーディオ機器などが当てはまります。ペットの鳴き声やテレビの音量など生活音としても騒音トラブルになりやすい音ですが、固体音より防音しやすい性質です。
周波数「Hz(ヘルツ)」
周波数「Hz(ヘルツ)」は音の高さを表す単位です。周波数が高ければ「キーン」とした耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければ「ズーン」とお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。
閉め切った車の中からズンズンと低音だけが響いて聴こえてくるのはこういうことですね。
Dr(ディーアール)
遮音性能を表す日本工業規格の単位。数字が大きくなれば遮音性能が高くなります。
ピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとします。
この場合、90dB-50dB=40dBとなる為、この防音室の防音性能はDr-40ということになります。
㏈(デシベル)
音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。

取扱の防音室について
ユニットタイプの防音について、よくある質問

防音室にエアコンはつけられますか
現行製品では、1.2畳サイズ以上で取付可能です。 取付は別途工事となりますので、防音室ご購入時にご相談ください。
19:00~22:00くらいにピアノを弾きたいのですが、どのくらいの遮音が必要ですか
遮音性能がDr-30ですと、ピアノの音が抑えた話し声くらいに聞こえます。昼間の周りの環境音があるうちは気にならない程度の音ですが、夜間となると周りの家庭でも様々な生活の時間帯ですので、あまり音は出したくないと思います。できればDr-35かDr-40がおすすめです。
防音室は、和室でも設置できますか
畳の上にも設置できます。仕様によってはオプションの「底床パネル(沈み込み防止)」が必要です。
ユニット防音室の組立の際、ピアノの設置はどうすればいいですか
YAMAHAの防音室は、ピアノを防音室の組立途中で室内に入れます。
KAWAIの防音室は、組立後ピアノを設置いたします。当社でピアノの移動手配を行っていますのでご安心ください。
※ピアノ設置は別途料金です
グランドピアノの入るユニット防音室を2階に置いても大丈夫ですか
木造住宅の場合は1階がおすすめです。2階の場合は住宅全体の強度補強が必要となり、膨大な費用がかかります。
防音工事についてよくある質問

壁に簡単に貼れる防音部材がほしい
吸音材で貼り付けるものはありますが、遮音材料で簡単に壁につけて遮音できるものはございません。
ピアノのペダルを踏む音で苦情がきたので、壁だけでも厚くしたい
ペダルを踏んだきしみ音は固体伝搬音です。壁ではなく床の対策が重要となります。
近所から苦情がきたので二重サッシにしたい
いちばん遮音の薄いガラス窓やドアなどの開口部を補強するのはある意味有効です。それでも遮音性能が足りない場合は、やはり部屋全体の工事をおすすめします。
マンションの階下への音が気になり、床だけでも工事できないか
足音や衝撃音などの固体伝搬音なら床工事も有効ですが、空気伝搬音については壁・天井すべてが必要です。音を閉じ込めるのが基本です。お部屋全体の防音工事か、カプセル型の防音室をおすすめします。
防音工事をしたのに、部屋の中がうるさくて練習できない
防音工事をすると部屋の中はもちろん静かになり、室内で出す音量が以前より大きく聞こえてきます。さらに部屋の内装も新品に張り替えられて以前と音の反射状況が変わってきます。工事の際にお部屋の響きを考えられていれば問題ありません。特に四角い部屋の中で演奏する場合は、すべてが反射しやすい角度となりますので、楽器の場合は音場処理が必要です。
防音室のご相談
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