『Builders Collaboration Limited Series』エフェクタービルダーのコラボレーションで製作するスペシャルモデル!

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2021年07月03日

静岡パルコ店で実施しているエフェクタービルダートークショウに参加頂いたビルダーの皆さまと立案したのが本企画の始まりです。 コラボレーションを企画する上で最重要視したことは、相性の良いペダル同士と、エフェクタービルダーの組み合わせによる相乗効果です。 ペダルの内容やデザインはもちろん、筐体までビルダー […]

静岡パルコ店で実施しているエフェクタービルダートークショウに参加頂いたビルダーの皆さまと立案したのが本企画の始まりです。

コラボレーションを企画する上で最重要視したことは、相性の良いペダル同士と、エフェクタービルダーの組み合わせによる相乗効果です。

ペダルの内容やデザインはもちろん、筐体までビルダーの皆さまとゼロから製作を進めています。

オリジナル3ポイント

彫刻入りアクリルプレート

トッププレートには、全モデルでKarDiaN北田氏が特別にデザイン、flying teapotが菅野氏が製作した、彫刻入りアクリルパネルを採用しています。(全モデル共通)

オリジナルケース

Vol.1~4のモデルは、flying teapotプロデュースによる純チタン(TP340)と呼ばれる堅牢なチタン製の筐体を採用。Vol.2~4トップの筐体は-HATA-やT.N.Designなどギター系機材のグレードアップパーツをプロデュースする畑精密工業によりカラー着色しています。ルックス面は勿論、チタン筐体の恩恵を受けて硬質かつ密度の濃いサウンドながら、ローエンドが重すぎない絶妙なバランスを実現しています。

2in1ビルトイン

前述の様に多くの方にご協力頂いたマテリアルの数々を、1つのペダルとして完成させる為の最終的な組み込みは、Soul Power Instrumentsが行っています。(Vol.1~3共通)

Vol.1 Soul Power Instruments × KarDiaN 【Vitamin C8 vab】

島村楽器限定企画 Builders Limited Edition 第1弾!SPIとKarDiaNによるコラボレーションモデル。KarDiaNによるファズとSPIによるオクターバーが融合!KarDiaNによるトラディショナルなファズサウンドをベースにモダンアレンジしたVitaminCと、SPIによる安定した反応と幅広い周波数への対応を可能にしたアナログオクターバー8vabを2in1にしたオクターブファズでござます。

KarDiaN VitaminC

タミンCは、通常用いられる4つの心臓(トランジスタ)ではなく、トランジスタとFETからなる5つの心臓を備えています。それにより、ゲイン量を落とした際にも煌びやかな高音が失われず、未体験のファズサウンドをもたらしてくれます。SPIさんと初めてコラボの打ち合わせをした時"オクターブファズを作ろう!"その一言でこのペダルが生み出すサウンドは決まりました。通常のVitaminCからローを固定した1Knob仕様のトーンコントロールは、荒々しいサウンドからウォームなサウンドまで容易に音作りを可能にしています。そして、大きなポイントとしてはRus/Rumの切り替えスイッチです。こちらは、豊かなローレンジをもつロシアンマフとガッツのあるミッドをしたラムズヘッドというファズの名機を形容しながらも、KarDiaNらしいサウンドアレンジがされた各種モードで、ファズのキャラクターを自由に選択できます。現代的なノイズ耐性、トーンバランスを持ちながらもビンテージの色気を残したファズサウンドを奏でることができます。ファズは今のトレンドといって良いエフェクターで、アンプでは創ることが難しいドライブサウンドを得ることが出来ます。

SPI 8vab

アナログながらも広い帯域に対応できる「8vab」。こちらの8vabはアナログオクターバーの固定観念を吹き飛ばすオクターバーです。アナログのものの多くは、元となるサウンドがつぶれてしまったり特定の帯域のみにしか反応せず、扱いづらいという印象が強いです。その為、最近ではデジタルオクターバーやピッチシフターを使用した、クリアなオクターブメイキングが多くなっていますが、やはり線の太い音を求めクオリティの高いアナログオクターバーを求める声は少なくありません。この8vabは一部にデジタル回路を使用することにより応答性を高め、加えてサウンドの出力面はアナログと同等の働きをする為、音の太さをそのままにメイキング可能です。また、ドライ音・オクターブアップ・オクターブダウンを並列に処理してミキシングしているため、原音をつぶすことなく出力できます。ラウドな『vitaminC』を活かし、より個性的なサウンドメイクが可能です。

Vol.2 Limetone Audio × KarDiaN 【funther Blue Edition】

Limetone Audio「funther」とKarDiaN「クロロホルム」がコラボレーションにより1台に融合!ブルーカラーチタン筐体、特別デザイン彫刻入りアクリルパネルを採用!

