今は亡きあの方のサウンドを作り出す「HUMMING BIRD」

2022年04月19日

商品説明 まず当商品ですが、今は亡きギターヒーロー Van Halen氏のサウンドを忠実に再現したプリアンプとなります。 数多くのエフェクターメーカーが作り出しているプリアンプと言えば、有名な某アンプサウンドを参考にしたプリアンプが殆どかと思います。当商品はVan Halenのサウンドを再現したプリ […]

商品説明

まず当商品ですが、今は亡きギターヒーロー Van Halen氏のサウンドを忠実に再現したプリアンプとなります。

数多くのエフェクターメーカーが作り出しているプリアンプと言えば、有名な某アンプサウンドを参考にしたプリアンプが殆どかと思います。当商品はVan Halenのサウンドを再現したプリアンプなのです。大事な事なので二度言ってしまいました。

Van Halen氏のサウンドというのはPEAVY 5150で作る歪みサウンドにブースターなどを組み合わせたサウンドが特徴です。

ちなみに意外と誤解されている方もいるのですがMXRより発売しておりますEVH5150 Overdriveは確かにヴァン・ヘイレンとのコラボレーションにより完成したディストーションペダルではありますが、どちらかというとVan Halenが考える5150の特徴をコンパクトペダルで再現したものであり、これを使ったからといって彼のサウンドが手に入るという訳ではありません。

HUMMING BIRDはVan Halen氏が作り出す最終的な出音の音響特性、歪みのカラーを再現しております。

使い方も含めて、内部に同梱している説明書を基に解説をさせて頂きます。

まず当商品はアンプのリターンからの接続を想定しております。マーシャルなどのプリアンプを通した後のサウンドですと、ブライト過ぎる事や特有の太さを感じる事が出来ないかと思われます。

図をご確認くださいませ。

見てのとおりEQ MIXという中々エフェクターでは見ないコントロールが搭載されております。

これは基本となるVan Halenサウンドに対し、Bass、High,Presenceの3Band EQを並列で音作りを行い、最後にMixを行うという仕様です。このような回路はよくBassプリアンプで見られますね。原音とのミックスで埋もれないサウンド構築などが出来るメリットがあります。しかし今回のHUMMING BIRDはEQ MIXを通していない状態でも使えるディストーションサウンドでなければならないというエフェクタービルダーとしては難易度が高くなる構造となっておりますが、さすがマサハル電機様。見事なサウンド構築となっております。

基本他コントロールは説明書画像を見て頂ければ分かるかと思いますので割愛させて頂きます。

実際に私自身が様々なギターで試し検証をしてみましたが、一番相性が良いのはやはり59タイプのPAF系ハムバッカーでの音作りだと思います。ダンカンでいうとSH-1,SH-5などのピックアップとの相性が良いように感じました。

当商品はハイゲインペダルという訳ではなく、意外にもタイトな歪みです。シングルコイルですと入力時のゲインレベルも低い為、狙ったサウンドは若干作り辛いかもしれません。ハムバッカー特有のナチュラルな歪みとのミックス時に実力を発揮してくれます。

出力の低いハムバッカー・もしくは更に歪みの粒を細かくハイゲインのサウンドが出したいという方は前段にもう一つのオーバードライブペダルを足してもいいかと思います。TS系のペダルが相性が良く感じました。

最後にマサハル電機様が演奏した商品紹介動画がございますのでこちらを参考にして頂ければと思います。

予約制での販売

最後に当商品は基本予約での販売となります。入荷在庫が完売となった際には次回ロットの予約での対応となります。Little Wing Electron様は現在一人での制作かつ、あくまでこちらの制作業はまだ副業という形となります。マサハル電機様は今年から新社会人かつエフェクタービルダーという中での製作となるため当店での予約台数は5台を上限とし対応をさせて頂きます。

一度試奏をしてから決めたいというお客様は是非当店へご来店くださいませ。Little Wing Electron様より販売不可の試奏機をお借りしております。常に店頭展示をしておりますのでいつでも試奏が可能です。

今後もLittle Wing Electron様の宣伝活動は当店が代表して対応をさせて頂きますので宜しくお願い致します。

島村楽器立川店 新保

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