ProTools HD環境が自宅でも作れる、ProTools | Carbonのご紹介!

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2025年09月29日

ProToolsについてご紹介する記事を作成しましたが、より快適なレコーディング環境を求める方に、ProToolsが真価を発揮するProTools HDシステムがインターフェースの導入だけで実現できる ProTools | Carbon のご紹介です! CONTENTSProTools | Carb […]

※こちらの記事は島村楽器新宿PePe店に在籍時に書いた記事を加筆修正したものです。

こんにちは。島村楽器エミテラス所沢店の小杉です。

ProToolsについてご紹介する記事を作成しましたが、より快適なレコーディング環境を求める方に、
ProToolsが真価を発揮するProTools HDシステムがインターフェースの導入だけで実現できる ProTools | Carbon のご紹介です!

※こちらは島村楽器エミテラス所沢店に展示・在庫はございませんのでお取り寄せでのご案内となります。

上記の記事はCubaseやAbleton Liveが主流なかProToolsはいかがでしょうかという記事になっており、ProTools Studioがおすすめですということで書いていますが、その中でProTools HDXについてご紹介しました。

ProTools HDXは大変高価なシステムですが、も うちょっとお手頃な値段でProToolsのソフトとハードウェア統合のエコシステムを音楽制作に取り入れられるProTools | Carbonについて ご紹介します。

ProTools | Carbonとは?

ProTools | Carbonは、ProTools HDシステムで使われるHDX DSPが1つ載っているハイエンドオーディオインターフェースです。

スペックでは、Dynamic Range: 126 dB (A-weighted)となっており、
聴いてみてが全てだと思いますので、参考にはあまりならないかもしれませんが、
価格的に比較対象になりそうなApollo x8pのDynamic Range 123 dB (A–weighted)と比べても、
かなりハイスペックなインターフェースだと分かると思います!

3dbの違いですが、1.41倍と聞くと結構大きな差に感じませんか?

ProToolsが世界中のスタジオで使われる理由

ProToolsは世界中のレコーディングスタジオで使われていますが、それには理由があります。

様々なDAWが登場し、アップデートし、どのDAWでも便利に使う事ができるようになった現在でも、ProToolsにしかできないことが あります。

それは、内蔵DSPによるレイテンシーの無いレコーディングです。

他のDAW、ハードウェアでは実現できないレベルでの密接な連携をします

各社のオーディオインターフェースでもダイレクトモニタリングによって、レイテンシの無いレコーディングが実現されています 。

しかし、ダイレクトモニタリングでは対応できないレコーディング時の要望が多くあります。
(※UAD ApolloやRMEなど、多機能なコンソールアプリが付いているインターフェースであれば、対応出来るものもいくつかあります。)

  • - ギターとDryとWetを同時に録り、レイテンシーなしでWetだけをモニタリングする
  • - ドラムレコーディングなど多数の入力のレコーディング際、プレイバック時にマイクの音をオフにする
  • - エフェクトプラグインをほぼレイテンシーなしで掛け録りする。
  • - レコーディングされる音にはエフェクトを掛けず、後からエフェクトの掛け具合を調整できるようにする
  • - レイテンシーなしでハードウェアをプラグインのようにインサートする

これらを内蔵DSPによって、コンソールアプリなどを使わずにProToolsだけで実現できます。

ProTools HDX DSPは対応プラグイン(AAX DSP)ならレコーディング時にも使えるくらいの低レイテンシーです。

AAX DSPのプラグインはほとんどレイテンシーなく使うことができます。
(ギターのマルチエフェクターと同じ感じです)

対応する人気プラグインも多くあり、

  • - Plugin Allianceの主要なプラグイン
  • - Sonnoxの主要なプラグイン
  • - McDSPの主要なプラグイン

など、他にも多数のプラグインがAAX DSPで使用可能です。

UADはDAW上で立ち上げるとレイテンシーが発生します

UADシステムもほぼレイテンシーなしでプラグインの掛け録りが出来ますが、Apolloコンソール上で立ち上げたときのみとなっており、DAW上で立ち上げるとレイテンシーがある程度発生してしまいます。

Protools HDXシステムでしか実現できなかった機能がProTools | Carbonなら実現できます

内蔵DSPによる便利なシステムは、数年前まではProTools | HDXシステムという導入に数百万円かかるシステムでしか実現できませんでしたが、ProTools | Carbonの登場によって、より低価格で実現できるようになりました。

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担当 小杉

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