こんにちは!昨年のサッカーW杯でブラジルの地名を沢山覚えたアコギ担当笹原です!
さて、今回当店に入荷したギターは、輸出規制の対象となり希少材として扱われているブラジリアンローズウッド、通称「ハカランダ」を贅沢に使用した一本です!
MORRIS M-101SP
ハカランダの木目
ハカランダピックガードとグロス仕上げのエボニーブリッジ
長野県松本市のモーリス工場でセミハンドメイドとして作られるドレッドノートギターM-101、そのスペシャルエディションとして数量限定で生産されたギターがこちらのM-101SPです!最たる特徴として、うねる木目が特徴的な希少材、ハカランダを使用していることが挙げられます。ハカランダとは、別名ブラジリアンローズウッド。その名の通りブラジル産のローズウッド材のことです。1960年代に輸出に規制がかかるまではアコースティックギターの最適材として用いられてきました(私の父が学生時代に購入したギターにもハカランダが使われています)。現在は価格の高騰もあり、滅多にお目にかかれるギターではなくなってしまいましたね。
そんなハカランダをサイド・バック、さらにはヘッド、ピックガードにまでふんだんに使用したスペシャルエディションなギターがこちらのM-101SPです!トップ材にはイングルマン・スプルース、指板はシマコクタン、ブリッジにはグロス仕上げのエボニーと、高級材をこれでもかとつぎ込んだ一本です!
弾いてみた
まずは、ハカランダを抜きにしても美しいギターです!白みがかったスプルースが高級感を演出しています!そしてMORRISの縦ロゴも存在感バッチリです!(通常モデルのM-101はロゴマーク)ハカランダの木目ですが、グロスフィニッシュが厚めなのでそこまで目立ちはしませんが、確かにうねっています!大きさはまさにドレッドノートですね。扱いやすいです。
肝心の音色ですが、モーリスのクリアな音色とハカランダのずしっと腹に響く低音のコンビネーションが最高に気持ち良いです!コードで弾いてもアルペジオでも全く違和感は無いですね!個人的にモーリスはアルペジオが得意なイメージがあったのですが、このギターはピックでガシガシ刻んだトーンも気持ちいいです!倍音が非常に豊かで、単音のソロなどでは低音弦をしっかりミュートしないとすぐに倍音成分が入り込んで来るくらいです。さすが限定モデルだけあって、造りも非常にしっかりしているようですね!洗練されたルックスも相まって、非常にスペシャル感の高い一本です!
メーカー | 型名 | カラー | 定価(税込) | 販売価格(税込) |
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MORRIS | M-101SP | NAT | オープンプライス | ¥183,600 |
いかがでしたでしょうか?島村楽器天童店では現在新入荷ギターを続々展示中です!ワクワクするギターがイモ天2Fでお待ちしておりますので、是非お見逃し無く!
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