KarDiaN chloroform

美しくも色鮮やかに着色されたガラス細工の世界を表現したオーバードライブペダル。今回特別にセッティングがし易い3KNOBバージョンへ変更しています。

Limetone Audio funther

今西氏が最も拘っている「プレイヤーと楽器の魅力を最大限に活かす」ということが集約された、ツヤと立体感を損なわないローゲインドライブ。

こちら2つのモデルが組み合わさることによって 双方の魅力が何倍にも増幅されます。

センター部にはペダルの前段⇔後段切り替えスイッチを搭載しました。この切り替えスイッチにより、4パターンのサウンドメイクが可能です。

①前段のペダルをブースター、後段のペダルでメインドライブサウンド②前段のペダルをメインドライブサウンド 、後段のペダルをブースターとして使用。これらの組み合わせが、A→B、B→Aという接続順でぞれぞれ可能です。例えば、グラッシーなサウンドを得意とするクロロホルムで後段のドライブサウンドを創り、funterでゲインブーストをすることでミッドレンジを持ち上げることや、前段のfuntherでニュアンスを活かしたメインのドライブサウンドを作り、クロロホルムを後段にゲインを下げて掛けることで曲中にサウンドキャラクターをガラッと変える、といったことも可能です。トップ面の筐体は-HATA-やT.N.Designなどギター系機材のグレードアップパーツをプロデュースする畑精密工業によりブルーカラーバージョンへと進化を遂げています。サウンドのみならずルックス面でも圧倒的存在感を放つ究極とも呼べるコラボレーションモデルに仕上がりました。

Vol.3 Limetone Audio × Susumu Tamura【Funther Green Label】

Builders Collaboration Limited Siries 第3弾!Limetone Audio「funther」限定バージョンと、エフェクター業界のパイオニア田村進氏による「S.T Overdrive」がコラボレーションにより1台に融合!エフェクター業界のパイオニア田村進さんと、多方面で活躍中のLimetone Audio 今西勇仁さんの激アツコラボ!モダンなfuntherと、ヴィンテージ要素を兼ね備えたS.T Overdriveの組み合わせによって様々なシチュエーションでのサウンドメイクが可能ですが、アンサンブルでのギターサウンドにおいて最も真価を発揮する非常に音楽的なペダルに仕上がっています。

Limetone Audio funther

プレイヤーと楽器の魅力をドライブさせる、ローゲイン~ミドルゲインオーバードライブ。原音の立体感、弦の響きを損ねることなくドライブし、手元のニュアンスをそのままアンプに伝えます。この "Green Label" では、S.T Overdrive との相性を最優先に考え、クリッピングダイオードを対称から非対称に変更。funther の特徴であるツヤや立体感はそのままに、S.T Overdrive と同時にオンにした場合においても、各弦の響きが潰れるとこなく、立体的なドライブサウンドを生み出します。

コントロールは Level、Gain、Tone。12 時方向を中心として、Tone をやや絞ると、暖かい中域の中に透き通った高域が鳴るメロウなサウンドに。Tone を上げると、高域のエッジ感が徐々に追加されます。

S.T Overdrive

オリジナル・ヴィンテージTS のなかでも多くのミュージシャンらが特に音が良いと評価するTS オーバードライブ・サウンドを最大限に引きだしたモデルで、TS 系ペダルにみられるパーツ定数の変更やパーツの追加などをすることなく、本来のオリジナルTS そのままの回路を忠実に採用しました。100 台以上のヴィンテージTS やカレントTS を3 年間以上にわたり綿密に分析・解析し、特に音が良いと評価されるヴィンテージTS は特定期間に製造されたごく一部のパーツの組み合わせによるTS であることが判明しました。

音が良いと評価されるTS の最も重要なキーデバイスはオーバードライブ・サウンドを生み出すIC です。このモデルにはキーデバイスであるN.O.S. IC を搭載し、オーバードライブ・サウンド特性にドラマチックな影響を与えトランスペアレンシーで、クリアーさとノートからノートへの素晴らしい分離感を生み出します。音が良いと評価される‘80 ヴィンテージTS に極めて近いオーバードライブ・サウンドが得られます。このN.O.S. IC は音が良いと評価されるヴィンテージTS 同様に入力レベルに応じてオーバードライブ・サウンドの倍音成分が変わります。真空管アンプのプリアンプとパワーセクションを模倣するヴィンテージTS のオーバードライブ・サウンドの感触をキャプチャできます。センター部にはペダルの前段⇔後段切り替えスイッチを搭載しました。この切り替えスイッチにより、4パターンのサウンドメイクが可能です。

Vol.4 Lee Custom Amplifier × Susumu Tamura【VALVE SCREAMER】

Lee Custom Amplifier Lee氏、田村進氏というレジェンド2人によるコラボレーションで誕生した真空管内蔵ドライブペダル!

