【エフェクタービルダーコラボモデル】第1弾Soul Power Instruments×KarDiaN “Vitamin C8 vab”が11月30日発売！

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2019年11月19日

カテゴリ商品情報
タグアンプ・エフェクター

皆さまこんにちは！

エフェクター担当の松本です。

島村楽器の一部店舗で実現したスペシャル企画が遂に告知解禁です！！！

エフェクタービルダー同士によるコラボレーションで製作する『Builders Collaboration Series』の第1弾が発売します！本企画でしか体験できないユニークでクオリティの高い限定モデルですので、要チェックですよ！

Soul Power Instruments ×　KarDiaN "Vitamin C8 vab"

静岡パルコ店で実施しているエフェクタービルダートークショウに参加頂いたビルダーの皆さまと立案したのが本企画の始まりです。

↓イベントの様子はコチラからどうぞ！

ペダルの内容やデザインはもちろん、筐体素材までビルダーの皆さまと拘りながら製作を進めてきましたが、遂に皆様に全貌を公開できる段階まで辿り着きました。

まずは、その全貌をご覧下さいませ！

第1弾は、エフェクタービルダー界の巨匠「Soul Power Instruments」通称SPIと、高いデザイン性と非常にハイレベルなサウンドクオリティで話題となったKarDiaNのコラボモデル、その名もVitamin C8 vabです！

KarDiaNによるトラディショナルなファズサウンドをベースにモダンアレンジしたVitaminCと、SPIによる安定した反応と幅広い周波数への対応を可能にしたアナログオクターバー8vabを2in1にしたオクターブファズでござます。

KarDiaNによるファズセクション

以下、KarDiaN 北田氏からの開発コンセプトです。

ビタミンCは、通常用いられる4つの心臓（トランジスタ）ではなく、トランジスタとFETからなる5つの心臓を備えています。それにより、ゲイン量を落とした際にも煌びやかな高音が失われず、未体験のファズサウンドをもたらしてくれます。SPIさんと初めてコラボの打ち合わせをした時"オクターブファズを作ろう！"その一言でこのペダルが生み出すサウンドは決まりました。KarDiaNのビタミンCが持つラウドなファズと、SPIさんの作り出すオクターブユニットで最高のオクターブファズを体感してみて下さい！

ファズセクションの特徴

ヴィンテージライクなサウンドながらも、よりモダンで扱い易くコントロールできるようチューニングされたVitaminC。こちらに搭載されたものは通常の4Knob仕様のVitaminCを3Knobへアレンジして頂いています。

ヴィンテージファズらしい骨太なサウンドから、ディストーションファズまで幅広くカバーできる仕様となっており、ゲインを下げても煌びやかな高音域を損なうことなくサウンドメイクが可能です。通常のVitaminCからローを固定した1Knob仕様のトーンコントロールは、荒々しいサウンドからウォームなサウンドまで容易に音作りを可能にしています。そして、大きなポイントとしてはRus/Rumの切り替えスイッチです。
こちらは、豊かなローレンジをもつロシアンマフとガッツのあるミッドをしたラムズヘッドというファズの名機を形容しながらも、KarDiaNらしいサウンドアレンジがされた各種モードで、ファズのキャラクターを自由に選択できます。

現代的なノイズ耐性、トーンバランスを持ちながらもビンテージの色気を残したファズサウンドを奏でることができます。ファズは今のトレンドといって良いエフェクターで、アンプでは創ることが難しいドライブサウンドを得ることが出来ます。

Soul Power Instrumentsによるオクターバーセクション

以下、SPIさいとう氏からの開発コンセプトです。

アナログながらも広い帯域に対応できる「8vab」。

こちらの8vabはアナログオクターバーの固定観念を吹き飛ばすオクターバーです。アナログのものの多くは、元となるサウンドがつぶれてしまったり特定の帯域のみにしか反応せず、扱いづらいという印象が強いです。その為、最近ではデジタルオクターバーやピッチシフターを使用した、クリアなオクターブメイキングが多くなっていますが、やはり線の太い音を求めクオリティの高いアナログオクターバーを求める声は少なくありません。この8vabは一部にデジタル回路を使用することにより応答性を高め、加えてサウンドの出力面はアナログと同等の働きをする為、音の太さをそのままにメイキング可能です。また、ドライ音・オクターブアップ・オクターブダウンを並列に処理してミキシングしているため、原音をつぶすことなく出力できます。ラウドな『vitaminC』を活かし、より個性的なサウンドメイクが可能です。

オクターバーセクションの特徴

8vabはファズとの組み合わせることを想定し、更に言えば、VitaminCで使用する為にチューンナップされたアナログオクターバーです。綺麗に掛かる所謂ポリフォニックなデジタルオクターバーとは一線を画します。SPIさいとう氏が話す通り、このモデルは「安定した反応・幅広い周波数への対応」と「アナログの音の太さとデジタル回路のコンパクトさ」が最大の特徴です。

アナログオクターバーに馴染みがあまり無い方もいらっしゃると思いますが、ソロや2音程度のコードに使用すると効果的で、例えば、3ピースバンド等で、リフに厚みを出す際にオクターバーを効果的に使用するミュージシャンや、ギターソロでオクターブ下を入れることで、音が薄くならない為に用いられるケースが多く、特に不規則に歪むファズサウンドと組み合わせるとサックス等にも近い、非常に音楽的なサウンドになります。

ここまでが王道の使い方だとして、オクターバー＋ファズを最大限に活かした「ブっ飛びサウンドを出す！」ことも可能です。ファズのゲインMAX＋オクターバーの原音MIXを下げてここぞという時にインパクト絶大なブっ飛びサウンドが出せます。

ギターソロでオク下を加えて音を太く！そして爆音ファズに、アップダウン両方のオクターブを加えて激烈サウンド！王道オクターブファズサウンドから、個性的なぶっ飛びサウンドまでインパクト絶大なペダルです！

Flying Teapotプロデュースによる堅牢なチタン筐体＆彫刻入りアクリルパネル

若き天才と称されるエフェクタービルダーFlying teapot 菅野氏にプロデュース頂いた筐体とアクリルプレートも本企画の為のスペシャル仕様です！

菅野氏が温めていた純チタン(TP340)と呼ばれる堅牢なチタン製の筐体を、この企画の為に初めて使用して頂き(この生産規模でのチタン筐体エフェクターは恐らく業界初！)、チタン筐体の恩恵を受けて硬質かつ密度の濃いサウンドながら、ローエンドが重すぎない絶妙なバランスを実現しています。サンプルの段階ではアルミ筐体でしたが、完成したチタン筐体との差は歴然でした。