当店ピアノ担当ご紹介
イオンモール鈴鹿店 ピアノ担当の齋藤です。
これまでに何百台の鍵盤楽器とお客様の出会いをサポートさせてただきました。
現在販売中の電子ピアノは勿論、新製品も過去の製品も幅広く知識があるので
それぞれのお客様にピッタリの製品を分かりやすくご提案させていただきます。
今回はそんな私が電子ピアノの選び方を解説させて頂きます!
電子ピアノはどれも同じではありません!~グランドピアノに近い電子ピアノ~
「電子ピアノはどれも同じですか?」というご質問はとても多く受けます。
電子ピアノは一つ一つの機種に違いがあり、様々な需要に対しおすすめの機種が異なります。
どのサイトも「低価格モデルで十分」と表記されていたり、極端で簡素な説明がとても多く転がっています。
メーカーと価格の特性を知る事は難しくないので、ご自身にピッタリの機種を探してみましょう。
■グランドピアノに近い製品を選ぶ
「継続したい」からこそ必要な選び方
年間に何百台とご案内する中で、
グランドピアノに近い製品を選ぶというのが最も多いご案内になります。
ピアノの先生の中には、電子ピアノはどれも同じという意見の方もいますが、
値段が上がれば上がるほど、必ずグランドピアノに近づきます。
でも、続くか分からないので安いものを買いたい
9割以上のご購入者様が「続くか分からない」という不安を抱え
中でも「続くか分からないから安く済ませたい」と相談される方が圧倒的に多いです。
確かに、高いピアノを買っても続かなければ勿体ないと感じますよね。
勿論、安く始めれることはとても大きなメリットです!
しかし、電子ピアノの選び方ひとつで、継続力が大きく変わることもあります。
グランドピアノに近い製品を持つメリット
ピアノを持つことに対し、所有した方がいい種類を順にすると
グランドピアノ(新品) ↓ グランドピアノ(中古) ↓ アップライトピアノ(新品) ↓ アップライトピアノ(中古) ↓ ハイブリッド電子ピアノ ↓ 電子ピアノ ↓ キーボード |
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になります。
グランドピアノの良さの醍醐味を肌で感じることは
その後の感性にも影響し、ピアノへの向き合い方も変化していきます。
人生の中で「ピアノが弾ける」という大きな価値を作ってくれるからこそ
習う・習わない・やめる・やめないではなく、
ピアノが弾ける楽しさを素直に感じて欲しいと思います。
グランドピアノに近い製品の特徴
音 | グランドピアノから細かく収録された音や、精密に計算された高い技術の音源が搭載されています。弦が響く振動音や、ペダルを踏んだノイズまで細やかに再現されています。 |
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スピーカー | グランドピアノは全方向から音が出る特徴を持ち、上からも下からも鮮明な音を感じれるようスピーカーの数が多くなっています。 |
鍵盤 | 木製であることは勿論ですが、鍵盤が弦を叩くという、何百の部品で構成された仕組みを極限に再現していることがポイントです。 |
価格 | 上がれば上がるほどグランドピアノに近く、約40万円以上からハイブリッド製品が出てきます。 |
重量・大きさ | グランドピアノに近づくほど、重く・大きくなります。 |
よくあるエントリーモデルのお悩み
エントリーモデルと呼ばれる10万円のピアノでも十分に楽しめますが
一定期間を過ごすと、買い替える方もたくさんいます。
これは初心者であればあるほど、演奏者側のセンスに問題を感じてしまいますが
実際に演奏に慣れたプロの方でも思い通りに表現しにくい製品が殆どです。
じっくりお試ししてから購入を考えましょう!
