【フルートの選び方】初めてでも失敗しない!

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2024年12月03日

はじめて楽器選びは、分からないことだらけですよね。ネットだと価格も安かったり、楽だったりしますが、壊れてしまったときに修理が出来なかったり・・・。せっかくお安く購入できたと思ってもすぐに買い替えになってしまうケースも。楽器屋さんだと実際に見て、店員さんに相談もできる!また、メンテナンスや修理のアフタ […]

はじめて楽器選びは、分からないことだらけですよね。
ネットだと価格も安かったり、楽だったりしますが、壊れてしまったときに修理が出来なかったり・・・。
せっかくお安く購入できたと思ってもすぐに買い替えになってしまうケースも。
楽器屋さんだと実際に見て、店員さんに相談もできる!また、メンテナンスや修理のアフターフォローもしっかりできます!
ぜひ、みなさまの楽器選びのお手伝いをさせてください!

フルートってどんな楽器?

フルートは金属でできていますが、木管楽器に属します。
高い音の出る楽器で、柔らかく澄んだ音色が魅力です。
音域はピアノに劣るものの、充分に広く、高音(高めの女性の声+も~っと高い音も)から、味わい深い低音まで出すことができるので、いろいろな曲が演奏でき、歌謡曲のカバーもできます。

フルートの種類

・ピッコロ
・ソプラノフルート
コンサートフルート(フルート)
・アルトフルート
・バスフルート
・コントラバス・フルート

様々なフルートの種類がありますが、よく使われるサイズのフルートは、コンサートフルートです。
吹奏楽やプロの中でも一番使用されているサイズです。

フルート大解剖

フルートは3つのパーツ(頭部管・主部管・足部管)にわかれてます。
頭部管・主管・足部管の素材の違いによって吹きやすさや音色も変わります。

材質の違い

フルートのモデルの違いは材質です。
どのパーツに何を使用しているかで音色や吹きやすさ、価格も変わってきます。
素材によって息を入れたときの抵抗感が増します。

管楽器の吹奏時の抵抗感は表現力に繋がる大切な部分です。
「抵抗感」があることで弱く綺麗な音を出したいときに音が安定したり、強弱や音色のコントロールもしやすくなります。

まず、ヤマハのスタンダードシリーズの3本を例に白銅と洋銀、銀製の素材を比較してみましょう!

白銅
明るい響きで、価格もお求めやすいです。が錆びやすく耐久性が弱いです。

洋銀
白銅と同じく低価格なモデルに多く使用されますが、白銅よりは安定感があります。


耐久性に優れており、劣化しにくいです。音色は柔らかく、変化がつけやすいです。
リッププレート、頭部管、管体、総銀と銀製にも種類がたくさんあります。
銀の含有量などで音色も変わります。

ゴールド
耐久性が抜群に優れており、変色しにくいです。上級者向け。

プラチナ
重厚感のある音色でで、耐久性もあるが、価格が非常に高い。

木製
ふくよかな響きで温かみのある音色。

キィの種類

フルートのキイには、キイの並び方と種類があります。

キィの種類

カバードキイ(ジャーマンスタイル)

よく見かける一般的なフルートのキイです。
指でキイを押さえれば音が出るので、初心者さんや手の小さな方でも楽に演奏ができます。
各メーカーで、低価格帯〜高価格帯までカバードキイを作っているので選ぶ幅が広いかと思います。

リングキイ(フレンチスタイル)

キイカップがリング状のため穴を自身の指で塞がなければならないので
慣れるまでは難しく感じるかもしれません。
練習することで慣れてきますし、正しい位置に指を矯正してくれる役割もあります。
指先に空気の振動を直接感じることができ細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能になります。
リングキイのほうが若干音抜けが良く、明るめになると言われています。

キィの並び方

オフセット

左手薬指で押さえるキイが少し出っ張っている押さえやすいキイ配列です。
手の小さい方でも無理なく演奏できると思います。

インライン

全てのキイが1直線で並んでいる配列です。
オフセットキイに比べ音の立ち上がりが少し良くなります。
演奏の操作性の関係でリングキイに多く採用されています。

Eメカニズム

『Eメカニズム』は、フルートの構造上出しづらい第3オクターブの「ミ」(E音)を
出しやすくするためのキイシステム。
スタンダードモデルに使用されていることが多いです。
総銀製以上のフルートになるとオプションになる場合もあります。

足部管

足部管にも種類があり、音域が変わります。

C足部管

最低音が「ド」までのモデル。一般的にはC足部管を使用しているモデルが多い。
C管フルートは明るく輝きのある音色です。

H足部管

最低音がさらに下の「シ」の音までが演奏できます。
H足部管は管体が長くなり、ダークで艶のある音色が特長です。
音域の拡大のほかに、中音域での音色や音程の安定というメリットがあります。

まとめ

管楽器は材質の違いなど、少しの違いで吹奏感、音色が変化します。
みなさまの楽器選びをお手伝いさせて頂きますので、ご不明点などお気軽にお問い合わせ下さい!
みなさまのご来店お待ちしております♪

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講師長山 朋未(ながやま ともみ)
開講曜日月・金曜日

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