菖蒲店デジタル管楽器・サックスインストラクターの村上諒です！

ウインドシンセサイザーの雄 EWIの最新モデルであるEWI SOLO、品薄で入手困難な状況が続いていましたが、ホワイトカラーのスペシャルエディションも登場していよいよ広まってくる兆しがありますね♪

そこで、参考までに私のEWI SOLO設定をご紹介致します！といってもまだ自前のSOLOは持っておらず、先日デモンストレーションのためにお借りした時に初期設定から設定変更した値の備忘録という意味合いもあります。ご自身の設定と比べてみたりされると面白いかもしれません?

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ちなみに、島村楽器菖蒲店では対面・オンラインのどちらも対応できるEWIレッスンを開講しております。EWI4000s,EWI5000,EWI SOLO対応。ぜひご覧ください♪

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設定のご紹介

それでは紹介していきます！

■Breath Sensor

どれくらいの息を入れるとどんな風に音が出るかという要素に関する設定です。とりあえず大まかに決めただけなので、更に細やかに調整する余地が大いにあります！

Offset ・・・ 1
どのくらいの息量で音が鳴り始めるかの設定で、0～100の範囲から決めます。私の設定はほぼゼロみたいなものですが気持ち程度に反応を抑えるため1としました。

Sensitivity　・・・　10
息量に対するブレスセンサーの感度設定。0～100の範囲です。初期設定ではもっと大きな値だったと思いますが、管楽器経験者であれば10～20くらいの値にしないとブイブイ吹き上がりすぎて抑揚がつけられないんじゃないかと思います。

Capture Delay　・・・　01
マウスピースに息を吹いた瞬間からノートオン・メッセージが送信されるまでの遅延時間設定。01～10の範囲。とりあえず01にしましたが、沢山吹きながら最適値を探したいところです。

■Bite Sensor

マウスピースを噛むことによって音程を変化させる…つまりビブラートなどに影響する設定です。

Sensitivity　・・・　15
バイトセンサーの感度。0～25の範囲で、低い値に設定するほどマウスピースを強く噛む力が必要。私はそんなに力強く噛まない方なので、そこそこ感度高めにしました。

Filter　・・・　on

Output Mode →　Pitch Bend　・・・　34
マウスピースを噛んだ時のピッチベンド幅。大体半音くらい変化するような設定にしました。

■Key Action

指の反応に関する設定です。

Key Delay　・・・　4
キーを押したことが認識されるまでにかかる時間の設定で、範囲は1～20。値を大きくすると演奏ミスは減りますが素早い動きに反応してくれなくなります。

Key Sensitivity　・・・　13
キーの感度で、1~25の範囲になります。値が低くなるほどしっかりとキーを押す力が必要になります。大体中庸の値に設定しました。

■Fingering

運指モードの選択です。私はサックス運指が好きなので変更しましたが、お好みで選ぶ項目ですね。

Saxophone

■Glide Plate

音程をポルタメントのように滑らかに変化させるための設定。普段はoffにしていますが、必要な楽曲で使う時の一例です。

Time CC Data-Up　・・・　90

Time CC Data-Press　・・・　120

■Pitch Bend Plate

ピッチベンドを行うときの音程幅。EWIでは伝統的にセロテープを使った物理的な調整を行ったりするので、併用するといいかもしれませんね！

Pitch Bend　・・・　-30
半音にちょっと足りないくらいの変化幅にしました。しかし説明書に記載がある通り、最終的なピッチの変化は親指がプレートにどの程度触れているか、どのようにプレートに触れているかによって異なりますので、自身の運指のクセを加味して各自調整するものだと思います。

以上、私のEWI設定についてまとめてみました。より快適に演奏を楽しんで頂くための参考になれば幸いです！
私はオンラインレッスンも開講しておりますので、もっと色々な楽しみ方を習得したい方はお気軽にお問合せ下さい♪