よくあるエントリーモデルのお悩み | 理由 |
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鍵盤が軽い・カタカタと違和感がある | プラスチック・樹脂の鍵盤が使われている |
音がピコピコと電子音に聞こえる | スピーカーの質や数 |
ヘッドフォンの音が安っぽい | 音源・ヘッドフォンアンプの質・付属ヘッドフォンのクオリティ |
音の強弱変化が付きにくい | 音源と鍵盤のクオリティ |
ペダルが小さく踏みにくい | 簡易的な造り(小さい・浅い・別付けなど) |
機能の使い方が分からない | コスト面で液晶画面が無い、もしくは簡易的で操作難易度が高い |
ピアノは一生の趣味になります。
ピアノが弾けるということは、大きな価値が生まれると思います。
ピアノを持ってない状況でも、どんなピアノを所有していても、
弾くことに楽しみを感じていただく事が一番だと思います。
長く、楽しく、大切に弾けるピアノをお選びください。
■メーカーで選ぶ
「どのメーカーがいいの?」という質問を多く頂きますが、
良し悪しを左右するのは必ず「価格」です。
同じ価格帯の中で特徴が表れるので、参考にしていただければと思います。
電子ピアノ主要メーカーと特徴
YAMAHA(ヤマハ) | グランドピアノを製造しており、きらびやかな音色・反応が早く軽やかな鍵盤が特徴的です。価格が上がるほどYAMAHAのグランドピアノに近づきます。 |
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KAWAI(カワイ) | グランドピアノを製造しており、重厚感ある音色・のっしりした鍵盤が特徴的です。価格が上がるほどKAWAIのグランドピアノに近づきます。 |
Roland(ローランド) | ピアノは電子を専門的に製造し、精密に計算された音源がどの価格帯にも搭載されており、機能性でピアノの楽しみを開拓できる人気高いメーカーです。 |
CASIO(カシオ) | 低価格製品に人気があるメーカーですが、近年ではヨーロッパのピアノメーカーとコラボするなど、クオリティ面でも着目度が急上昇しています。 |
KORG(コルグ) | 低価格製品に人気があるメーカーです。電子楽器で有名ですが、コスパが良い製品がラインナップされています。 |
■価格で選ぶ
「数万円でピアノが始めれる」というのはとても大きなメリットです。
興味のある方には是非おすすめしたい価格です!
しかし、少しでも曲が弾けるようになると
より質のいい製品に買い替えたくなる方がたくさんいます。
そこで、最初に価格と製品の特長を知ることが選び方のポイントになります。
価格と特徴
メーカーに関わらず、ざっと以下の特徴が当てはまります。
~10万 | 卓上製品で簡易的な構造、イス・ スタンド・ペダルは別売りです。 |
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10~15万 | 音質や鍵盤は簡易的になりますが、蓋も閉まりペダルも付くような基礎のピアノの形をしています。 |
15~20万 | 音質が変化し、強弱の変化もしっかり感じれるようなグランドピアノらしい音源が入ります。 |
20~30万 | 鍵盤がプラスチックから木製に変化し、グランドピアノに近づく特徴として最も有名です。 |
30~40万 | 鍵盤の奥行きの長さに変化が表れ、音源・スピーカーともに圧倒的なグランドピアノらしさを感じます。 |
40万以上 | 電子ピアノとグランドピアノの融合型「ハイブリッドピアノ」になります |
■ピアノを弾く目的ごとに選ぶ
初心者・保育士・ピアノ再開など・・・・目的ごとのおすすめはこちらから!
お子様が始める、両手で弾けるようになった、保育士を目指す、インフルエンサーに憧れて、ピアノを再開したいなど、
ピアノ演奏の目的は様々です。
目的ごとにオススメは変化するので、別の記事にまとめました。
是非ご覧ください。
■大きさやデザインで選ぶ
コンパクトを重視する方もいれば、お部屋をメジャーで測り相談される方も様々です。
基本的に価格が下がるほどコンパクトになりますが、
現在ではコンパクトをコンセプトに作っている電子ピアノもあれば
目を惹くようなデザインを重視した電子ピアノも発売されています。
当店のラインナップをざっと見ながら選ぶのも一つの楽しみかと思います。
お部屋の雰囲気に合わせて、次のカラーラインナップもご覧いただくと
より選び方の楽しみが増えます。
■カラーで選ぶ
近年、電子ピアノのカラーバリエーションも増え
選ぶ重要なポイントとして注目されています。
現行品にあるカラーを一覧でご案内します。
選び方は自由!
ざっと私の考える電子ピアノの選び方をご紹介させて頂きました。
ご自身に合う選び方はありましたか?
皆様それぞれ選び方は自由だと思いますが
ピアノの楽しさを知ると、重要に感じるポイントが変化するかもしれません。
ネットの情報に翻弄されず、
必ず製品に詳しいスタッフと相談することが後悔しないピアノ選びに繋がります。
是非、ピアノ選びにお悩みになった場合はお気軽にご相談下さい♪
この記事のお問合せ
店舗名 | イオンモール鈴鹿店 |
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TEL | 059(375)0538 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
担当者 | 齋藤 |
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