第4弾は、エフェクター業界のパイオニアである田村進氏と、プロ御用達ブランド Lee Custom AmplifierのLee氏というレジェンド2人によるコラボが実現しました!ヴィンテージ要素を兼ね備えた田村進氏が手掛けるオリジナルオーバードライブと、LCAが新開発した真空管内蔵の組み合わせによって、ローゲインからハイゲイン、バッキングからリードまで様々なシチュエーションでのサウンドメイクが可能です。

Lee Custom Amplifier Tube Drive

LCAサイドのドライブペダルはいわゆる改造Marshall(SL〜800)の様な動作とサウンドで、Gain12時以降で強めに弾くとかなり真空管の動作点が動くレスポンスで仕上げています。GainのPotはPush/Pullが可能で、PullにすることでBrightモードへ切り替え。アンプの様なプレゼンスのコントロールが可能です。田村氏のODでブーストすることを前提に設計されており、ソリッドなトランジスタアンプへの接続でも十分なハイゲインと弾きごたえを味わうことが可能です。

S.T Overdrive

田村氏サイドのオリジナルオーバードライブは、オリジナル・ヴィンテージTS のなかでも多くの内外ミュージシャンらが特に音が良いと評価するTS オーバードライブ・サウンドを最大限に引きだしたモデルで、TS 系ペダルにみられるパーツ定数の変更やパーツの追加などをすることなく、本来のオリジナルTS そのままの回路を忠実に採用しました。100 台以上のヴィンテージTS やカレントTS を3 年間以上にわたり綿密に分析し解析し、特に音が良いと評価されるヴィンテージTS は特定期間に製造されたごく一部のパーツの組み合わせによるTS であることが判明しました。音が良いと評価されるTS の最も重要なキーデバイスはオーバードライブ・サウンドを生み出すIC です。このモデルにはキーデバイスであるN.O.S. IC を搭載し、オーバードライブ・サウンド特性にドラマチックな影響を与えトランスペアレンシーで、クリアーさとノートからノートへの素晴らしい分離感を生み出します。音が良いと評価される‘80 ヴィンテージTS に極めて近いオーバードライブ・サウンドが得られます。

このN.O.S. IC は音が良いと評価されるヴィンテージTS 同様に入力レベルに応じてオーバードライブ・サウンドの倍音成分がかわります。真空管アンプのプリアンプとパワーセクションを模倣するヴィンテージTS のオーバードライブ・サウンドの感触をキャプチャできます。

Vol.5 Lee Custom Amplifier × idea sound product【VALVE BREAKER】

企画第5弾は、Lee Custom AmplifierのLee氏、 idea sound productの橋詰氏というプロ御用達ブランドを手掛ける両名による夢のコラボレーションが実現!

親和性の高い両ブランドですが、LCAが開発した真空管内蔵ドライブと、idea sound product(以下idea)のアッパーオクターブモードを搭載したファズの組み合わせによって、音楽的な表現力の高さと共に唯一無二のサウンドを放つペダルが完成しました。

近年の多彩な音楽シーンに於いて、再注目されているギターサウンドはファズです。アナログファズが持つOD/DSでは得られない表情豊かでオーガニックなトーンは、表現を追求する昨今のギタリストから改めて支持され、幅広い層での認知と評価が高まる一方で、多彩なラインアップの中から何を選べば良いのか分からない、楽曲の中での使い所や効果的なセッティングは何なのか、と言った多くの質問も頂きます。本モデルは一連のプロモーションも含め、そ

の回答となるプロダクトです。

ideaサイドは本モデルオリジナルのアッパーオクターブモードを搭載したファズです。名器Tone Benderをこれでもかというくらい現代的にしたサウンドかつ、チューブアンプのパワー管をドライブさせたような表現をしており、Vintageクローン系では絶対に得られないファズサウンドです。更にアッパーオクターブモードでは奇数倍音を多く含んだプリミティブなトーンに変貌します。

LCAサイドの真空管ドライブペダルは、発売後数分で完売したVALVE SCREAMERに搭載した回路、サウンドをブラッシュアップしています。所謂改造Marshall(SL~800)の様な動作とサウンドで、Gain12時以降で強めに弾くとかなり真空管の動作点が動くレスポンスで仕上げています。

1つ目のミニSWはBrightモードへ切り替え。アンプの様なプレゼンスのコントロールが可能です。2つ目のミニSWでは低域を3段階でコントロール出来ます。LCAサイドのみでもグラッシーなクランチサウンドから、ソリッドなトランジスタアンプへの接続でも十分なゲイン量と弾きごたえを味わうことが可能です。

特筆すべきは、その合わせ技による相乗効果を最大限に高めていることです。アッパーオクターブファズを使用する際、後段にドライブペダルをかける事で、アンサンブルの中で際立つサウンドメイクを行いますが、本機は両エフェクターミックス時の最適なマッチングを考え開発している為、内部SWによるバッファーON/OFF切り替えも可能にしています。

ワウペダルとファズを組み合わせた際、ワウの効きが悪いことをバッファー・アンプ等で解消することからも周知の通り、ファズは入力インピーダンスが低く、バッファーの有無で激しくキャラクターが変わる為、ファズでは珍しいバッファON/OFFスイッチを搭載しました。このSWにより、後段のLCAとのマッチングもコントロールすることが出来ます。両ブランドのロゴが入った一体型基板で製作されていることからも、全てに於いて計算され尽くされた回路設計です。

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