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はじめての方が陥りやすいサックスに関するお悩みについて、島村楽器ジャズサックス科講師の宮本が簡単にレクチャーします!
今回は前回に引き続きリードミスの原因と対策についてです!
リードのコンディションに問題がある
前回は高確率でリードミスの原因になりやすい咥え方にスポットを当てましたが、それ以外にも考えれらる原因はあります。それがリードのコンディションです。
リードミスというくらいなので、なぜピーキャー鳴ってしまうかと言ったら、リードの振動が正しくないから、というのは想像に難くないですよね。
ですので、吹き手の問題とは限らず、振動する媒体そのものも点検する必要があります!
解決策:リードが欠けてないか、きちんと湿っているかなどをチェックしよう!
リードのコンディションで見るべき点はいくつかあります。
まずは欠けてないか、ですね!当然だと思うでしょうけれども、意外に見落としがちです。というのも、思ったよりもリードって簡単に欠けたり裂けたりしてしまうくらい薄くて繊細なんです。
特にビギナーの方は、手の位置を頻繁に確認するので、手元を見るために楽器を自分側に引き付けます。その時に、肩あたりに擦ってしまうことがよく起こります!
「カリッ」と音がしたら要注意!衣摺れが原因で裂けるパターンです。少しでも欠けてしまったら、残念ながら交換です。
まだ使える…と思わずに、潔く交換してください!
もう一つは湿度です。この記事を書いている冬はまさに気をつけなきゃいけないシーズンですね!
リードが適度に湿っていないと、リードとマウスピースの間にほんのわずかですが空気の逃げ道が生じてしまいます。
特に、大きい音を出そうとすると強い圧力が掛かりますから、その隙間で空気の流れが乱れてしまいやすくなります。
しっかり湿らせていれば、水分の表面張力でリードとマウスピースの接地面がホールドされ、リードに対して正しく圧をかけることができます。
特にリードの裏面を湿らせることが重要です!そんな簡単なことで…?と思うかもしれませんが、結構効果アリです!お金も掛からないので笑、騙されたと思って試してみてください!
最後に
他にも、リードの位置がズレてないか、リガチャーは正しい位置でホールドしてるか、など、細かく言えばたくさんあります!リードミスが起こったら、マウスピース周辺を今一度点検してください!
ほんのちょこっとのズレで起こるのがリードミスであり、ほんのちょこっとのことで未然に防げるものでもあります。
みなさんリードミスは自分の吹き方が問題だと思いがちですが、案外道具のせいだったりするんですよね。そこまで確認してダメなら自分のせいだ、くらいに思うようにしてください笑
マウスピースの正しい組み立て方はもちろん、リードの選定の仕方など、演奏法以外の質問も大歓迎!
サックスあるあるでお悩みの方はぜひレッスンを受けてみてください!
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