Paul Reed Smith ファクトリーオーダーツアー・レポート2018【工場見学編VOL①】

静岡パルコ店

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2022年05月27日

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皆さんこんにちは。
いつも、島村楽器をご利用頂き誠に有難うございます。
島村楽器静岡パルコ店 店長の平林です。

この度、Paul Reed SmithギターSignature Dealerの静岡パルコ店の平林と、昨年に続き町田店の石田が、PRS社のファクトリーオーダーツアーに参加し、PRS工場の様子を見学してきました。2018年バージョンですので、どうぞご覧くださいませ!

Private Stockオーダーのレポートはこちらからどうぞ!
https://www.shimamura.co.jp/shop/shizuoka/article/product/20220527/9072

【PRS工場見学・レポート】
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ティムの案内でPRSギターのUSA工場を見学してきました。
基本的にはPrivateStockチームと、USAのコアライン、S2ラインの3箇所で分業しています。
↓こちらの方がティム!
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さすがPRS!良質な木材も豊富にストックしています。
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PRSといえば、やっぱりフレイムメイプル材ですね!
ボディトップ材はUSAコアラインの方がS2シリーズより厚い材を贅沢に使用します。
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木材と木材の間に空気を通すことで、湿度管理をしています。
一度、強制乾燥させたあと、適度な含水率まで戻します。
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↑こちらのアルダーはSilverSky用でしょうか。
2Pのボディトップ材を接着します。
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接着後は工具でラジオフリーケンシー(電磁波)をあてて接着までの速度を上げていきます。
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4tの力を掛けてトップ材とバック材をラミネートしたあと、ボディ材をCNCマシーンで削ります。
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プログラミングされた数種類のボディ形状に合わせてボディを形成していきます。
ここでPRS特有のボディトップのアーチも現れます。
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続いてはネックのセクションです。
PRSはネック→ボディという順番で作成します。安定した後のネックに合わせてボディをジョイントしていくことで組み込んだ後の誤差を無くしていきます。
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SilverSky用のメイプルネック材を発見!
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S2シリーズとSILVER SKYは環境保護の為、スカーフネックで形成します。(スカーフネックの為、ヘッド部はイヤー部の継ぎ足しは行いません。)
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フレットもオートメーションで打ち込むメーカーが増えてきましたが、さすがPRS!ここもあえての手作業です。
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作成途中の8弦Private Stockのジリコテネックです。極太です!!!
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↓VOL2へ続きます!

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