皆さまこんにちは！静岡パル店 店長の平林です。

島村楽器の一部店舗で実現したエフェクタービルダー同士によるコラボレーションで1台のペダルを製作する『Builders Collaboration Series』ですが、第2段はLimetone AudioとKarDiaNという大人気ビルダー同士のコラボレーションが実現しました！

Limetone Audio × KarDiaN 　funther"Blue Edition"

静岡パルコ店で実施しているエフェクタービルダートークショウに参加頂いたビルダーの皆さまと立案したのが本企画の始まりで、第1段モデルのSPI×KarDiaN Vitamin C8 vabも大変多くの方に手に取って頂くことが出来ました。ご購入頂いた皆様、有難うございます。

早速、待望の第2段モデルの全貌をご覧下さいませ！

如何でしょうか。サウンドのみならずルックス面でも圧倒的存在感を放つ究極とも呼べるコラボレーションモデルに仕上っています！

Limetone Audio funtherセクション

Limetone Audio今西氏よりfuntherについて

プレイヤーと楽器の魅力をドライブさせる、ローゲイン～ミドルゲインオーバードライブ。

原音の立体感、弦の響きを損ねることなくドライブし、手元のニュアンスをそのままアンプに伝えます。

使用する楽器やプレイヤーの音色をもとに、ツヤがあり、立体感を維持したドライブサウンドを生み出します。コードを弾いても、各弦の響きが潰れるとこなく歪みます。

コントロールは、Volume、Gain、Toneの3つ。12時方向を中心として、Toneをやや絞ると、暖かい中域の中に透き通った高域が鳴るメロウなサウンドに。Toneを上げると、高域のエッジ感が徐々に追加されます。

irodoriのサウンドをベースに開発しており、プレイヤーが心地よく、また、演奏しやすいサウンドとなるよう設計しています。ブースターとしてもご利用いただけます。

KarDiaN Chloroformセクション

KarDiaN北田氏よりクロロホルムについて

色鮮やかなに着色されたガラス細工の世界。それは原材料から工芸技法まで確かな知識と技術を持つ職人達が奏でるシンフォニー。我々、KarDiaNが送り出す「クロロホルム」もまた彼らが生み出す美しく多彩な世界を宿しています。あの黄色のペダルが世に出てから半世紀近くが経ち、オーバードライブペダルは歴史を抱えながらも新たな音を求め続けています。トランスペアレント系と呼ばれるサウンドもその中にあり、その透明感を土台とし古き良きオーバードライブのトーンを着色するという発想を我々は得ました。

クロロホルムはトランスペアレントな設計のドライブペダルでありながら、絶妙なコンプ感と枯れた中音域が加味されたブルージーなオーバードライブです。

※こちらに搭載されたものは通常の4Knob仕様のCHCl3を3Knobへアレンジして頂いたことで、容易なサウンドメイクが可能になっています。

funther "Blue Edition"の特徴

今回のコラボレーションを企画する上で最重要視したことは、相性の良いペダル同士と、エフェクタービルダーの組み合わせによる相乗効果です。

KarDiaNによる、美しくも色鮮やかに着色されたガラス細工の世界を表現したオーバードライブペダル「クロロホルム」を、セッティングがし易い3KNOBバージョンへ変更し、Limetone Audioが最も拘っているプレイヤーと楽器の魅力を最大限に活すことが集約された、ツヤと立体感を損なわずローゲインでドライブさせる「funther」と合わさることで、双方の魅力が何倍にも増幅されます。

センター部にはペダルの前段⇔後段切り替えスイッチを搭載しました。この切り替えスイッチにより、4パターンのサウンドメイクが可能です。①前段のペダルをブースター、後段のペダルでメインドライブサウンド 、②前段のペダルをメインドライブサウンド 、後段のペダルをブースターとして使用するという組み合わせが、A→B、B→Aという接続順でぞれぞれ可能です。例えば、グラッシーなサウンドを得意とするクロロホルムで後段のドライブサウンドを創り、funterでゲインブーストをすることでミッドレンジを持ち上げることや、前段のfuntherでニュアンスを活かしたメインのドライブサウンドを作り、クロロホルムを後段にゲインを下げて掛けることで曲中にサウンドキャラクターをガラッと変える、といったことも可能です。

Flying Tapotプロデュースによるチタン筐体を、-HATA-によりブルーカラーへ！

第1段で話題となったFlying Tapot(以下、FT)プロデュースによる純チタン(TP340)と呼ばれる堅牢なチタン製の筐体を今回も採用していますが、トップ面の筐体は-HATA-によりブルーカラーバージョンへと進化を遂げています。ルックス面は勿論、チタン筐体の恩恵を受けて硬質かつ密度の濃いサウンドながら、ローエンドが重すぎない絶妙なバランスを実現しています。サンプルの段階ではアルミ筐体でしたが、完成したチタン筐体との差は歴然でした。

バック面は敢えてブルーにせず、チタンらしいカラーもお楽しみ頂けます。

トッププレートには、今回の為に特別にデザインしたこちらもFTプロデュースによる彫刻入りアクリルパネルを採用しています。

Soul Power Instrumentsによる組み込み

前述の様に多くの方にご協力頂いたマテリアルの数々を、1つのペダルとして完成させる為の最終的な組み込みは、Soul Power Instrumentsが行っています。細かなパーツ選定や、1つのペダルに仕上げる為の微調整はSPIさいとう氏によるものです。

所有欲を満たす数々の拘りと、多様な可能性を秘めたサウンド・・・。エフェクター好きの皆様にはたまらない1台ではないでしょうか。プレイヤー次第で、新たな使い方を発明できる可能性を秘めたエフェクターです。ぜひ一度このサウンドを体感してみてください！

メーカー	モデル名	価格(税込)
Limetone Audio × KarDiaN	funter"Blue Edition"	￥46,200

2020年2月24日12:00～先行予約受付開始、3月1日(日)より島村楽器の一部店舗で販売開始致します。

※通信販売の場合、3/3以降のお届けを予定しております。

静岡パルコ店以外では、ミーナ町田店、新宿ペペ店、ららぽーと海老名店、八王子店、横浜ビブレ店で取り扱い致します。

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