ピアニスト米津 真浩

東京音楽大学器楽専攻（ピアノ演奏家コース）に特待奨学生として入学し、2009年度にはティーチングアシスタントを務め、同大学大学院を首席で修了。日本学生支援機構の全額返済免除対象者にも選ばれる。大学院修了後は母校で非常勤助手として後進指導に携わり、その後、ローム・ミュージックファンデーション奨学生としてイタリア・イモラ音楽院に留学。
寺田栄子、高梨淳子、村上隆、弘中孝、L.マルガリウスに師事。その他にM.ラエカッリオ、P.ネルセシアン、S.ドレンスキーなどといった世界的な著名ピアニスト・教授陣の指導を受ける。
2007年には日本音楽コンクールピアノ部門第2位および岩谷賞（聴衆賞）を受賞。以後、国内外で多数のコンサートや主要オーケストラとの共演を重ね、プロのピアニストとして本格的な活動を展開。演奏活動に加え、雑誌記事執筆、テレビ出演、チャリティー活動や学校でのアウトリーチにも積極的に取り組んできた。
特に「銭湯のピアニスト」という独自企画では、実際に銭湯にピアノを持ち込み演奏する試みがメディアから注目を集める。また後進育成やコンクール審査、YouTubeなどSNSを活用したクラシック音楽の普及にも力を注いでいる。